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一穂ミチ 藤たまき
あかい
ネタバレ
いやいや、さすがの一穂さん、あっぱれ。 何もない海辺の街に、東京からふらっと旅行へきた宗清と、海の事故で意識不明の弟を2年間看病している泉。 2人が親しくなるにつれ、少しずつ明かされる事実。無関係に見えた糸が紡がれて…。 真実が明らかになったとき、あぁーといろいろ納得できました。 もちろん物語なので、いやいやそんな都合よく、という突っ込みもほんの少しありますが、そんなの問題…
一穂ミチ 竹美家らら
ふばば
うーん!と唸りました。 一穂先生。狙って書かれたのなら凄い。 なぜって、「恵小太郎」という人物を造形した所。この小太郎くん、皆川の事嫌いなんですよね。 皆川のこと毛嫌いする存在がいる、皆川は嫌われる要素がある、と作者様が認めてると取っていいのですよね… 私、皆川が嫌いなんです。 「竜起」とか下の名前で呼ぶのも親しげな空気出すので言いたくない、こんな奴呼び捨てでいいわ!と思ってるのであえて…
snowblack
「トイレと間違われたらどうしよう、このタイトル」と一穂先生(笑) B面という言い方は、アナログ世代にしか通じないけれど 「秘密と虹彩」の国江田さんバージョンですね。 竜起が参加した「富久男選び」のロケに同行した計、潮、なっちゃん。 2カップル計4人(注:国江田アナが4人ではありません)の珍道中。 すらりと格好良く完璧に仕事をこなす国江田アナが、 あんな時こんな時に何を考えていたのか…
一穂ミチ 青石ももこ
まりぽん812
一穂さんの新聞社シリーズ4作目。社会の巨悪に立ち向かったために、受けと攻めが長い年月にわたり引き離されてしまうところが、これまでの3作と大きく異なっています。恋よりも人としての正義を選ばなくてはならなかった二人。その葛藤に胸を揺さぶられました。 新聞社勤めの冬梧(攻)と製薬会社の社員・望(受)。 二人が知り合った場所が、証明写真ボックスというのは、ちょっとファンタジー過ぎない?と思いました…
麗音
スピンオフ 若手アナウンサーと製作会社ADの第二弾です。 今回もめっちゃ笑わせてもらいました。 読んだ後は心地よい爽快感です。 竜起と恵は、恋敵だけでなく人生におけるライバルのような関係に見えました。 無敵の総愛され人生を歩んできた竜起の近くで、一方的にライバル視してきたアメリカ帰りの恵。 恵がなっちゃんに横恋慕話というだけではなく、 恵の竜起への、なんだか気になる、目が離せない、…
のぞみ2611
人生初の小説でのBLということで友人にすすめられて拝読。 文章がとても読みやすくさくさく読めました。 計がパニックになり潮に助けを求めるシーンが一番好きです。 計だけが気づいてなくて、潮が計の正体に気づいたうえで隠れたメッセージを残している このシチュエーションがたまりません!!! 潮のまっすぐな性格も好きです。
一穂さんの職業ものが大好きで、本作品は新聞記者と速記者という組み合わせに大いに興味が湧いて読みました。新聞が好きだし、速記は昔、漫画雑誌に通信添削の広告が載っていたのを思い出しましたので。年代がわかってしまうかしら(笑)。 新聞記者の西口(攻)は、明朗快活だけれど、自分の器の小ささから妻と別れた過去が未だ傷になっている。国会速記者の名波碧(受)は、自分の仕事が時代の流れに消えゆくことを受け入…
おはるどん
まずカバーの国江田さんが美しくてさすが旭テレビの王子様☆涼やかで透明感満載の国江田さんを拝めただけでも猛暑の中の清涼剤です。 「秘密と虹彩」は明るくてスピード感があって最初から最後まで全く飽きさせない満腹大満足な作品なんですが、こちらの「c/w」とセットで読むと更に最高に楽しい!!デザートは別腹な感じでしょうか。 あの時の国江田さんはそんなこと考えてたんだ…といういろいろ腑に落ちる満足感はもち…
一穂ミチ 梨とりこ
もこ
AIが選ぶマッチングサービス。 まさに運命レベルの結果あらわれたのは男!? いや、無理ですから!!! ちょっとずつ絆されていつの間にか。 結果、意図的に生み出された運命だったとしても、 ある意味結果ちゃんと成立したのであればそれは運命と呼んでもいいのではないかとおもうのよね。 そもそも女の子とすら・・というのは置いといても ノンケで男となんてカケラも想定していなかったのにもかかわ…
marilyn
本編「イエスかノーか半分か」の番外編! ちょっと前にこのシリーズ読み始めて一気に虜に! なのでぜひこのシリーズ気になったら読んでください! お話のテンポも良いので楽しめる事請け合いです! 出てくるキャラクターみんなそれぞれ好きになるポイントがあったりで大好きなシリーズです! 今回の新キャラ小太郎のこじらせ具合も絶妙なさじ加減で、愛され度合いも最高です! そしてそしてやっぱり可愛いな…