Cielさんのレビュー一覧

恋する僕のヴァンパイア 小説

あすか  Ciel 

ヴァンパイアの花嫁3Pもの

作者既刊の3作と同じ世界観を持つ作品のヴァンパイアの花嫁もの。
それも両親亡き後辛い目に合っていた普通の人間の受けである聡莉が
ヴァンパイアの兄弟二人の伴侶となる3Pものでもあります。
それにヴァンパイアものだけど、シンデレラ要素も感じられる絶倫系。

聡莉の背景も、後に伴侶となる二人のヴァンパイア兄弟の背景もシリアスで、
コミカルとシリアスがバランスよく描かれていて、読みやすい後味の…

2

恋する僕のヴァンパイア 小説

あすか  Ciel 

孤独な受が家族を手に入れる

事故で両親を亡くした聡莉が出会った
美形のヴァンパイア兄弟・エルネーとアルベルト。
亡き父が世話になったという二人の親・ヨージェフに頼まれ、
聡莉は彼らの掟(和平の証として人とヴァンパイアが婚約)に協力する。
エルネーとアルベルト、どちらかを伴侶として選ばなければならない。
聡莉に執着する兄弟は、競って聡莉を襲い…。


コミカルでゆる~く進んでいくお話でした。
騙して強引に花嫁…

2

偏愛シンメトリー 小説

浅見茉莉  Ciel 

壊れている双子の愛

兄弟もので双子の禁忌、それも禁忌でも好きなら仕方内的なハッピーにもつれ込む
そんな内容とは違う、まさしく禁忌で精神面では破滅的な壊れた兄弟愛。
この作品を一応のハッピーと捕えるか、いずれまた起きるであろう悲劇と捕えるか、
読み手で変わってくるかもしれないと読みながら感じてしまう。

人間の精神構造は不思議で未知の世界、これ以上許容できない精神的負荷がかかると
防衛本能が発動するのか、人…

2

淫花~背徳の花嫁~ 小説

いとう由貴  Ciel 

無理

現在、公私共に多忙で、疲れ果てているので、とにかくエロくて、ラブいのが読みたいとBLに癒やしを求めているわたしに、友人が複数物が流行だと勧めてくれて読んだんですが、どうにもこうにも自分には萌えポイントが見つかりませんでした。

攻めの見分け、読み分けができなかったし、受けもラスト、開き直っちゃってて、微妙。
トンチキは好きだし、異国の秘教とかエロエロで良さそうなんですけどね。
どうにも乗り…

2

偏愛シンメトリー 小説

浅見茉莉  Ciel 

きみはぼく、ぼくはきみ

ガチ双子の禁忌モノで、意外にも直球勝負作品でした。
双子ゆえに元々二人は一つの存在、だから愛し合って当然なんだ、そこに理由はない。
ですので、後半リバーシブルで受け攻め逆転します。
同時に出たクロスノベルスの健気でハッピーな作品と反対側にある、ちょっとダークな作品で、今月は二種類を楽しむことが出来ました。

友人達を呼んであまりにドンチャン騒ぎをするので苦情が出て住んでるアパートを出なく…

5

俺サマ吸血鬼と同居中 小説

楠田雅紀  Ciel 

足りないような

何かもう1歩欲しいかな~とは思いますが、
人外の王道とも言えるものであり、
ついついホロっと涙してしまいました。
そんな自分にも、予想外です。

吸血鬼と人間の再会もの
大学生の啓太は、ひょんな運の悪いことに、
吸血鬼のアルノルトの下男として
世話係をさせられることになってしまって。という始まりです。

アルノルトは、傲慢で、俺サマな性格なのですが、
その中で、ちゃんと啓太の…

0

淫花~背徳の花嫁~ 小説

いとう由貴  Ciel 

POPに惹かれて

こちらのサイトで、4Pという文字とPOPの特典付きに惹かれて購入。

とても久々に小説を読みましたが、スーッと最後まで楽に読めました。
4Pの設定以外は、どこにでもある感じで、大富豪と庶民。国越え。エロエロ。

無理やりの中にも愛がある作品に萌えますが、この作品に関しては萌えには至りませんでした。

まず攻めが三人で、名前がカタカナで、イマイチ誰が誰だか途中まで把握できなかった。

3

嘘つき王子と花嫁候補 小説

真崎ひかる  Ciel 

現代ものファンタジー

植物学を学んでいる葉澄の姉の元に1通の招待状。
その国にある特殊な花を一目みたくて、姉に付き添いいざ出発です。
その付き添いの条件が女性限定なんですけどね…

どうしてもその花を見たい葉澄は女装してまでその国へ。
実はその招待状、その国の王子の花嫁候補となる人へと贈られていて
姉以外にも何人もの候補者が。

勿論2人は、そんなものに興味なんてないので
葉澄は花探し、姉はスケッチと…

1

アメジストの甘い誘惑 小説

宮本れん  Ciel 

運命の出会いでしょうね

王子様と日本に暮らす大学生とが日本で偶然出会い、一時の交流で互いに何かを
感じるものがあり、王子であるレオナルドから是非自国に遊びに来てほしいと言われ
学生でバックパッキングが趣味の暁は機会があればと約束する。

出会ったときは王子とはわからなかった暁、しかし話している間に王子と分かっても
暁の態度は変わらず、その分けへだたりの無い態度に好感を持つレオナルド。
ほんの1日の交流で互いに…

2

俺サマ吸血鬼と同居中 小説

楠田雅紀  Ciel 

お小言が多い吸血鬼

吸血鬼ものファンタジーで、再会ものでもありました。
子供の頃から不思議な光景を何度も思い出していた受け様、それは夢と言うにはかなり
はっきりしたもので、でも真実だとも思えないような出来事。
幼稚園くらいの年齢だった受け様はある日お城を見つけそこで鬼に危うく襲われそうに、
しかしその時、そのお城の王様が助けてくれたと言う現実ではありえない内容。

両親が共に事故で亡くなり同じ車に同乗して…

2
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