海野幸さんのレビュー一覧

イケメンすぎる年下から熱烈アプローチされてます 小説

海野幸  蓮川愛 

自己肯定感の低い受けの思考回路がなかなかしんどい。

軽いノリのタイトルですが、中身は決してコミカルなノリではなかったです。

というのも、受けの喜一は自己肯定感がかなり低いんですね。
思考回路が超後ろ向きで、諦念とともに生きているお人。

もーそこが読んでてめっっちゃくちゃもどかしくて。
勉強に励めという父の言葉通り、友達も作らず(そこ極端じゃない?と思った)せっせと勉学に邁進し、大学受験を目前に控えたある日、父が死んじゃうんですね。

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コールドスリープから目覚めたら 小説

海野幸  麻々原絵里依 

No Title

30歳の時感染症の変異株に感染して、治療法が見つかるまでコールドスリープすることになった真人…それから20年!18歳だった教え子が38歳!38歳の渡良瀬くんがさぁ…いいんだよ!!!無邪気な18歳から大人になって感情をうまく隠すことを覚えた大人…!!20年の間途中であきらめつつもずっと探し続けた…ってすごい愛じゃんか…。

真人の教育者としてのスタンスも好きだったな。こういう人は生徒から信頼され…

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コールドスリープから目覚めたら 小説

海野幸  麻々原絵里依 

誰かのために生きる事の大切さと難しさ

今回は元生徒と元教員のお話です。

治験でコールドスリープとた受様が
年上となった攻様と再会し、人生を再出発するまで。

今から30年ほど前
未知のウィルスによるパンデミックが世界を襲います。

ウィルスは人から人に感染する間に変異を繰り返し
各国は拡大予防策を立てますが感染者は増加の一途をたどり
緊急医療現場で使われていたコールドスリープが
感染者に広く使われるようになりま…

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コールドスリープから目覚めたら 小説

海野幸  麻々原絵里依 

コールドスリープ

未知のウイルスに感染し、治療薬の開発までコールドスリープに入るしかない状況になった高校教師の「篠真人」が目覚めたのは20年後。目の前には、かつての教え子がいるというお話です。冒頭から、テンポよく話がすすんでいくので、さくさくよみすすめることができました。

コールドスリープからめざめるという設定で、ファンタジー色のつよいお話で、たのしくよむことができました。「年の差もの」が好きなこともあって、…

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コールドスリープから目覚めたら 小説

海野幸  麻々原絵里依 

おいかけて

先生買い。今回はめずらしく入り込めず、さらっと読み終えてしまいました。変人テイストが無かったからかな。近未来日本、粘り強く追いかける攻めとか、歴史をイキイキ教える先生等に興味あればよいのかも。本編310Pほど+あとがき。

世界中で猛威をふるうウイルスの変異株に感染した真人。依頼されて治験に参加し、20年後に無事目を覚まします。戸籍は無くなっていて、社会生活を営むためのフォロー役になったのは、…

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コールドスリープから目覚めたら 小説

海野幸  麻々原絵里依 

己の価値を決めるのは誰か?

20年ぶりにコールドスリープから目覚めた主人公だなんて、導入から思わず興味を惹かれてしまう設定ですよね。
あまり見かけない題材だったものですから、真人が眠りから目覚めた20年後の世界を海野先生がどう描くのかなとわくわくしたのですが…
うーん、あらすじから想像していたお話とは少々異なった印象を持ちました。

暗いか明るいかでいうと、全体的に作中の雰囲気はやや暗く、空気も若干重たく感じます。

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社長、取材を受けてください! 社長、会議に出てください! 2 小説

海野幸  ミドリノエバ 

幕の内弁当

こちらの発売記念で『社長、会議に出てください!』が割引になっていて、読後まんまとこちらも買ってしまいました。踊らされている。

前巻同様お仕事比率高めなのは良いとして、もっとラブ度は高めで良かったんじゃないか?となる2巻目でした。まだ続きは出るのかな?同棲編かな?1巻目と比較すると自分はやや物足りない。まず、1巻は周囲の同僚の個性や変化がしっかり描かれていてそこも面白いのに、今回は控えめ。鳴沢…

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社長、会議に出てください! 小説

海野幸  ミドリノエバ 

シュツ

2巻発売で電子書籍がお値打ちになってました。まんまと2巻も買いました。商売上手である。

年下の上司(社長)ってのが良いですよねぇ。性別の他にも、立場とか年齢とか経験値とか社会的地位とか、気にするところがいっぱいあって。その関係性も面白いところではあるが、現実ではその立場を利用してどうのこうのしようというのは本当に良くないぞ、というのはその通りなので、その辺も気をつけた作りになっていた気がする…

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結婚したけどつがいません~アルファとオメガの計略婚~ 小説

海野幸  伊東七つ生 

時代物オメガバース

明治舞台のオメガバースということで、時代背景と世界観がうまく溶け合っていたと思います。抑制剤のない時代はこんな感じだったのかもと面白く読みました。

ただ、表紙の幸せ甘々のイメージで読むと、中身は結構なシリアス。オメガとしての性や生き方に悩み、好きあっていてもすれ違い、読んでいて胸が苦しくなるような展開もありました。
苦みの先にハッピーがある。二人の愛情はとても深いです。攻めは天然入ってて可…

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コールドスリープから目覚めたら 小説

海野幸  麻々原絵里依 

うわぁ…!攻めにアッパレ!

コールドスリープで眠りについて20年後の世界…!
うわー、何だかすごい世界線でした。
突拍子もないような世界でなくリアルというか、海野先生この世界観をしっかり構築されていて、さすがお上手だなぁと思いました。

時代の流れも移り変わりも速い世の中ですが、20年後だからって空飛ぶ車がビュンビュン飛んでるわけでもなく、変わるところと変わらないところの線引きがリアルだなと感じました。

BL的…

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