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一穂ミチ 青石ももこ
sayayaya
今年の2月に友人を頼り、2週間ほど香港で暮らすように旅をしてきました。一束に案内された圭輔のように八達通(オクトパスカード)を使いバスに乗り銅鑼湾(コーズウェイベイ)から浅水湾(レパルス・ベイ)方面へ海を見に行ったり、2階建てトラム(路面電車)で湾仔(ワンツァイ)の街市に行き野菜やパンを買い料理し、半島飯店(ペニンシュラホテル)のアフタヌーンティー、茶餐廳(チャーツァンティン)の麺等々。本に描かれ…
一穂ミチ 三池ろむこ
イサヲ
ネタバレ
危険人物なお隣さん、実はサンが要に近づくために仕掛けてるんじゃ?と事件解決までずっと疑っていたもので、純粋に楽しめなかったという(笑) 勘ぐり過ぎな自分にがっかりです。 表紙の可愛さ加減にどこもそんなドス黒さはないですよね。反省です。 かなり重たい過去を抱えてしかも考え方はけっこう後ろ向き。高校時代には強い思い込みから自分に対してコンプレックスまで持ってしまって、まあとにかくウジウジ君の要で…
ユッキ
一穂作品は一年に一作品何故か強烈にツボります。まさにそれがこの作品。一束(受)もあまり好感持てるキャラではないし、(攻)圭輔も子供っぽいところがあり内面的に格好良いとは言い難いのですが綺麗事でななく、腑に落ちる感じが痛いけど気持ち良い感じでした。再会愛とかは割とよくある設定だけども、ずっと心中では慕い恋い焦がれて思い続けてきましたとかって場合に因ってはファンタジーがかかり過ぎて白けてしまう事もあり…
一穂ミチ 穂波ゆきね
ジェイ
二人とも、珍しい名字。 片喰が、同窓会でネームプレートを隠していた気持ちが分かります。早々ありふれていないものだから、名字を見たらピンときてしまいますもんね。 初鹿野は、男前で、はっきりと自己主張するタイプ。 酔った勢いで片喰と寝てしまった後も、「気持ち悪い」と嫌悪もあらわ。 確かに、ノンケだったらそういう反応よね。 しかし片喰は、外見的にはかなりかっこいい。中身はあまり変わっていないみ…
ひの
もうタイトルからして、素敵ですわ! 香港から日本に移り住んで来てただ淡々と灰色の毎日を過ごすだけの受けに、ひとつの色が飛び込んで来た。 それは見る間に回りを色付けて、気づけば回りは綺麗な色で輝いていた。 自分にこんな綺麗な色を教えてくれる年上の攻めのことを好きになるのには、そう時間はかからなくって、告白されてキスされてでもそのまま抱かれそうになり、自分のコンプレックスである身体を見られる…
東雲月虹
気遣いがさりげなく出来る素敵な人物を こんなにもサラッと書けてしまう一穂さん。 これだもの、一束も弓削を死ぬほど好きにもなるよって 納得しすぎるくらい納得できる、細かい描写。 弓削が高校の時付き合っていた彼女と別れた理由とか、 一束が佐伯と付き合うようになったきっかけ(?)の 「ハイヒールのシャンパン」も、ホンコンフラワーも とにかく上手い!!悶絶する!! 「ハイヒール…
一穂ミチ
一穂ミチさんの作品は商業誌であれば全部読んでいますけれど、 「街の灯ひとつ」が一番、本当に大好きです!! (「藍より甘く」も「is in you」も大好きですが) ええ、皆様の評価があまり芳しくないのはわかっています。 それでも、何度も文庫を読み、 更にこの「ONE LIFE」を読んで、 「これこそ私の理想のカプだー!!」と 胸中で叫んでおります。 (胸中だけでしか叫べないのが…
一穂ミチ 竹美家らら
satoki
根無し草の来生は知り合いにくっついて彼の実家のある田舎町にやってきた。 そこは都会暮らしの彼にとっては未知の世界とも言える場所。 昔からのお殿様が存在し、息子である若様はみんなから慕われる。 その良くできた若様、奏に懐かれうっとうしく思いながらもいつのまにかそんな毎日が楽しくなってきた来生だったが…… 城下町で現代の若様としてまっすぐに育った少年と、都会でふらふらと生活していたアウトサ…
しの
BL小説として読むと、本当にとてもとても面白かったです。 だけども、一穂作品と思うと、若干イマイチな気も…。 けど、「面白くなかった」でもないし、「物足りない」でもない。 なんだろう、この漠然とした不完全燃焼感……。表現しづらいなぁ…。 高校時代に関して言えば、間違いなく「神」作品! キュンキュンするし、あったかくも切なくもなるし、なによりすべてが綺麗。 不安定に揺れる高校生の気持…
黒根っこ
読んだらきっと、一穂さんファンになります。 すごく綿密で丁寧な文章で書かれているので、なんだかあまりBL臭がしません。 萌えという観点から見ると微妙ですが、読書を楽しむという観点から見れば余裕の「神」でした。 高校時代、好きだった先輩をうっかり突き放してしまった一束(受)。13年後、仕事の上司として先輩(攻)と再会して…。というお話。 昔あんなに痛い思い出があったのに、再会後、一束…