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佐伊 Ciel
Lenny
ネタバレ
呪いを解いた代償に自身の命を削るソラ。 死を覚悟し全てを背負ったまま姿を消す彼を追って、 シゲンは過去を清算し命を懸けて辿り着く。 シゲンはひたすらソラを求め、ソラはシゲンを狂おしいほど愛する。 クライマックスに向かって怒涛の展開で心拍数上がります。 そして泣けます。 お互いを一途に求め合う姿と、呪いが文字となって身体に刻まれる幻想的な描写は、 この物語の美しさと痛みを象徴するシ…
水川綺夜子 Ciel
みざき
元奴隷の褐色攻め のワードだけでどうしようもなくわくわくとしてしまいます。 攻めから受けへの献身的で一途な想いが印象的な一冊でした。 愛し尽くし攻めであり、やや過保護攻めでもあり、一見すると頼もしい英雄のようで、受け以外のことはどうでも良いとすら思っていそうでもある。 嫉妬をしたり、からまわってしまったりと、ラムルートが関係する物事となると人間くさいところがちらほら見え隠れするミスラが魅…
いとう由貴 Ciel
にょろぬ
淫シリーズの全てのキャラカプのその後や、とある日の出来事などなどの番外編。 エロ神様の洗礼を受けた皆の日常を再度チラ見している感じです。皆元気にエロエロラブラブを神に奉納しまくる日々ですね。濃度濃いめの裏切らない突き抜けたエロスがふんだんに盛り込まれ、顔見知りどうしのカプが一緒に出てくるお話なんかは個人的に好きです。本編シリーズ読破済の私には、エロ盛りダブルでおかわり&特濃デザートといったところ…
犬飼のの Ciel
tomoち
大体のことは他の方が書かれているので割愛します。 この作家さん文章なども下品でなく好きなのですが、ちょっとよくわからないたころが多々ありました。 先代の代理として雨龍を推さなければいけないことはわかるのですが、それが何故嫁?肉体関係にならなければならないのか。 また、雨龍の執着はわかるのですが、何故桐也を殴るのか。 桐也への執着が愛なのか何なのかも分かりづらいし、桐也も何故雨龍にころっと轢…
碧蓮
冒頭はラムルートの聡明さや自尊心と、ミスラの謙虚さや誠実な忠誠心に魅せられました。 十二歳と十三歳という幼い二人がとても魅力的で、一気に作品世界に引き込まれました。 奴隷として扱われていたミスラですが、その立ち居振舞いや思考には、一定の教養を感じました。教養からくる謙虚さ。 ミスラを奴隷の立場から平和裏に救いだしてしまうラムの手腕には脱帽。たった十二歳なのに! その後の、ミスラの名付けの場…
てんてん
本品は『元奴隷の英雄は運命のオメガを救いたい』の コミコミスタジオ特典小冊子です。 本編後、ミスラの私物が次々なくなるお話です。 御簾らが初めて違和感に気づいたのは 愛用の革手袋がなくなった時でした。 防寒具としても馬の手綱を摩擦なく引くためにも 剣を強く握るためにも大事な日用品なのです。 うっかりどこかに落としたのかと思っていましたが 数日後にダルヴァ家にいた時に…
今回は異国で売られた奴隷少年と 商家の跡取息子のお話です。 受様に買い取られた攻様が英雄となり 戦によって傷ついた受様と幸せを掴むまで。 この世界には男女の他に 成長とともに現れる3つの性があります。 ほとんどは特徴のないベータで 普通の暮らしには支障がありませんが 極めて優秀な才能を発揮するアルファと 劣等とされるオメガに分化した者は激変します。 特に男性でも…
あかつき雨垂 Ciel
ちろこ
長尺の物語でしたが、時間が経つのも忘れて読み耽りました。 異世界転移で、オメガバースで、竜人が出てきて……と、BL小説ではお馴染みの設定がてんこ盛りのストーリーに、"よくある"物語だろうとタカをくくっていましたが、全くの見当違いでした。 "よくある"設定でも、中身はよくあるものになっていません。今まで読んだことのない事件と謎とバトルと、そして深い愛の物語でした。 種族の違い、第二性の違い…
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表紙のラムが可愛くて可愛くて。美しいイラストが素晴らしかったです。 ラムが奴隷だったミスラを助けて2人が街を駆け回るところがとっても印象的でした。街の様子やラムの賢さや明るさ、ミスラの絶対に知られてはいけない恋心。 2年の戦争の間にすっかり変わってしまったラム。 あんなに明るくて自信家で行動的だったのに。 色々あったから無理もないのですが。 ミスラもミスラだよ。もっと何度もラムに…
まふ17
もともと、好きな作家さんだということと、タイトルと表紙にもひかれて、よみましたが、とてもおもしろかったです。 タイトルから想像できるような内容です。 元奴隷の英雄と、没落したオメガの主従逆転オメガバースBLです。 ファンタジー色のつよいお話で、独特の世界観がひろがっている作品で、たのしくよむことができました。 よんでいて、せつなくなってしまうシーンや、ドキドキするシーンがお…