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夏目かつら 塔栄のりこ
まりあげは
ネタバレ
社交的でミスコンで優勝するほどの姉を持つ洋介と、その姉が友人以上恋人未満の距離感を保つふたりの男、銀行員の息子である黒髪メガネな壬紀彦と、家が喫茶店をしているバンドマンの佐伯とのお話です。 三角関係かと思いきや、そこへ洋介の姉も関わってきて、なかなかの昼ドラ並の局面を迎えます。 が、洋介は壬紀彦に憧れを抱き、好きで。 でも、洋介の両親は姉と壬紀彦が付き合ってほしいと考えている…
誰
タイトル買いしたんですが ラッキーなことにコミカライズ 探してるときにはなかなか見つからないのに新刊でコミカライズを引き当てたのは 調子いいぞ!←なんのやッ 小説は先祖の呪いか親の仇のおかげでもちろん読んではいないのであれなんですが 出だし 正月そうそうに図ったようにメガネが現れたのはなんでなんですか? なにしにきたの?正月の挨拶だけしにきたってことなんですか? しかも さっきい…
しなちくちく
小説のコミカライズとのことで、お二方とも初読み作家様です。「姉の恋人たちは姉ではなく俺を…」という帯に惹かれて読んでみました。電子で171ページ。以下少々ネタバレあります。 まず読みながら、なんとなくずっと違和感を感じまして…。特に洋介(受)と壬紀彦(攻)の関係が家族にバレた時、同性愛とはいえなんで別れさせられなきゃいけない??二人とも成人なのに?って思ったんですが…。 それから「ホモ」っ…
チル76
原作未読です だからかも知れないですが、余りにも話が飛び過ぎているような印象で…キャラの誰の感情も理解し切れずにただただページがどんどん進んで行くような感覚で読み終わってしまいました 作品の設定から生まれる雰囲気はすごくあるのに、ずっとこの作品の本来持っているであろうしっとりした雰囲気や、隠さなければならないような背徳感のような仄暗さを掴み切れずに読み終わってしまい、、、 読後はずっとい…
塔栄のりこ
碧雲
「凄い内容の小説を書く」と評判の作家。 実際に読んだのは、これが初めて。 「秘処」と書いて「ひしょ」と読む。 冒頭1巻から、鬼畜な変態社長の、あのてこのての攻め=SMプレイが始まる。 ドロドロと色々起きそうな予兆を感じる冒頭1巻。 好みじゃないので、沼の手前の1巻目で終わりにした。 山藍姫紫子さんは、女性の様な美貌の男性が凌辱される官能もの。 塔栄さんの場合は、似ていて違…
塔栄のりこ 小山宗祐
青衣
著者の商業出版物では、いちばん若い受けさんかと思います。その生い立ちや、剣道に打ち込む日々、将来のことなどを考え、思い悩み、大人に近づいていく、高三の一年を描く作品です。小さな地方都市に祖父母と暮らすかれの一人称なので、閉塞感がじっさいにも思考にもあって、言動を制約している重さで、鬱屈しているようすが、読み手に伝わってきます。 かれが瑞々しいこころとからだを明け渡してしまう、攻めさんも闊達な人で…
塔栄のりこ 三貝みさき
シリーズについて書きます。 塔栄さんの著書のうち初めて手にした作品で、懐かしい雰囲気を楽しんで読みました。いわゆるマカロニ・ウエスタンのほうの西部劇の匂いがする。酒、暴力、ろくでなしと、お約束の展開。 そのあと入手できる塔栄作品をひととおり、著者の作品のうちでこれを選んだハーレクインの担当者は、どこを評価したか考えながら読みました。筋らしきものがほかよりあるからかもしれないし、SMめくエロ…
続・続の分までまとめて書きます。そこまでで萌✕2と1のあいだくらい。 なかなかいまどきのBLにはないタイプのお話で、三島由紀夫が好きな方におすすめしたら怒られるかしら、まぁでも、そういうホモソーシャルな世界のエロです。 むかーしむかし、『小説June』などでそれ系の作品に胸くそ悪いと感じたことなど思い出すと、年をとって鈍くなったのか、不快感なく読みまして、妙な気もしますが、自分を遠く切り離して…
渋茶
2010~2012年刊行のR18同人誌より電子書籍化された作品。 作者の塔栄さんは2017年に他界されているが、HPによると遺作は電子書籍にて読めるようにしていく方針らしい。 それにしてもこれは…誰にも真似できない作風だわ… 総合商社の社長職にある鎧は、毎日数回は抜かないと身が保たないと豪語する程の異常な性欲の持ち主だ。 (*ちなみにこの会社は多角的企業っぽいが、役員は創業者一族で固め…
著者の『ライド・ガイ・ライド』のように、紙書籍化されたらずいぶん価格が下がるだろうと二の足を踏むこと十数ヶ月(笑)、これもある意味大人買いかと踏ん切りをつけたところで、やはり高価と感じないわけではありません。まぁ読める幸せと割り切ることにします。 内容は、あらすじが全てです。全八冊、付け加えるべきことは無し。 それがうますぎるので誘導的になっているが、“肉体調教”というくくりでは、『ライド…