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闇から出るまでの苦しみ

やっとささやかな幸せが手に入ったと思いきや、迫り来る闇。
どうしてこのままでいられないのか。
どうしていつもこうなってしまうのか。
底辺にいるからこそ希う想い。
見えていた光が消えそうな不安。

どうか幸せになりますよう、読み手も祈らずにはいられませんでした。

美しすぎる表紙

浩然は美人ですが、本文ではほとんど瞳が真っ黒に描かれています。
瞳の中まで光が入っているカットは本当に少なくて、浩然の過去や心の傷も含めて光があまり入らない世界にいる人、という描き方をしているのかなと思い末した。笑い方も変だし。
でも3巻の表紙は瞳に光が入って、今にも壊れそうな儚さもある美しい浩然の笑顔。
極端な話、こんなすごい表紙なら、中身を見なくてもいい話なんだと思える気がしました。
もちろん見事な完結で、切なさ・幸せ・愛が溢れていました。

完結巻が瞳がキラキラの浩然で本当に良かった。

美しい最後

真逆の立場から同居人となり恋人になっていく。そんなことある?つか、話繋がる?と思うけど、自然に繋がるし、その心情の変化や表情の繊細さで、読み手の心を抉ったり鷲掴みしたりされます。
ダーク(底辺)な世界だけど、下に行けば行くほど、上に上がるしかなくなるから、どん底からの幸せは些細なことでも宝石のように大切なものになる。
最後の浩然は千紘にどんな顔をしていたんだろう?
千紘はやっと会えた浩然とどんな話をするんだろう。
ラストの想像も含めて作品にする、おげれつたなか先生の見事な大作だと思います。