ふゆの仁子さんのレビュー一覧

世界は二人のために 小説

ふゆの仁子  海老原由里 

当て馬に心魅かれてしまいます・・・

先にドラマCDを聞いています。
その時も感じたのですが、原作を読んで更に感じたこと、それは、どうしても当て馬に心魅かれてしまう・・・ということでした。
偶に、実際の攻め様(あるいは受け様)が酷過ぎて、こんなんだったら当て馬さんの方が良い・・・と思うことはあるのですが、この作品の場合、当て馬さんは結構酷い人だし、攻め様は熱血受け様一途キャラで至極まっとうな人。それなのに、鬼畜な当て馬キースの方を…

4

桃源郷の鬼 小説

ふゆの仁子  小山田あみ 

設定は盛りだくさん

ふゆのさんて、裏社会に生きる男たちを描くことが多い作家さんだと認識していますが、この作品も裏社会に区分していいのかな?けれど、ファンタジー要素もあり、時代背景が現代ではなかったりすることもあって、ちょっと不思議な作品でした。

ごめんなさい、ネタバレしてます。





幼いころに親を殺されてしまった灯珂が主人公。彼視点で話は進みます。
両親を失った灯珂はその後とある家庭に引き取…

4

「虎に翼」出版社特典SSペーパー グッズ

B5サイズのイラストが嬉しい(﹡´◡`﹡ )

ウェルネスシリーズの中で「虎に翼」の表紙は他と雰囲気が違ってとても好きです。
が。文庫本サイズという小ささの上、タイトルで隠れて見えない部分が…(੭ ˃̣̣̥ ω˂̣̣̥)੭ु⁾⁾

その悲しみを払拭してくれたのが特典ペーパー!
B5サイズでタイトル等は無し。
奈良さんのイラストを隅々じっくり味わえて嬉しい\(´ω`* )/
本では見えにくかったハリーの碧眼もバッチリ!
月明かりが…

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桃源郷の鬼 小説

ふゆの仁子  小山田あみ 

鬼とは何なのか、消化不良でした

好きそうな設定に、中盤まではワクワクしながら読んでいたのですが、後半の種明かしの部分がサラッとし過ぎていて、完全に置いてきぼりでした。。
結局鬼とは何だったのか、受けの力は何なのか、ファンタジーなのか、ただの比喩表現なのか、色々謎のままで消化不良でした。
攻めが事情があって最初は受けに鬼畜な態度を取るという展開はよくありますが、それにしても自分の恩人で再会したかった相手にあんな態度取らないだろ…

2

虎に翼 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

新鮮な新キャラカップル♪

シリーズものですが、メインカップルは共に初登場。
予備知識のないキャラ同士のお話だったので、新鮮に楽しめましたヾ(*´∀`*)ノ

(脇でレオン×梶谷が登場し、ヨシュアの登場は名前のみ。レオン×梶谷を知るには「獅子」とついてる作品が該当しますが、メインカップル自体は今作が初登場なのでこの本だけでも楽しめるかと思います。ちなみに、「虎に翼」の後日談は「獅子と冷獣」になりますので、合わせてどうぞ…

1

龍の策略 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

嫉妬イベントは美味+゚。*(*´∀`*)*。゚+

シリーズ15作目。
龍カップルで6作目。
ティエン×高柳は安定の萌えでニヤニヤしっぱなしでした!

今回の個人的萌えストライクは
『高柳の嫉妬イベント』w
遊佐への嫉妬は今までの先生へのと違い。
日本での準備室仲間のティエンと遊佐の会話や空気に入れず。
また、さりげなく遊佐を気遣いサラリと頬に触れるティエン。
まさかの堂々浮気(←違う)にショックを受ける高柳w

相思相愛盤石…

1

蜜約はスーツを脱いで 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

ウェルネスはスーパーマーケットというのを思い出す

ウェスネスシリーズ・メインカップル2作目。

と言っても2冊のみでコレ以降は出てません。たくさん本が出てるこのシリーズは脇カプだったはずのティエン×高柳と更に派生したレオン×梶谷がメインになってる上に、マフィアが絡んで"ウェルネスマーケットは何処へ行った??"状態。純粋にスーパーマーケットの話をしてるヨシュア×遊佐はやっぱり原点なんだなーと再確認しました。

ちなみにヨ…

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堕天使は姦淫する 小説

ふゆの仁子  高崎ぼすこ 

恨み入ってるけど さらっ

IQ高い方々、アラブの王子、投資家集団の跡取り息子(IQ高し)なんかが
天使ちゃん(受けさん)に手玉にとってもらうお話?
いや、ちょっと語弊があるかも。
さらっと読めましたが、あんま残んないなーと感じるので萌。
そう、一部登場人物から恨み入ってるんだけどな、なんか さらっ。

受けさん:天使ちゃん。羨ましい人たらし能力。
     アラブ王子にコーヒー入れさせちゃう(笑)
    …

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不可分な愛憎 小説

ふゆの仁子  笠井あゆみ 

これは続くのか

893ものが好きなのと、イラストが笠井さんだったので楽しみにしていたのですが、まあまあという感想です。

まず受けが攻めを「よしくん」と呼んだり、受けの話し方が893っぽくありません。
お互いに依存しあっているのは分かるのですが、最初から最後まで二人の関係に変化がないので、感情移入するポイントがなかったです。

しかも「目的」を強調するわりに、目的が果たされないまま終わってしまい、あれっ…

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虎に翼 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

謎めいているハリーが良いかな

大好きなシリーズに新カプ登場と言うことで期待していました。
タイトルの『虎に翼』って何だ?と思っていたら故事成語だったのですね。「もともと強い者や勢いのある者に更に威力が加わること」の譬えで、虎のような強い者に空を飛べる翼が加わるということから「多く、好ましくないものに使われる」そうですが、この作品、私的にはタイトル通りと思えない内容でした・・・。

攻めのハリーは、完璧に整った魅力的な容姿…

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