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10/24(合計:231件)
楠田雅紀 金井桂
甘食
ネタバレ
平安時代ですが、小難しい設定は無し。攻めは帝になる第一順位の皇子。しかしある理由から都から遠ざけられ不遇の日々を送っていた。しかし孤独な幼年時代に現れたのは4つ年上で聡明な美童の受け(左大臣息子)だった。 というプロローグで物語は始まり、20歳と24歳の青年に成長した2人がこの話の主人公。狼の耳と尻尾を持つ攻め。妖怪的なのではなく、神の力を授けられてそういう容貌になったという感じなので同じ姿…
楠田雅紀 夏河シオリ
ふばば
ミステリとしてもとてもいい!というレビューに後押しされて読んだのですが… ほんとにごめんなさい。 BLだから許せるという感想しか湧いてこない。 美しいリゾート地、通信が隔絶されて密室的になった島で、次々人が死んでいく… 主人公は姉が何か自殺なのか事故なのか、それとも殺人なのか、という状況で亡くなっている青年で。 他の体験ツアーの客たちは、まぁ〜癖の強いイヤなヤツばかり。 そんなわざとら…
kurinn
本編後なので敦誉は幸紀に遠慮が無くなって、かなりの策士になっているような気がします。 相変わらず幸紀は鈍感のようです。でも敦誉は幸紀の気持ちを知ってるし信じているので、以前のように拗れる事が無いようです。幸紀にちょっと意地悪をして自分が聞きたかった言葉を引き出して、しまいには昼から幸紀におねだりさせていました。 敦誉は策士ですね。 本編では幸紀の頭が固くて苛つく事も多かったですが、小…
てんてん
本品は『狼皇子の片恋い積もりて』のコミコミ特典小冊子です。 本編後、敦誉の立太子礼を半年後に控えた秋の出来事です。 立太子礼まであと半年となった秋。 亡くなった中宮や東宮の喪が明けきっていない事もあり、公の行事は 簡素なものとされていましたが、それでも疫病が猛威をふるっていた 先年と比べれば人火度の表情は明るく、空気は華やいでいます。 敦誉と幸紀は相変わらず菊見の宴だ、…
今回は狼の耳と尻尾を持って生まれて雛に追いやられた親王と 左大臣の正妻に疎まれている優秀な二の君のお話です。 東宮の死で宮中に戻った攻様が政争に巻きこまれながらも受様を離さず 未来の帝の道に辿り着くまで。 攻様は帝の皇子ながらも狼の耳と尻尾を持って生まれます。その姿ゆえに 都から遠く離れた比叡の山で育ちます。攻様自身はここでの暮らしに何の 不満も無いようですが、9才で攻様の側…
「海辺のリゾートで殺人を」を読んでからちょっとしか経っていないのですが、今回も最後に怒涛のように解決して敦誉に狼耳や尻尾がある謎解きがありました。 神にしたいところだったんですが、受けの幸紀が好きになれずに萌2でした。 まずあまりにも鈍感なのと頭が固いので、途中まで敦誉が可哀想で気の毒でしょうがありませんでした。 敦誉の想いを拒絶した後に宿下りを申し付けられた時には、まさかの受けザマァが…
夏蜜柑◯
ミステリBLとしては大成功だし意外な展開と真相、結末でした。 しかし私はちょっと引っかかりました… ネタバレありのレビューですが極力ネタバレしないようにふんわり書きますが… 罪を犯した者には正しい方法じゃなくても裁きを与えるのは物語上ではアリだと思っています。そんな過去に罪を犯した人は簡単には改心しないと思うんですよね…長年生きてきてその人になっているわけですからそんなに簡単には変われな…
ぷれぱーる
典雅な平安もの+ケモ耳という異色のコラボ作品です。 一途な攻め×鈍ちんな受けの焦れ恋で、恋心に全く気付いて貰えない攻めのため息の数(笑) 幸紀が支える親王・敦誉には狼の耳と尻尾があり、凶兆として疎まれ、京から遠く離れた山で暮らしていました。 訳あって敦誉が上洛することになり喜ぶ幸紀に対し、敦誉は不満顔でーー… 長きに及ぶ片思いに全く気付かれない敦誉に、事あるごとに姫との恋をすす…
ぴれーね
こちら、平安時代を舞台とした宮廷ものになります。 狼の耳と尻尾を持って生まれた事から、鄙に置かれて育った親王・敦誉。 左大臣家二の君である幸紀ですが、そんな彼に幼い頃から仕え、まるで兄のように愛情を注いできたんですね。 そんなある日、都を襲った疫病により、敦誉の兄皇子達が皆亡くなるという事態に。 そこで、残された唯一の皇子として、敦誉は御所に呼び戻されますがー・・・と言うものです。 …
タイトルで敬遠してたんですが、評価が高くて気になってたので読んでみました。 結果とても面白かったです。詳しくは他の方がレビューされていたので感想を。 まず冒頭の阿久津の意味深な電話のやり取りから怪しい人物かと思っていました。しかし怪しい人や問題有りの人物多数で、かなり惑わされてしまいました。 思わせぶりな阿久津のセリフから、電話の相手が犯人ではと思ったり。 でも最後の最後に思わ…