一穂ミチさんのレビュー一覧

「メロウレイン~ふったらどしゃぶり~」コミコミスタジオ・オリジナル特典「甘い香り」 グッズ

ジェラシーの香り?

タイトルからは想像できない、ピリッとしたお話です。

会社の同期会の前日に整の家に泊まった一顕は、ゆっくりし過ぎて、家に戻る時間がなくなってしまいます。

シャワーを浴びる一顕に、嫌じゃなかったら使ってみて、と整が差し出したのは、新品のシャワージェル。同期の女性が、結婚祝いのお返しにくれたものなのですが、整はにおいが好きではありませんでした。

でも、それを使った一顕から漂うにおいは、…

4

イエスかノーか半分か 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

人気作なワケです

初のBL小説です。以前からBL小説デビューしたいな〜とは思っていましたが、ついつい読み慣れたコミックを優先させてしまい…
やっと手に取ることが出来ました。

まずは読みやすそうな人気作から…という動機で読むことにした本作ですが、
いや〜面白かったです!

小説は敷居が高そうで…と躊躇されてる方がいらっしゃいましたら、本当にオススメです。

最初はあまりに裏表のある国江田に、うわ〜二…

5

メロウレイン~ふったらどしゃぶり~ 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

二人だけの恋だから

体の関係から始まった一顕と整が、季節を積み重ねて、恋を育んでいく様子が描かれています。

初めてのお家ごはん、ささいな喧嘩、小さな嫉妬、バースデーサプライズ。楽しく微笑ましいです。
整が雨の日も一顕と一緒に外出を楽しむようになったり、一顕の爪が短く整えられるようになったり。二人の変化から恋が伝わってきます。

でも、過去の恋が消えるわけではなくて、ふとした時に思い出す痛みを、二人が心と体…

13

Dark Candy (表題作 「かいじゅうたちのいるところ」) 小説

一穂ミチ 

童話をからめて

「かいじゅうたちのいるところ」

美夏のお気に入り絵本の話。
『たべてやるからいかないで』の場面で、キャーと手足をばたつかせて喜ぶ妹に「何がそんなにツボなのか、引く」という志緒(笑)

「食う」という表現には、性的な意味合いが含まれることがあるよな、と考える先生。

ある日、志緒が寝ぼけて呟いた「おなかすいた」という欲望の言葉に…。

志緒が高校生の頃のお話なので、悶々の時代なら…

3

ノーモアベット 小説

一穂ミチ  二宮悦巳 

楽しい!

なんといっても色使いと表紙がひたすらに可愛い。
ディアプラスさんの表紙はどれも好きですが二宮さんの挿絵が最近すごく好き。
作品と合わせてオイシイ1冊でございますヽ(*´∀`*)ノ

お話し。
血のつながらない兄弟。
ギャンブラーで海外からほとんど帰ってこない父が突然連れてきた少年。
家族になり年月が経ち、弟は父と同じように海外に行くことが多くなり
心の距離が離れてしまった。
そん…

3

c/w 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

計を受け止められるのは、やっぱり潮だけ

竜起が一等を狙って参加した富久男選びの話「秘密と虹彩」を、計の視点で描いています。

竜起の個人的な思い付きが局の仕事に発展して、その中継をリポートすることになった計。
竜起に殺意を燃やし、なっちゃんにイラつき、二人と打ち解ける潮に腹を立て。毒舌全開のモノローグが、とにかく可笑しくて。本編と並べて読むと、竜起と全くかみ合っていないのが、さらに面白いです!

波乱の“富久男騒動”で、すっか…

2

メロウレイン~ふったらどしゃぶり~ 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

『ふったらどしゃぶり』の番外総集編

『ふったらどしゃぶり When it rains, it pours』の同人誌、ブログ掲載SS、特典、などをまとめて収録した「ふったらどしゃぶり」の番外総集編のような1冊です。

同人誌や特典は手に入れられなかったものもあるので、個人的にめっちゃ嬉しかった。

収録内容は、

・アフターレイン(『ふったらどしゃぶり When it rains, it pours』サイン会お土産小冊子)…

13

ふったらどしゃぶり~When it rains, it pours~完全版 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

涙腺崩壊

二人のそれぞれの生活が切なくって、涙出てきました(笑)
不倫とかちょっとドロドロしてるけど
お2人がかわいいんで和みます


何なんでしょうね
TL,NLとか男女ものってなんかどろどろしてるけど
BLになるとすごくさらさらするというか、、、

とにかくきれいなお話です!

2

雪よ林檎の香のごとく 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

とても好きです


一穂ミチ先生の作品では「イエスかノーか半分か」のシリーズが好きすぎて、他作品へ手を伸ばすを躊躇っていましたが、
今回は結果的にあたりでした!

「天国でも、地獄でも、真夜中のサービスエリアでも。」の一文に、
「イエスかノーか半分か」の根本を見たり…!とひとりはしゃいでおりました。


教師と生徒ものに起こりうる問題に(他の生徒の電話は聞かせない、一緒に居る時に仕事をしないとか)、…

4

片想いと恋文 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

素敵なお話

手紙にまつわるお話。
小2の美夏ちゃん。
女の子特有の可愛いおませさんだけど、しーちゃんのことが大好きなのは変わらない。
志緒の決断も、志緒に寄り添ってくれる桂先生も素敵。
そして、先生が見せた未来への不安と自己嫌悪。
「それでも好き」と言い切る志緒。

可愛くて、切なくて、ほっこりするお話でした。

最後の「届かないで」で、自分でもびっくりするほど号泣。

読む機会がないこ…

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