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renachi
ネタバレ
あとがきのその後。これがないと竜起はちょっとばかり酷い男のまま終わってしまうのでは……?部屋で竜起に放置された深が、職場の飲み会に出かけて行くお話。 前半は秘密の職場恋愛あるあるな、彼氏の恋愛過去遍歴を周囲から暴露される展開。竜起のキャラ通りというか、ぽいな~という内容で、聞いた深が飲み過ぎるのも既定路線。 そこから強引に連れ戻しに来る竜起の行動はベタだが、竜起がやるの⁉という驚きで意外性…
「ふったらどしゃぶり」の番外編『answered pray』。 友人の結婚式に出た一顕は、ビンゴでグラスを当てる。それは整がかつて好きだった和章が作ったもので……?という内容。 一顕視点で語られ、家で待つ整の元に持って帰って気付くかな、どうかな、と考えるのはもちろん、和章側の時の流れを感じ取って安心したり、いろんなところに思いを馳せる。 一顕は整の性格を把握し、行動予測が正確にできる…
一穂ミチ 竹美家らら
一穂ミチさんは名前隠して本文のみでも作家名を言い当てられる、数少ない作家だと思う。クセの強い独特の言い回しを抜きにしても、人物の浮き上がらせ方が上手い。描き方が一般とラノベ(BL含む)のいいとこ取りみたいな印象だった。 内容はとにかくテーマがすごい。女が出るだけで嫌悪するBL読者もいる中で、よくここまでファンタジー感を強めずに書いてあるなあと。 一顕は最初から最後までずっと悩み続けてい…
あさだ2枚
軒並みの神評価に萌評価のレビューですみません。あえて苦手なところを書いてみる。 1巻のレビューに書いたとおり、何度か読み返してるし久々にまた読み返したら面白いしで、この作品に対する謎の苦手意識はなんだったんだろうな?と思いながら3巻読み出したら、そうでした…この巻が苦手だったんだと思いだしました。だから3巻は読み返した記憶があまりないんだ。 啖呵で物事が解決する作品が苦手で。この相手に…
1巻より計の暴言レベルが落ち着いていて、自分にとってはまたより一層読みやすくなりました。 計の精神乱れっぷりに比べて、潮の安定感が素晴らしいです!こういう書き方は嫌いな方も多いのを承知で素直な感想ですが、計が女性だったら読んでられないんだろうな…と思ってしまう。泣いて癇癪起こして心の広い彼氏が受け止めてくれてっていう展開。 しっかりラブコメで、エッチシーンもしっかり。エッチシーンだけ計…
何度目かの再読です。 初読の時は正直この評判にしては…と思っていましたが、会社員が主役で現代が舞台の他の小説をいくつか読んだら、この作品が面白いことがわかりました。それまでは読んでいたのが所謂泣ける名作の類が多かったので、ラブコメの比較対象が少なかったのです。 どうもハマり切れないのは計の言葉遣いと、笑いのテンポが自分とずれてるからだと思いますが、これはもう相性の話です。 何度か再読…
麗音
久々に戻ってきたスタジオで神がかり的に活躍してしまった栄が周りから引かれたくらいで、次からは当たり障りのないようにするという展開が、なんだかずいぶん丸くなったような… あらすじを読んで、設楽の期待の応えなくてはという焦りもいやいやそんな可愛い性格じゃないんじゃないの?とは思いましたが、読んでみたら確かに彼の性格ゆえにというところかもしれないと思えるようになりました。 設楽さんにはこれからも…
性格は破綻しているけれど才能があってテレビプロデューサーとしては秀でた栄。 これまでのシリーズ中では良くも悪くも引っ掻き回したり焚きつけたりしていた彼の過去と現在です。 登場するたびに性格も人間性も最悪と思いつつも気になる人で不思議に思っていました。 そして、設楽とただならぬ過去がありそうななさそうな雰囲気が面白くていつか取り上げてほしいと思っていました。 栄は若いころからとんがって全…
mikihime
本当に大好きな作品です。 ただ、実はこの本が出た当初はそこまですきな作品ではありませんでした。 評価としては萌くらい。 まぁ、年上攻め&歳の差が好き。さらに言えば先生&生徒ものが好きだから…くらいだったんですが、何度か読み返すうちにじわじわとこの二人が好きになっていくんです。 そして、続きの(続きと言って差し支えないのでしょうか?番外編?)「林檎甘いか酸っぱいか」の赤.青が出版され…
一穂ミチ 金ひかる
甘食
一穂さんは作家買いしてるはずなのにこれはなぜか読み逃していました。最近は人気お仕事シリーズのスピンオフ作品などで大人キャラの話が多いけど、本来こういう一冊完結の青春物語もお上手な方です。行ったり来たりすれ違いで色々もどかしくもキラキラしたピュアラブストーリーでした。 2人の出会いは大学の入学式。人懐っこくて愛敬のある性格の受けの塁に対し、大人びて落ち着いた雰囲気の攻めの槙志。しかし槙志は意外…