山中ヒコさんのレビュー一覧

イキガミとドナー 下 コミック

山中ヒコ 

素晴らしすぎて、読後しばし呆然としました。涙出た。

(上下巻まとめてのレビューです)
2022年頃に読破。
上巻はBL AWARD 2021年BESTディープ部門7位です。

突如として発現したスーパーマン体質の人々(=イキガミ)と彼らを癒す能力を持つ人々(=ドナー)を取り巻く、国家間レベルで描かれたドラマで、
「年下で仏頂面なイキガミ、20歳x中学校教師のドナー」です。
「500年の営み」でもそうだったけど、クライマックスで「あーーー…

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500年の営み コミック

山中ヒコ 

読んでる最中、叫びながら泣いた名作。

2022年の年末に読破。
「イキガミとドナー」でヒコさんの存在を知り、まずはそちらを神作評価してからこちらにたどり着きました。

なんちゅー作品を描いてくださったんだ…という趣旨のレビューがありましたがまさにそれでした。
探しに行くシーン、見開きページのところで
「うわぁあああどうなるんーーー!!うがーーー!!お願い神様(=作者様)!ハピエンにしてぇえええ」
と当時パソコンの前で大泣き…

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后と河 1 コミック

山中ヒコ 

勝手な想像はいらなかった、おもしろい!

初作家様です!
すごい作家様だと教えていただいてはいました。
しかしこちらの作品、タイトルと表紙と帯で私も
「あ〜ハイハイ、代理男子嫁パティーンな」と手に取らず。
そんな過去の自分の勝手な想像をぶん殴りたくなるくらい面白かったです。

試し読みで主人公の王佳が洪水を起こす河に心血を注いでいることがわかり惹かれました。
皇帝の龍楊との初夜で意表を突かれ
「あれ..王佳ってオモロイ子?…

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イキガミとドナー 二人のイキガミ 下 コミック

山中ヒコ 

柴田さんの魅力がつまっている

柴田さんと彼に恋する滝のお話。

とにかく柴田さんが逃げまくる。滝に身体を許してしまうけど、やはり思いきれないというか、春人への思いを断ち切れないというか。滝が寝ているうちに直ぐに逃げちゃうこと何度か。
滝もちゃんと追いかけて見つけるところは流石。
ここは賛否両論ありそうですが、イキガミとドナーの関係性や、春人の最後を考えると、すっぱり思いを断ち切るのが難しいのは仕方ないというか、柴田さん…

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イキガミとドナー 二人のイキガミ 上 コミック

山中ヒコ 

シリーズ全部読んで欲しい

柴田さんがドナー時代のお話。

とにかくせつない。春人は優しくて柴田さんを愛しているが故に死を選んでしまった。その選択を柴田さんが望んでいないのに……でも腕を斬られた時点で、春人の覚悟が決まったシーンは本当に切なかった。
ドナーとイキガミの恋愛の辛さがつまっています。
春人の死をイキガミ検査の法令化に利用したり、柴田さんに命が助かって良かったと声をかける人に怒りが湧いてきました。
この時…

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500年の営み コミック

山中ヒコ 

営みってなんだろう

読むたびに人生ってなんなんだろう、人間はなぜ営んでいくんだろうと考えさせられる。BLという枠には収まらない。

営みは作り出していくことだと考えているが、この作品は攻めが早々に死んでしまうし、年月をかけて自然は荒んでいくし、人間は機械に侵食されて生物学的な人間としての要素を失っていく。作り出すどころか失っていくものばかりだ。しかし、そんな中でも主人公は死んだ元恋人と似たロボットへの感情を変化さ…

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王子と小鳥 コミック

山中ヒコ 

No Title

すごくすごく前に読んだ作品です。
今も好きで読み返すことがあるので感想を。
『王子様と灰色の日』が好きで、この作品も購入しした記憶。
ヒコ先生の絵柄がとても好みで、作風と合っていて独特の世界観が表現されていると思います。
このお話はギャグっぽいですけど、どこか寂しさというか切ないところが散りばめられていて、ヒコ先生の作品だなぁと感じます。そしてだいたい泣きます。
作品が発売されたのはかな…

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后と河 1 コミック

山中ヒコ 

期待が膨らむ幕開け。

巻数表記が「1」だから3巻以上は続くのかと思ってもう少し待とうと思っていたけど、結局読んでしまいました。でも読んで悔いなし。じっくり時間をかけて待つのも楽しみと思える出だしでした。

妹の代わりに嫁ぐとか、実は過去に接点が、という展開はBLとしては目新しくはないものの、そんなことは枝葉に過ぎず。
皇帝一族のことや治水のことといった土台がすごくしっかり作り込まれているから、普通に漫画として読み…

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后と河 1 コミック

山中ヒコ 

じれったい・・・!中華BL

ラブも治水工事?もなかなか進みません・・・!
とにかく焦ったい。

皇帝は河川の工事をさせたくて王桂を召し入れたのだと思っていたけど、もっとぜんぜん個人的な欲望だったのか・・・。ただ皇帝にはほかに后がいる様子もない(毎日王桂のところに通ってくる)ので、このままだと王家途絶えちゃうのでは・・・?そこは弟の子どもとかがいるからいいのか?

個人的には一緒に河をグイグイっとしていくスペシャリス…

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后と河 1 コミック

山中ヒコ 

スパダリ攻めに溺愛され、導かれる純真な河川マニア

イキガミとドナーに感動し、本作品は作者様買いです。まだ1巻ですが、
治水工事に情熱を注ぐ受けの王佳と、攻めの皇帝陛下龍楊との
ストーリー。
難しい話かと思いましたが、すんなりと読み進めることができます。

受けの王佳は、とにかく河川のことしか頭になく、陛下や仲間の気持ちが読めず、コミュニケーション下手で、対人関係に難あり。
でも洪水が起こらないようにしたいという野望をしっかりともち、一…

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