小椋ムクさんのレビュー一覧

あいのはなし 小説

凪良ゆう  小椋ムク 

何度読み返しても泣きそうになるのは、私だけではないはず!

9歳の息子を残して、好きだった男が死んだ。
波瑠はずっと10歳年上の裕也が好きだった。
9歳の時に裕也と出会い、裕也ができちゃった婚をして椢が産まれ、離婚して、それからずっと裕也と椢と三人で生きてきた。これからもずっと三人で生きていくと思っていた。
なのに、夏の日に裕也が海で死んだ。
裕也の死を実感出来ず葬式から抜け出した波瑠に、椢が自分の中に父がいると言い出す。裕也と同じ口調、同じ仕草、…

7

こいびとから 小説

椎崎夕  小椋ムク 

風光明媚な瀬戸内の小島で展開される恋物語

わーい壁ドンだーと思わず手に取り(じゃなくてクリックして)購入に至りました。
もちろんあらすじも読んで面白そうだと思いました。
既に発表されている『おさななじみから』の方は好みのタイプじゃなかったので読んでいませんがそちらの方のレビューで話題になっていた当て馬にも会いたかったんです。

前作のレビューでスピンオフの予定がある人物みたいな印象を受けた読者もいらっしゃいましたが、作者さんのあと…

3

妖狐上司の意地悪こんこん 小説

ゆりの菜櫻  小椋ムク 

先が読める展開だけど

好きですよこういう攻め。 九鬼家の次期家長候補、忠継は占術に優れた能力を持つお婆に運命の伴侶が現れると…。 その相手が伊吹で出会った時から惹かれてますが彼の方は力を封じられているのでそれがわからず。でも普通に忠継に惹かれてます(本人は隠してますが)。 はたから見ればお互い両想いなのにね。 その伊吹を溺愛してる忠継が大好きかも。 執着や嫉妬心やとにかく伊吹を手に入れるためにいろいろとちょっかい出して…

2

アイズオンリー 小説

一穂ミチ  小椋ムク 

小椋ムクさんの絵が合う優しさに溢れた話

表紙に惹かれて購入した、初めての一穂ミチさんの作品。

仕事の飲み会で仁科縁は岩崎数真に出会います。
その席で数真は、目が見えなかった幼い頃に出会った初恋の「ゆかりちゃん」の話をし、縁は目の前にいるのが「かず」たど知ります。
でも、縁は自分が「ゆかりちゃん」だとは名乗り出れない訳がありました。
実は、縁は相貌失認で人の顔を顔として認識できないんです。パーツの違いは分かるけど、「顔」の違い…

3

キャッスルマンゴー 2 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

すれ違う二人

十亀を思う万、万を思うがゆえに距離をおく十亀。
二人の距離がどんどん離れていってしまう2巻。
いったいどうなるのかはらはらさせられました。

十亀から避けられはじめ理由が分からず戸惑い悩む万に、家庭の災難までもが降りかかていきます。
そして自分へのメールに返信してくれない十亀に相談できずにいる矢先、弟の悟と十亀が会っている姿までも目撃してしまった万の心情はなんともせつない・・・。

1

本日も晴天なり~天才学者の溺愛~ 小説

比奈咲カオル  小椋ムク 

ムクさんイラストがGJ

天才農学者×攻めの元でバイトすることになった中卒無職の天然くん。

攻めも変わり者なら受けくんも大概変わり者です。変わり者同士がほのぼのしたやり取りを生真面目に繰り広げるのがコミカルでシュールで楽しかったです。
2人ともノンケで真面目だし、攻めが研究者なので、くっついたあとのエッチがすごく個性的で萌えました。真面目だからこその積極性…新しいな。
もっとこの2人の日常のバイト風景が見たかった…

0

不機嫌で甘い爪痕 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

崎谷さん最高です

崎谷さんはやっぱりこう、働いてる姿がかっこいい人書くのがうまいですね((o(`>ω<´)o))
てか謙ちゃん彼氏にほしいくらいスペック高いし優しいし挿絵もあいまって可愛いし笑う姿がキュートすぎる!でもスケベで変態なところもあってそのギャップが素晴らしい。:(((∩˘ω˘∩))):
一方、颯生ちゃん。もちろんぎゃんかわ、さいこうの猫っぷり(笑)
謙ちゃんって読んじゃんとこがかわいす…

1

あいのはなし 小説

凪良ゆう  小椋ムク 

優しいお話

年の差大好きな上に凪良さんなので期待して購入。
読みやすくて、よかったです。
何となく「天涯行き」とイメージがかぶるのですが、あっちはとてもまとまっていましたけれど、こっちは何故か尺が足りないように感じられました。
純文学よろしく、もう少し出所後のはるちゃんの日常を淡々と描いてもよかったんじゃないかなあ。BLには不必要かもしれないですけれど。
あと、重要なのはわかりますが最後の不思議要素は…

2

嫌よ嫌よも好きのうち? 小説

月村奎  小椋ムク 

非常にベタな展開

幼なじみものとして、非常にベタな展開ですね。
だからこそ安心して読むことができます。
逆に言うと、新鮮味はそれほどない。
でも、私は幼なじみ設定が大好きなので楽しめましたし、ほのぼのとした可愛い雰囲気を堪能しました。

残念だったのは、攻めが弁護士としての仕事をするシーンがほぼなかったことと、受けの仕事であるクラフト(手仕事)が儲からず、結局は攻めに養っていただく形で収まってしまったこと…

4

極道幼稚園 小説

海野幸  小椋ムク 

こころがほっこり♪

両手で攻の顔を包み、受の真っ赤な舌が覗き見る口づけを描いた口絵。
攻がポカーンとしてるので、もしや表紙のほのぼの感とは裏腹に
ビッチな幼稚園の先生のお話?なんて穿ってしまいましたが。笑
いえいえ。ほのぼのっつーか、ハートウォームなお話でした♪ (≧∀≦)

地上げにやってきたヤクザが幼稚園の先生に恋をする、という
実にシンプルなお話。
そこに記憶喪失+幼児退化を加えて話を進めてい…

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