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一穂ミチ 竹美家らら
ざくざくちゃん
ネタバレ
YESかNOか半分か番外編、アナウンサー竜起とADの新キャラ、深(なっちゃん)のお話です。 バラエティ番組「ゴーゴー」のADである深には陶酔している憧れのプロデューサー栄さんがいます。全てワンマン、人遣いも荒い栄さんで周りの不満もヘイトも集まっている中、深だけは常にその後ろを追いかけ彼が望む事を読み取り応えようとしています。栄の横顔さえ見れれば、この人の隣で彼を支えるADとして「ゴーゴー」を…
一穂ミチ 二宮悦巳
yukimom
アジアの雰囲気と日本のカジノ、この世界感、大変好みです。 危なそうでそこまで危険なこともなく。 と思いつつもラストのシーンは迫力あって本当に脚もっていくのかと、そういうエンドもあるかもとドキドキしました。そしてオチの部分、令輝の無機質なイメージの性格から月並みの愛情表現などないけれど、でも確かに絆のようなものがあり。このシーンは大変好きな部分です。 また、後半の追い込みは読んでいて面白くて、…
ぱるりろん
「メロウレイン」は「ふったらどしゃぶり」の同人誌等を集めた本。「イエスかノーか半分か」にとっての「OFF AIR」みたいな位置づけです。 その「メロウレイン」が、「ふったらどしゃぶり」のドラマ化を機に上下巻の文庫になりました。 上巻のレビューで「メロウレイン」の素晴らしさについて滔々と述べましたが、下巻の感想も似たようなことを繰り返すことになってしまうので、こちらでは下巻収録のうち思い入れのあ…
おぶもいもい
「ふったらどしゃぶり」「ナイトガーデン」の その後。 たくさんの短編集が楽しめる"完全版"の下巻。 一顕と整の幸せにあふれた日常、さらに上巻にはなかった和章と柊のお話も収録されていて 彼らのことが気になっていた私にとってはたまらないエピソードばかりでした。 山を出て生活は大きく変わり、これまでと時間の流れがまるで違う日々を過ごすふたりですが。 その中には変わらな…
ドラマ化を記念しての完全版。ということで、 本編後の彼らの日々を一気に読めて ありがたい気持ちでいっぱいです…! 「ふったらどしゃぶり」を読んでから、頭の中をずっと彼らに支配されている。 と言っても過言ではないくらい、色んなことを考えてしまっていました。 とてもヒリヒリしていて、痛くて切なくて、 同じ想いに辿り着くまでが遠くて…。 男とは?女とは?セックスとは?という答えはどこに…
「メロウレイン」は「ふったらどしゃぶり」の同人誌等を集めた本。「イエスかノーか半分か」にとっての「OFF AIR」みたいな位置づけです。 その「メロウレイン」が、「ふったらどしゃぶり」のドラマ化を機に文庫になりました。 ソフトカバーの「メロウレイン」は既読で、ほとんど同じ物とわかっていますが迷わず文庫を購入。 何度読んでもいいなあとしみじみ、一顕と整の生きる世界に浸り、幸せな気持ちになりまし…
冒頭から潮のもの悲しいプロローグから始まる3巻。その、何かを予感させるモヤッとした霧がかかった状態でのいつもの様子の潮と計のやり取り。そんなありふれた日常に突然出てきた計の選挙出馬話。出馬など有り得ないと完全否定する計ですが、実は計達の知りえぬ裏で秘密裏に動く人達がいて…!? 中盤まで、嫌〜〜〜〜な霧が晴れず。その霧が晴れ全てが明るみに出た瞬間、悪い予感ほど当たるんだよな…という気分になり、…
前作ではとても存在感がありながら、 どこまでいっても…というか 最後まで理解できなかった和章がメインのお話。 誰よりも優しく柔らかく整を包んでいるように見えて、果たして彼の温もりはそこにあるのか?と疑問に思ってしまうくらい、良くも悪くも『一定』だった印象の和章。 整を通して彼を見ていたからというのもあると思いますが… 整と離れた後の彼の暮らしを想像することはできず、ましてや他の誰かに…
少しずつ楽しみながら読みました。 一穂ミチ先生の作品は、後日談が読めるのが本当に好きです。 本編が重々しい部分があったので、根底にそこはかとない悲しさが流れているのですが、それでも、一顕と整が一緒に生きていく様子や普通に日常や生活して、過ごしていく様が読めるのが大変嬉しいです。 宝箱を開ける様に少しずつ楽しみ噛みしめながら読みました。 物語の始めにそれぞれ発表された時の思い出?のような一言…
和章のお話。柊という名前すごく良いですよね。 物語の主軸ととても絡んでいて、面白くてものすごく丁寧に読みました。 能面の様な和章が後半、ほぼ物語の終盤で彼の顔が綻び色々な表情を出すところがとにかく嬉しくて、ああ、幸せになれそうで良かった。 印象に残っているのは、先生が倒れてセリフを言うシーン。いつも凪の様に黙っていたけれどとても耐えていた、先生の気持ちを想像すると苦しくてやりきれない、そして…