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一穂ミチ 木下けい子
まりぽん812
ネタバレ
「オールトの雲」のスピンオフ。太陽の弟・大地(攻)と、流星の天文部の先輩・昴(受)のお話です。 大地はフリーター。女の子とふらふらとしたお付き合いを繰り返しています。昴は科学館の天文学芸員。背が低く童顔ですが、誠実で男気があり、仕事にひたむきに打ち込んでいます。 ひょんなことから大地は昴の職場でアルバイトすることになります。 対照的な二人が一緒に仕事をするうちに、互いの良いところを見…
一穂ミチ 梨とりこ
麗音
マッチングアプリから恋愛に発展のラブストーリーはありえそうな話です。 ♂×♂ではどうかと思いますが、多様性の時代の可能性としてありだとする社長の方針からマッチングの末男同士が運命の相手と紹介されるという、突拍子もないお話に初めからくすくす笑ってしまう展開でした。 ギャグでもないのにこんなに気持ちよく笑わせていただけるのはイエスかノーか以来です。 付き合うことになるのは、マッチングアプリの…
一穂ミチ 竹美家らら
東雲月虹
竜起となっちゃんが結ばれて まだ二週間程度しか経っていないっていうのがまた…。 あれこれ慣れてないなっちゃんの可愛さ!!かわゆさ!!! そして竜起のまるめこみ方がずるい。 上手すぎる、上級者だわーってすこぶる関心してしまいますww そんなんしたら拒めないに決まってる!って なっちゃんも観念しちゃうのはしょうがないよ。好きだから。 えっちの描写もまた毎度のことながらすんばらしい…。 …
なっちゃんがひたすらいじらしい…。 こういう、一生懸命なひとがうらやましいという気持ちもあります。 自分が仕事に対してやりがいを感じられなくなり、 必死になれたのは若い頃だけで誠実とは言えないからだと思いますが。 若さだけでどうにかなる情熱ではなくて、 盲信するほど尊敬できる人物、つまり栄ですが もしお払い箱にされたらどうするんだろうという未来の不安も込みで 決して安心できる環境には…
雲絶間姫
大好きなこのシリーズ、スピンオフの竜起・なっちゃん編にも続編出ました‼ しかも分厚い。本編「恋敵と虹彩」(前作で2人が結ばれた直後くらいからのお話)にくわえて、「恋敵」であるコタ視点の「departure」、さらにさらに計と潮の神カプも加わって4人で関西に遠征する「秘密と虹彩」まで‼ これで楽しくないはずがありません。 個人的には、最後の1編が断然好みでした。竜起、富久男を目指すの巻。富…
自分には珍しく電子書籍で読みました。イラスト、あとがき、ありました。 一穂さんの作品は、これまで私が知らなかった知識が盛り込まれていることが多く、それが物語の展開に絶妙に重ねられているので、読んでいて心が躍る気がします。 本作品は宇宙がモチーフになっています。 高校生の流星と太陽は10年来の幼馴染。母子二人で暮らし、ハーフで美しい容姿を持ちながら人づきあいが苦手で孤独な流星を、誰より…
富久男中継の打ち上げをしよう、と潮に誘われて、竜起となっちゃんはビールを手土産に訪問します。 潮と計が秘密の通路でつながったお隣さん同士になってからの話(「OFF AIR」収録の短編やSS「愛の夢」)には、潮の手料理がちょこちょこ出てきて、潮が手際よく作るそれらが、とても美味しそうなのです。 今回は、肉や魚介の串カツ、甘酢漬けのキャベツ、アメリカンドックが登場。温かい手作りの料理って、一緒…
ポッチ
『イエスかノーか半分か』シリーズのスピンオフの『横顔と虹彩 イエスかノーか半分か 番外篇』の2巻目。『イエスかノーか~』の計に横恋慕した後輩アナウンサー・竜起とADの深のお話。前作未読でも理解できないことはないと思いますが、やっぱりシリーズ前作を読まれていた方が、この作品の魅力にどっぷりと浸れる気がします。 一穂さんはシリアス路線のお話も書かれますが、『イエスかノーか~』シリーズはコミカル路…
ニーニ
やっぱりこのシリーズ好きだなぁ、改めて。 一穂さんも筆が乗ってる! 登場人物が自ら言葉を発して、動いてるような、読んでる私たちさえ実在し、スタジオのどこかで彼らを観ているような、ハッキリと映像が見える臨場感。 この感覚って、映像を想像できる小説ならではでしょうか。 このシリーズの好きなところは、恋愛だけじゃなくて、登場人物が皆なキチンと仕事して、仕事に悩んで成長していくところ。 お盆休み…
「イエス・ノー」シリーズの甘く幸せな絡みと、心の動きの瞬間を切り取るような繊細な描写がとても好きです。 テレビ局のスポーツアナウンサー・竜起とスタッフのなっちゃんは付き合いだしたばかり。二人が働くテレビ局に、竜起の幼馴染・小太郎が途中入社してきて、なっちゃんが面倒を見ることに。 仕事も人生も楽しんでいるように見えて、密かにすごく努力し、悔しい思いもしている竜起。 そんな竜起の内面に気…