一穂ミチさんのレビュー一覧

Don't touch me 小説

一穂ミチ  高久尚子 

No Title


潔癖症の園田くんとある合コンの席で出会った長谷川くん。長谷川くんはある職業についていて……というお話。

長谷川くんのような仕事は必ず必要な仕事なんだけどこの仕事のために色々と苦労もしてきている彼。園田くんの潔癖症になった原因もあることが原因なのかなぁと思うけれどかなりの潔癖さで今までの恋人にもそれが原因で別れを告げられている。

そんな2人がなぜだか距離を詰めて恋仲に発展していくのが…

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イエスかノーか半分か 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

新しい扉を開いたら即沼に落ちました♡

小説にご縁はないだろうと思っていた自分ですが
この作品を教えていただいた方に、
書いてくださった先生に、感謝しかありません。
本当に出会えてよかったです。

小説のレビューを書くのは初めてなので大変緊張します。

作画を追って浸れる漫画と違って
文字、言葉、表現が脳に流れ込んで再現されるまでの時間がかかり
先生の美しい言葉をじっくり浸りながら読み進めるので
読書時間がグーーーっ…

1

メロウレイン 完全版 下 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

ナイトガーデン好き歓喜~!!

昔のメロウレインは持っていて、めっちゃ重複するだろうな(実際した)と思いながら、もはや投銭的な感じで上下ともに買ってやりました 笑
メインのふったらどしゃぶりよりスピンオフのナイトガーデンが好きなので、ナイトガーデンの番外編が読めるなんて!!と歓喜しておりましたが、ナイトガーデン関連は下巻にのみ収録で、期待していたほどボリュームも無い、、かな??私の期待値が高すぎたのかも??
とはいえ、和章×…

5

雪よ林檎の香のごとく 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

No Title

ずっと読みたいと思って、いまさらですが休み中に読破。
商業デビュー作品。とにかくめちゃくちゃ面白かったです。
一穂ミチ先生の文体が自分には合うようで、とにかく読みやすくて、すらすらと頭に文章が入ってくるし、読んでいてイメージもわいて読み進めるうちにもっともっと読みたいと思ってしまいます。
学校生活で不幸な出来事でも起こるようなら嫌だなぁと思っていたらそんなこともなく、順調に?卒業へと。
印…

1

メロウレイン 完全版 下 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

読めば読むほど先の景色を望んでしまう期待感

下巻も引き続き、一顕と整の日常のストーリーがたっぷりの豪華仕様です。
しかし、すごいですね。上巻も合わせると、2人のエピソードがこんなにもあるのかと、贅沢な詰め合わせにキャッホーしていますヽ(´▽`)/


下巻は『ナイトガーデン』の和章と柊のエピソードも多く収録されておりまして、ナイトガーデン組の存在感の大きさも見どころ。和章と柊の恋人編…というか同棲編ですかね、アフターストーリーが充実…

9

メロウレイン 完全版 上 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

日記のような。ラブレターのような。

『メロウレイン完全版』が発売されるのに合わせて、ここ2〜3日の間で『ふったらどしゃぶり~When it rains, it pours』と『ナイトガーデン 』を読んできました。

このシリーズ作品の存在はドラマ化のニュースきっかけでついぞ最近知ったばかり。10年以上…このメロウレインに関して言えば6年半くらい…前の作品だと聞いて、BL界で長く愛されてきた作品なのだなとしみじみ感じております。

4

ナイトガーデン 完全版 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

この男はこんな風に人を愛することができたのか

『ふったらどしゃぶり』に登場していた整の同居人・和章のスピンオフ。

正直、この男はずっと整を想いながらフリーでいそうな雰囲気があったので、このスピンオフは意外でした。
やっぱり、この男はちょっと変わってて、独特の感性の持ち主。これは誰かと共に生きていくキャラじゃないな…と思っていたところからの、ロマンスの香りが……。
恩師の孫・柊とのBL展開はやはり一筋縄ではいかない様相でしたが、この男…

2

ふったらどしゃぶり~When it rains, it pours~完全版 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

センシティブな問題に絡むストーリー展開が神レベル

登場人物たちの行動1つ1つや心情描写、セリフ、会話の掛け合いに至るまで引き込まれる世界観は圧巻。
日常の現代物ですが、気持ちを激しく掻き立てられる物語の情景にただただ魅入られました。


セックスレス、セックス拒否。
昨今取り沙汰されているこの重苦しいテーマを、BLに絡めてどんどんストーリーを展開していくストーリーで、好きな人と身体を重ねられないもどかしさ、苦しみのシーン展開がとにかく巧…

2

ぼくのスター 小説

一穂ミチ  コウキ。 

爽やか

高校生の爽やかさが良いです。
物語の運び方がすごく自然で上手くて、ゆっくりゆっくりと最後に核心があらわれていく、簡単に種明かしはされなくて、薄っすらと気づけるけれど、どうかな、と思いながら読みました。
最終的に突出した嫌なヤツはいないけれど、じわりじわりとリアルさが感じられる人を傷つける行為が表現されていて、そこはやはり胸が痛みます。
芹沢の友人がまた魅力的で、そこも良いです。
このまま最…

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ひつじの鍵 小説

一穂ミチ  山田2丁目 

癒されます

かなりテンポよく物語が進みます。
ギャップ萌えもあり、一色がかっこいい。羊もかわいい。そしてエロかった!
最初のぼんやりとした周りのことが徐々に明らかになっていく様やそれに伴う羊の心の様子とかが分かってくるところが、さすが一穂ミチ先生、という感じでほろほろ泣かされました。
羊の名前の由来が、酔っぱらって実の父親がさんずい書き忘れて届出たエピソードとかグッときてしまう。さらっと書かれてるけれど…

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