Cielさんのレビュー一覧

王様に捧げる千夜一夜 小説

安西リカ  Ciel 

優しい夜を貴方に

今回は賢王ながら子のいない王と後宮の下働きお話です。

後宮の下働きだった受様が攻様の心を掴むまでと
攻視点での続編後日談を収録。

受様は王宮の厨房で働く下働きでしたが
後宮で王である攻様の側仕えをしていた老人の
手助けをする"子供"として後宮の下働きとなります。

このマハヤーディ王国を統べる王である攻様は
見た目でも政治的手腕でも近隣諸国まで
名を馳…

8

「王様に捧げる千夜一夜」ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

二人一組の体操

本編後日談で、ナーイムに案内されたアーシェが、王宮書物庫で本を借りるお話。ちょっとくすっと笑っちゃうタイプのものでしたので、萌にしました。楽しい♡

++

ナーイムってアーシェを後宮で働いてってリクルートしたあの方。今回はアーシェに、「王の愛妾としてふさわしい教養を」って言われて、やってきました書物庫。なんでも名を刻んである札を置いておけば持ってかれれるんだよ、と札を借りたはいいものの・…

4

王様に捧げる千夜一夜 小説

安西リカ  Ciel 

王様♡

先生買い。アラブ大好き、そしてCiel先生の描かれた王様がめちゃカッコイイですもの、雑誌掲載時からウキウキで、再読でしたが、やっぱりウキウキ。圧倒的な何かは無かったので萌2寄りの萌にしました。雑誌掲載された本編180頁ほど+その続き60P弱+あとがき+Ciel先生のカット0.5P♡。元気天然ボーイがお好きな方でしたら是非是非。

厨房で下働きをしていたアーシェ。陽気なお喋りさんで、くるくるよー…

8

王様に捧げる千夜一夜 小説

安西リカ  Ciel 

優しいお話

作家様買いです。
挿絵もCielさんとのことで、発売前から発売を今か今かと楽しみにしていました(*´▽`*)

ラシードの後宮で下働きをしていたアーシェ。
ひょんなことからラシードと閨を共にすることになりー…。

このお話、登場人物がみんなとても優しいんですよね。
ラシードは王なので、お世継ぎのこともあり寵姫が7人いるんですね。
そうなると争い事があったりしそうなものですが
ここ…

5

王様に捧げる千夜一夜 小説

安西リカ  Ciel 

「物語」が繋ぐ物語

安西先生が綴るアラビアン・ロマンス面白かったです!

ズバリ!シンデレララブストーリー!
なお話で、ドキドキワクワクの連続です。

下働きのアーシェが後宮仕えになり、得意の物語をきっかけに王(ラシード)の寵愛を受け→ただ1人の愛妾になっていくストーリー。
これだけでも甘くて溺愛ものだと分かりますね。私の大好物のムフフ(*´ω`*)な作品。
安西先生の筆の魔法で、あまいアラビアンの世界…

6

王様に捧げる千夜一夜 小説

安西リカ  Ciel 

安西さんらしいほのぼのさと温かさに満ちた一冊。

作家買い。
作家買いですが、安西さん×Cielさんという豪華な組み合わせで、これは期待値も上がってしまうというもの。ということで、発売日を心待ちにしていました。





マハヤーディ王国、という国が舞台。
この国の国王・ラシード王は9歳の時に国王である父親を亡くし、以来国王として君臨してきた賢王だ。

そして、彼の王宮で厨房で働くアーシェ。
優しく働きものの彼は、ある日ラシ…

6

あやかし蝶と消えた初恋 小説

海野幸  Ciel 

好きなものへの執着がすごい


昆虫大好き大学生→くるもの拒まず変人ホイホイ爽やか大学生

昆虫が好きすぎて周囲から孤立気味の朝陽(受け)に声を掛けてくれた国吉(攻め)。
どんなに昆虫の蘊蓄を語っても嫌な顔せず付き合ってくれる国吉に凄い勢いで懐き、好きになってしまいます。
でも、国吉は博愛主義の来るもの拒まずなので、好きだと言っても流されてしまいます。
だから自分から会いに行かないとダメなので、ずっと追いかけていま…

1

運命と偽りの花嫁 小説

水川綺夜子  Ciel 

偽りではなく運命

オメガゆえに虐げられるアムリタが不憫。全ては父王が元凶、運命の番を求めやってきたイスラッドの王イルに対しても邪魔をし、どこまでもアムリタを苦しめる言動に腹が立った。ある意味呪いだな。
イルの大きな愛に包まれて、頭角を現すアムリタに喜ぶも、偽りの花嫁だと自分に言い聞かせる姿は悲しすぎた。幸せになるべきなのに。
思い悩むアムリタを苦しみながらも見守るイルも切なくて、2人の心理戦は手に汗握りました。…

3

愛に溺れるバンビーノ 小説

鳩かなこ  Ciel 

愛されている事に気付かずに

鳩かなこ先生の「帝都万華鏡」を先に読んでいる身としては、作風の違いに驚く。
現代ものであり外国ものという設定の違いが大きいのだろうけど、硬質な耽美さというものは感じず、非常にBLらしいというか。
読みやすさはあり。
だが、面白さは…?というとそこは……
というのは、私は個人的に本作の設定自体がもう好みじゃなくて。

母子家庭から母親が亡くなって施設に入っていた11才のみつき。
ある日…

2

軍神皇帝の寵花 小説

つばき深玲  Ciel 

始まりが…

読み返し。

最初、伶藍が健気で不憫で切ない気持ちになりながら読みました。
倫国の皇帝に関してはザマァな気持ちになりましたが
その後の伶藍は、最初汪凱に好き勝手されてしまって
汪凱もろくな人間じゃないな…と思うのですが
そこから段々と愛が芽生えていく二人。

終わり良ければ総て良しってやつで
溺愛モノが好きなので、段々と伶藍に執着していく汪凱は良かったけど、
でもやっぱり最初に…

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