楠田雅紀さんのレビュー一覧

ご主人さまと謎解きを 小説

楠田雅紀  みずかねりょう 

二人の謎解きの経緯を楽しみたい

広義の意味でのミステリー。殺人事件は起こっても、刑事とのやりとりがゆるふわで、シリアスな印象はない。試し読みでは見えないが、購入すると2ページ目の口絵でいきなりネタバレ。
謎そのものよりも、二人で謎を解いていく経緯を楽しむ作品かな。

歩夢はそれなりに苦労の見える生い立ちながら、用心深さはなく、素直で前向き。こんなに騙されやすそうなのに、一人で生きていけるのかと心配にはなるものの、好感度は高…

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海辺のリゾートで殺人を 小説

楠田雅紀  夏河シオリ 

バランスの良いミステリーBL

Kindle Unlimitedにて読了。
ミステリーとBL要素がバランス良く、とても面白かった!
ネタバレなしに読むのがおすすめ。

おとなしい内気なタイプの受けがあまり好みでないので、最初は進みが悪かったのですが、コミュ強の攻めにも助けられw徐々にお話の世界へ…。
ライトミステリーではありますが、真実の背景は切なく悲しく考えさせられました。終盤にはご都合主義な面もありますが、全体的に…

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Brave ―炎と闘う者たち― 小説

楠田雅紀  小山田あみ 

年下攻めの見守り系執着愛

男らしさ溢れる小山田先生の表紙に惹かれて!中の挿絵も素敵です!

アメリカの消防士のお話。
とにかく攻めが子供の頃から一途で………作中何回か振られちゃうのですが、貫き通しましたね。おま、実ってよかったなぁ……ととにかく攻めの頑張りを労いたくなったので、評価一段階上げました。
(年下ワンコみがあまり得意でないので自分の萌えには繋がらず…)

全体的に、アメリカの世界観、ハイスクールや消防…

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幼なじみの彼がアイドルになりまして 小説

楠田雅紀  楢島さち 

完璧で完璧じゃないアイドルさま

楠田先生の約2年ぶりの新刊!そしてアイドルもの!
しばらく執筆活動をお休みされていたとのことで、久しぶりに先生の作品が読めてうれしいです。
おかえりなさい!お待ちしていました!

アイドルものを書かれているイメージがなかったので、どんなお話なのかなとすごく楽しみだったんです。
業界・幼馴染設定のおいしいところを少しずつつまめて、なおかつもどかしさいっぱいの長く焦ったい両片想いの恋模様が楽…

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あの日、あの場所、あの時間へ! 小説

楠田雅紀  サマミヤアカザ 

カプ間違いにより……

あらすじをすっかり忘れた頃に読んで、
冒頭の展開から幼馴染が長年の2人の夢に向かっていく青春&執着ものと勘違いしてしまったのが敗因。
あれ??ハイパー執着鬼畜攻め様は??身勝手な気持ちに苦しむ受けちゃん……どうなるのどうなるの~堕ちるの?改心なの?
ゲスい攻めっぷり見せてくれよ!
とワクワクしていたので、本当の攻めは別なことがしばらく受け入れられれませんでした。
いくら中学生とはいえ、登…

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俺の許可なく恋するな 小説

楠田雅紀  乃一ミクロ 

敬語攻めの執着……いい…

いや〜、ねっとりした敬語攻めの執着っていいですね。。
なんだか新しい性癖を掘り起こされた感じがします。

もう犯罪級(というか犯罪)のことをしてしまってるんだけど、
敬語なのと、妙に素直なところがあるのとで、なーんか憎めないんですよね……恒星。

恐怖を感じて家を出る広夢に「来るなよ…いいか、動くなよ」と言われれば、
足は決して動かさずに上半身だけひねって広夢に手を伸ばす。健気っ…!…

1

Brave ―炎と闘う者たち― 小説

楠田雅紀  小山田あみ 

消防士~

小山田先生の麗しいがっつり消防士な表紙に惹かれてずっと気になってました。
お仕事もの&バディもの大好き!!!
なのですが、念じるだけで手のひらから炎を放射できる発火能力…超能力もの?ファンタジーなのかなぁと躊躇していたらkindleアンリミテッドに!!(期間限定かもです)

ゴリゴリに消防士をしてました!!
しかも日本ではあまりない(?)山林専門の部隊!!
自分のトラウマと立ち向かい、…

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海辺のリゾートで殺人を 小説

楠田雅紀  夏河シオリ 

何を、言っても

ネタバレになりそうで…
だいぶ積んでおいたのをようやく読んだのだけれども、面白かった。BL✕ミステリーありだなと思った。

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シャレード文庫25周年記念小冊子 グッズ

らごらごが好きすぎる

シャレード文庫さん25周年記念に出された小冊子。
総勢17名の先生方が、ご自身の作品の後日談等を6Pぐらいずつ書かれているものになります。以下コメント。
3と17が好き!17、神!!!!!!

1.葵居ゆゆ先生 運命のベータはアルファの溺愛に咲く
 アレクシスが明希の羽づくろいをしてあげるお話

2.稲月しん先生 ヤクザから貞操をしつこく狙われています
 柏木の誕生日をヒロが祝おう…

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棘だらけの求愛 小説

楠田雅紀  みずかねりょう 

仮タイトルは「こじらせた男」らしい

八年越しの片思いをこじらせた攻めと、毒母親に縛られ無自覚に抑圧され続けている受けのお話。ところどころに挟まれる高校時代のエピソードがとても好き。特に春一視点で見る高一の洋介は可愛くて、きゅんとできて良かった。

仕事で偶然再会した二人は、立場が完全に逆転している。洋介は仕事に私情を持ち込み公私混同甚だしく、春一に迫るために手段を選ばない。
春一は自己保身のために受け入れ、そのたびに何度も母親…

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