海野幸さんのレビュー一覧

初恋の神様 コミコミスタジオオリジナル特典書き下ろし小冊子 グッズ

環、初めてエリオの家に招かれる・・・

本編後のお話になっています。
本編で、エリオの家に遊びに行ってみたい・・・と言っていた環。
そして初めてエリオの家に招かれる事になった環。
でも、本編の後半で明らかになったように、エリオはとりわけ環に対して後ろめたさやかわいらしい劣等感があり、番外編でも割とそのあたりがクローズアップされています。エリオの当初のイメージとのギャップが、個人的には結構萌えツボです。しかも、今、エリオは珠美の影響…

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初恋の神様 小説

海野幸  金ひかる 

設定はとても面白いのだけれど

神父さま×神主さんのCPというのと、金さんの可愛らしい表紙につられ購入してみました。

神社の跡取り息子で、神主の環(受け)。
彼は中学生のころから同じ男性が出てくる夢を何度も見ているのですが、彼が誰なのかわからない。その夢を見始めるのと時期を同じくして自分が男性しか恋愛対象として見れない質だと気づくのですが、神社の跡取り息子ということもあってカミングアウトできずにいます。
そんな折、神社…

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ビューティー&ゴースト 小説

海野幸  いさか十五郎 

趣味が「怪談」の受け

1冊すべて表題作。清司(受け)視点です。

作中で語られる清司の怪談にぞっとしていたのですが、実はもっともらしく語っていても幽霊等を信じていないというのが面白かったですね。
夜読んだので、屋上の少女の話にぞっとしたのですが、見間違えだろうという清司の感想が、ビビリの自分にはありがたかったです(笑)

清司が怪談に自分をなぞらえて語る場面は、社会人として胸にぐっとくるところがあって、ほろり…

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初恋の神様 小説

海野幸  金ひかる 

禁断かとおもいきや・・・

海野先生の本は幼なじみ物がツボで、ちょこちょこ読んでいます。

さて、今作・・・神主と神父の恋・・・だなんて、なんだか禁断そうな香りが漂いますが、実際には結構ほのぼのした、ちょっぴりファンタジックな雰囲気の初々しくてかわいらしいお話でした。

神父の正体(?)というか本当の姿みたいのも、割と最初の方で私も気が付いてしまいましたし、「禁断」「禁忌をおかす」・・・みたいなハラハラ度はありません…

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強面の純情と腹黒の初恋 小説

海野幸  木下けい子 

「キャラじゃないだろ」

表紙が全てを物語っている気がします。
心を開かせるには 一筋縄ではいきそうにない 白衣で三白眼の双葉先生(受け)を、梓馬(攻め)が そっと優しく、でも決して逃げられぬ様 包み込もうとしている。
やっぱ良いなぁ。木下先生のイラスト、好きです。

この小説は お気に入りです。割と何度も読み返してしまう。
そして 双葉先生が、どうしようもないタイミングで 梓馬への恋心を自覚する場面では、毎回 …

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隠し事ができません 小説

海野幸  イシノアヤ 

すれちがいが楽しい

自然な形で恋をしたいけど、
ゲイなので相手を見つけることが難しく
ずっと一人でいた主人公が、
やっと恋人を見つけるまでのお話。

ゲイだと自覚済みの夏目と
自覚なしに夏目に惚れている秋吉の
すれ違いがもどかしくも楽しいです。

それにしても発展場って恐ろしいなぁ…。
ビビってしまう気持ちがよくわかる。
公衆トイレでエッチとか絶対嫌…。

夏目は愛想良くはないんだろうけど

4

隠し事ができません 小説

海野幸  イシノアヤ 

受の髪型がロングじゃなければ・・・

髪が長くてひ弱な男の人が好みじゃなかったようです。まだまだBL歴が浅く、自分の好みがはっきり確立されてません。なので、表紙を見たときにちょっと違和感があったのですが、読んでいくうちにはっきりと髪長くて結んでたりするひ弱な受けは苦手なんだと自覚しました。
お話自体は、大学の先輩と後輩のスクールラブで、好きな分野なはずなんですが。受がロン毛でひ弱じゃなければ、もっと楽しめたかな。ごめんなさい。なので…

1

純情ポルノ 小説

海野幸  二宮悦巳 

王道ストーリー最高です!!!!

海野先生の作品は、幼馴染み物の「この味覚えてる?」が大変ツボで、その後3作ほど別の作品も読みました・・・が、「この味・・・」以来の大ツボだったのが今作です!!
作者様があとがきで「王道ストーリー大好き」と書かれていて、同じく王道ストーリーが大好きな私としては激しく同意しながらあとがきを読んでいました。

しかもこの作品は、私の大好きな幼馴染み、長年片想い、受け様がピュア(交際もキスも全部未経…

9

最近の部下は難解です 小説

海野幸  篠崎マイ 

読者(自分)はわがままだ

いつもより、お仕事色が少なめ。(でも十分お仕事BLです)エロ多め、ですが、なぜか物足りなく感じました。仕事部分が多すぎるんだーといつも文句を言ってたのに、それが少なくて希望通りエロが多い(たぶん他の作家さんと同じくらいの量)のに文句を言うってね。でも大好きな作家さんなのです。

うーん、それぞれの他人には理解されないコンプレックスを持っていてそこの部分はよかったとは思うんですが、もっと強調され…

2

理系の恋文教室 小説

海野幸  草間さかえ 

「・・・僕は貴方に、さわりたい」

多少 情緒面がずれているものの、言葉というものを感覚的に捉える力は優れている伊瀬君(もちろん頭脳も容姿も抜群)。
そんな彼が書いた奇抜な恋文がきっかけで物語はすすんで行きます。

伊瀬君が側にいると、春井先生は うっかり見とれていたり、うろたえて口をパクパクさせるだけだったり。
彼に論文を褒められれば、これは本物の伊瀬君ではなく妖怪なんじゃないの?と疑ったり、とにかく大変なのです。

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