一穂ミチさんのレビュー一覧

雪よ林檎の香のごとく 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

何回も読み返しています

わたしの初・一穂作品で、作家買いするきっかけになりました。

登場人物が皆、潔く、特出して突飛でもなく(のちにスピンオフ?で登場する栫が唯一変かなとも思いますが)、日常にいるのでは?と思わされる人達なのにグイグイ引き込まれました。

そしてすっかり大人になり、勢いも焦りも消えたわたしにとってひじょうに眩しくキラキラした作品でした。
「ああ、そんな時代もあったな」と。
なので受けの志緒の…

8

はな咲く家路 小説

一穂ミチ  松本ミーコハウス 

じんわりと日常が

一穂ミチさんは作家買いしていて、大大大好きなのですが、この本は表紙があまりにあまりな感じでしたので(レーターさんのファンの方すみませんf^_^;)購入後積んでありました。

でも腹を括って(?)読み始めると、ジワジワとくる世界観が…
やっぱり一穂さんの本なんだなと、安心しました。

突然の親同士の再婚で義兄弟となったふたり。
もう再婚でギャアギャア騒ぐ年齢でもなく、ふたりの部屋は襖を挟…

4

ふったらどしゃぶり When it rains, it pours 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

読み応えバツグン

こころの描写がとても丁寧なお話でした。

二人の出会いは一通の間違いメール。
そこからお互いの誰にも言えない悩みを分かち合うメル友になり、それが職場の同僚だとわかり現実でも距離が近付き…。

とにかく心理描写がとても丁寧な作家さんなんだな、というのが第一印象でした。
少し分厚目の文庫本で、それに見合う丁寧でリアルな心理描写に、大当たりだ!と読んでる間中幸せいっぱいでした。笑

お互…

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ふったらどしゃぶり When it rains, it pours 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

どうしようもない寂しさを味わいたい時はぜひ

元々、一穂ミチ先生の話は個人的に合わず
なんだか苦手なんだよなぁ…と思っていたのですが

(『雪よ林檎の~』『is in you』『オールトの雲』など読んだことがありましたが すみません…)

これはとても好きです。傑作。

「ヒトにとって セックスとは?」
を問うような切り口で、ふわふわしたファンタジーでは無く、リアルで生々しい社会人の悩みを描いていらっしゃいます。

あまり…

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皆さんそれなりにお幸せなようで

記念誌的番外編詰め合わせ本のお約束通り、どの作品もその後のふたりの甘あま生活のお話です。
収録されているのは、結構以前に発行されたものから、割と最近発行の物まで15編。
そのうち既読の作品は6本でした。
既読作品でも、結構古めの物が多い感じ。
っていうか、
「あれ?この本ってそんなに以前にでたんだっけ?」
的な、
なんだか、月日の経つのが早いなぁってしみじみしちゃう。
既読作品だと…

3

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結ばれてもなお、心配は尽きない

一穂ミチさんのみ既読でしたので、大変申し訳ございませんが
『シュガーギルド』番外編のみのレビューとさせていただきます。
(お目当てだったものでw)


『sugar and spice』
達生の部屋で寛ぎながら、何気なく車買おうかな、と和がもらした一言で
思わぬ冷戦状態になる二人。
自分の車ってやっぱりいいなと言う和に対して
「原油は上がってるし、維持費もかかる。寮には駐車場…

5

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一顕はいいお婿さんになったと思います~☆彡

読めば読むほど一顕は良い旦那さんになっただろうなと思います。
ちょっとしたプレゼントをしようって考えたり。
こういうの思いつくタイプの人って、ノンケとしてはいい男だと思いますよ~。
ほんっと結婚向きだと思います。
温かい家庭で子供は2・3人とか、そんな感じです。
独り身だったらお仲人さんしちゃうわよ!
かおりは惜しい人を逃しましたね~。
こんなに愛し慈しんでくれる人、逃したんですから…

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ふったらどしゃぶり When it rains, it pours 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

やさしさにつつまれた孤独を癒す方法

セックスレスカップル『一顕×かおり』、同居しているのに一線を越せない・越したい『和章×整』の2組のカップルが出てくるお話でした。
まず全体的にフェミニンな一冊~という印象でした。そして一顕と和章が可哀想だったなーと思いました。

一顕って本当はセックスしたいだけじゃないですよね。
彼が一番求めていたのは「本音で話し合える関係」じゃないかな、と思いました。
セックスレスだけが問題の本質じゃ…

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ふったらどしゃぶり When it rains, it pours 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

刹那的で美しい人間の営み

詩情豊かな文章で、セックスと人間関係という生々しいテーマに切り込んだた意欲作だと思います。

本書には二組のカップルが登場します。
◆一顕&かおり
同棲中の男女カプ。1年ほどセックスレス。
◆整&和章
同居する友人同士。
整は和章が好きでセックスがしたい。
和彰は整を抱くことはできないが、整が大事で一緒に暮らすことを望む。


好きな人とできない。
肩にかかる小雨にのように…

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ふったらどしゃぶり When it rains, it pours 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

手に取らずにいられない表紙

表紙がいいな、と思いました。
頭を下に向け、整(受け)の顔を見ないまま
ビニール傘を、差し出している一顕(攻め)。

一方の整は、一顕に顔を向けるものの、
こちらも、その視線は微妙に逸らされています。

ほんの少しの勇気で
キスを交わせる距離でありながら
雨の中たたずむ不器用な二人の構図。

コンビニで買った安っぽい傘というのがまた良い。
本編の雰囲気が上手く表現されていて…

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