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95/150(合計:1499件)
一穂ミチ 竹美家らら
りりぃ130315
読み進めて最初の印象は、主人公の心の声(言葉)が今どきの若者すぎる、というか、よくこんなにもポンポンと粗雑な言葉が出てくるな!逆にすごいわ!と思ったのが第一印象。(笑) でも読み進めていくうちに、言葉遣いが悪く意地っ張りなツンデレだけど、仕事には真面目でとっても努力家な主人公(受)が愛しく思えました。 キャラクターのオンオフのように、ストーリーも恋愛のコミカルなシーンや仕事の緊迫したシーン…
一穂さんの作品の中では「雪よ林檎の~」や「ふったら~」がとても有名ですよね。自身も「ふったらどしゃぶり」を読んで一穂さんの虜になりました。でもこの作品を読むまでにはしばらく時間がかかりました。 というのも、「ふったら~」の和章(攻)があまり好きな人物像じゃなかったから。 でも、少し時間を置いてから読んだからでしょうか。 「ふったら~」よりも、こちらの作品のほうがハマってしまい、何度も何度…
雲絶間姫
ネタバレ
「きれいな国江田さんと、小汚い計。あなたはどちらを選びますか?」 前作で、小汚い計もひっくるめておまえの全部が好きだと言って、めでたく人気アナウンサー国江田計と結ばれた都築。その彼に今回、究極の選択が突きつけられます。彼はどちらを選ぶのか、というか、そもそもどちらかを選ぶことができるものなのか? こう書いてるだけで、都築の焦りと葛藤が伝わってくるようです。 前作から1年、順調に交際を…
はなとうめ
続きが出ると言うことで、前作を読み返してから臨みました。いや~楽しかったです、やはり安心して読めるし、ところどころのウケ様の心の声がとても好きです。内容としては木崎君があて馬になるかと思ってましたが・・・・ 私個人としては、宮川君のスピンオフ希望です。
あやちゅけ
前作の評価は「中立」。 一穂ミチさんは、私にとっては当たり外れのある作家さん。 さーて、どうしよう……と思いましたが、 前作の表紙と対になっているイラストが可愛くて、 ついボチッとしてしまいました。 ◆◆ ◆◆ ◆◆ 仕事の際は「完全無欠」の仮面をかぶり、 素に戻ると、いい加減な性格の計(受け)。 それをそっと見守る映像クリエイターの潮(攻め)。 そんなふた…
遠藤豆
イエスかノーか半分か、のスピンオフではなく続きということで待ちに待っていました! 前作(イエスかノーか半分か一巻)と、同人誌『なんにもいらない』が完成度高かったので続きどうかな~と少し不安もあったのですが、やっぱりおもしろい。 当たり前と言えば当たり前なんですが、同人誌は読んでいなくても大丈夫です。 さて本編ですが、付き合いだして一年の二人にあれこれハプニングが降りかかります。前作では竜…
高律
あの計と潮の続編がこんなに早く読めるとは・・・ 昨年出ている「イエスかノーか半分か」を未読の方は ぜひ読んでからこの2を読んでほしいです。 二重人格のような計と器のデカい潮の今の関係がどうして出来上がったのか それはやっぱり、当たり前だけど最初を読むとよくわかるから。 今の二人の間に流れる空気がとても心地よく感じます。 お互いをどれだけ必要として愛おしくて、なくてはならない存在で。…
いわわん
通販で届いた包みを開ける手間ももどかしいくらいに読みたくて読みたくて、自分の中のハードルとかなり上がった状態でしたが、もう本当にこれ以上はなんにもいらないって心底思いました。 読書にも好みがあって、自分の中のベストを探し求めて新しい作品を読むのですが、いや本当にこれ以上はなんにもいらないです。 内弁慶で両親と潮だけにしか自分を見せない計と、そんな計の幸せを願ってる三人の情景がキレイすぎて切なく…
ポッチ
作家買いです。まさかこの二人の続きの話が読めると思っていなかったので喜び勇んで購入しました。 くっついたあとの二人なので、初めの方はもうかなりの甘々な二人です。計の壁ドンの練習の件とか爆笑しました。軽口をたたき合いながらもお互いへの信頼と愛情がにじみ出てホンワカ~と話が進んでいくのですが。 計の出演する「ザ・ニュース」の裏番組に出演しているタレントの木崎が、計とちょっと因縁のあるタレン…
snowblack
あとがき、の、さらにその後。 波乱万丈だった(笑)計の休暇の最終日の日曜、 日がすっかり暮れ、月の位置が高くなる頃、 会社に行きたくねえとわめく元気も萎んだ計が あれこれ考えていると、仕事に没頭していた潮が上がってくる。 最後の晩餐〜サッポロ一番(塩)卵ネギ乗せ黒胡椒バター添え〜、 湯気の立つ土鍋から、二人で麺を手繰り合う。 十年、もっと前からこんな夜を過ごしていた気がする不…