あさだ2枚
あまーいお話だけ
宥と勁の日常が描かれてます
やることやってるのに、ちょっと腕が触れただけで赤くなる勁が可愛い宥
終始宥目線で進みますが、中盤ミニ勁も登場
ちゃんと成長してました
以前は2人はゲームをしながら会話さしてましたが、今回はシーソーにまたがりながら
それがすごく上手くて、気持ちの葛藤の描写には古典的なのに、一ノ瀬先生の美しい絵で表現されるとしっくり
ちょっとクス…
頸が人間らしく生きていく様がまざまざと描かれた下巻
ゆっくり宥のために、その一心で行動する頸は、その自分の行動の意味がわからないままただコマンドを選んで実行するだけ
ただ、その選び方がどんどん変わってきてるところが展開を加速させてるように思いました
宥に会いたい、それ以外を持たない頸が恐くもあり悲しくもあり愛しくもありました
ジムに戻ってからの頸が、本当に可愛くて好き
宥のた…
一読した後の感想は、ちょっと回り道かしらというのが率直なもの
私は、上中下巻と一気読みしたのですが下巻まで読むとこのお話の感じ方が変わりました
とにかく重たい
新興宗教なんて、勝手なイメージ先行しすぎるのでとっつきにくいはずなのに人の気持ちをえぐってきます
頸のお兄ちゃんも幸せになりたい、居場所が欲しいだけなんだと思うと、描かれてはいない先を想像すると辛い
宥が劇的に変化…
一ノ瀬先生の作品を読み直し中
この作品は、上中下巻だったので後回しにしてました
試し読みで、すごく惹かれて気になっていた作品です
とにかくキャラクターが魅力的
宥が保守的過ぎるくらい常識人であろうとする姿と、頸の生きていくことはゲームと同じと言いきり実際コマンドを選びながら生きていく姿は対照的なのにお互いに惹かれ合う
読んでいてそれがピッタリとくるのが心地良いのに、どこか不安にな…
一ノ瀬先生の脚本力の高さに唸らされました。絵もこんなに美麗な上に、ストーリーにもすごく惹き付けられて、もはや言うことありませんね。芝居に本気になれない渋川が、直向きなショータに感化されて変わっていく話かと思いきや、ページを捲るごとに渋川と彼の周りが囚われている過去が見えてきて、彼らの苦しみが胸の中に迫り来るんです。誰も悪くなかった、けれど誰かを責めずには、恨まずにはいられなかった、不毛だと分かっ…
短いんですけど、詰まってました
ほんとに、胸をえぐられるような描写
表情がほんとに切なくて、結城と柳澤の二人が対称的で良かった
前半では結城が自分は柳澤に釣り合わないことにとらわれる
一方で柳澤は自分の気持ちにただ素直に生きる道を選ぶ
この対称的な二人が、こんな短い中に凝縮されていることが本当にすごい
お互いの気持ちが痛いくらい伝わってきてほんとに繊細でかつ攻撃的なストーリーだ…