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一穂ミチ yoco
jejejet
ネタバレ
もうすっごいとしか言いようがない 自分自身が親から邪険にされていた人間が読んだら、まぁ居心地悪くて…他を読んでいて信頼があるから読み進んだけれど、果菜子の母がもう…私にとっては果菜子母の人柄が1番しんどくて、なんでこんな、ぼんやりしてでもいい脇役がこんなに生きた人なのかと本当、すっごい 苑の父が一人になって、お金を取っておいたり自転車を大切にしたり、自分の寂しさから息子がいるという事実に縋…
一穂ミチ 竹美家らら
同棲で良かったなと、とりあえず本当そう思った かおりのビンタする図々しさと、頭撫でたりセクハラを躱すみたいに扱って一顕をなめてるところ絶妙だった かおりは本当同棲なんかしてバカだなって感じ セックスをしないで暮らせたら一番いいのにって思っちゃうのは理解できるんだ デートでするのは良いんだけど、生活には要らないんだよね、解る 一顕が好きで結婚して子供を持ちたかったのなら同棲はダメ 結…
3冊とも購入したけれど、一気に読むのは自分にはイマイチで、チビチビと日を置いて1つずつ読むのがちょうどよかった どうしても潮と二人の場面が多くなるから国江田さんのかっこいいとこが書かれない みんな知ってるの前提なんだけれど、でもやっぱりあっちがあってのこっちで、夜の場面が頻繁だとちょっとだけ物足りなく感じる どのお話も面白い もちろん面白いけど一気読みするのは勿体無いて感じ だから、いつ…
一穂ミチ 草間さかえ
ぱるりろん
付き合うまでの「さよなら一顆」と、後日談「またきて一過」の二本立て。分量的には一冊の3分の2と3分の1です。思いの外、表題作が短かった印象。 社会人同士のカップルなので楽しみにしていました。 ひょんなことから知り合いになる、勤め先も仕事内容もタイプ(性格)も異なる二人。 ノンケ同士であり、知り合って仲良くなって、友情が恋に発展する展開は唐突に感じ、BL展開だから仕方ないのかなとも思わせら…
一穂ミチ 梨とりこ
ゆ~
IAの判断は間違ってないけれど、そうじゃない時もある。一長一短だと分かりつつある今の世界にマッチしているテーマでまず惹き付けられます。 マッチングサービスだけでなく、VRでイベントに参加という話題もありメタバースを感じさせて2018年発売の本作ですが、2023年の今読んでも違和感がありません。 主人公たちの会社が多様性を重んじる近年の感覚にフィットしたサービス仕様になっていて好感です。 …
一穂ミチ 山田2丁目
本編「ひつじの鍵」と、続編の「ひつじの夢」の2本収録。双方同じくらいのページ数で、本の半分まで読んだら次の話のとびらページが来たので少し驚きました。 面白かったです。 羊は社長令息で豪邸に住み富裕層の学校に通う高校生なのですが、実際には、ついこの間までぼろアパートで母と二人で貧乏生活をしていた苦労人。母を亡くし、今は母の再婚相手と二人で暮らしています。優しい義父、くそったれの実父。貧乏生活…
BL小説をあまり読まないので、読むなら人気作品にしようと思って正解だった 本当は大人男性が可愛らしく描かれてるのあんまり好みではなく、もっとカッコいいので思い描けたら良かったなって思ったのだけれど、読み始めたらあんまり気にならなかった 二人共のこと気になっちゃってた潮は滑舌から同一人物だって気づいて、それで事情があるのかもって思える懐の深さに感心した 外面も家での姿もどっちも好きって全部…
一穂ミチ 穂波ゆきね
碧雲
冒頭は、高校の同窓会。 上司に言われて渋々出席した初鹿野。 初鹿野は、見た目も振舞も綺麗で、いつも中心に居る存在。 でも、人と関わりたがらない。 「点と線」にあったような瞬間に、対岸の壁に寄りかかっていたお洒落な装いの男と目が合う。 近づくと、手書きの名札に「夏目」と書いている。 初鹿野が知らない夏目は、初鹿野を良く知っていた。 二次会に行かず、夏目と「椿」という店に行き、初…
バリネコ大好き
高校教師(20代後半)桂 高校生(15歳)志緒の物語 志緒の目線で物語が進んでいくので読んでる私も不器用で尖がりまくっていた高校生にタイムスリップした気分で(実際はとっても大人なんですが…)読み進めていきました。 リアル大人な私からしたら先生も志緒も青春だなと、互いに不器用で弱さを隠しているつもりででも隠しきれてなくて…自分の気持ちを胡麻化すことすら出来なくて…。 でも真面目に障害物にぶつか…
「イエスかノーか半分か」本編の3冊目。再読しました。 番外編集である「OFF AIR」を1冊目から3冊目まで読んで、もう一度読みたくなったのは「おうちのありか」でした。 潮の実家の全容が明らかになり、囚われの潮を計が救い出すこの本。 初読のときにも大変感銘を受けたものでしたが、「OFF AIR」によって潮の両親のことや計の両親のことが分かった今、また新たな感慨を持って読むことができました。 …