小椋ムクさんのレビュー一覧

恋する臆病者 小説

月村奎  小椋ムク 

典型的な月村テンプレ

月村本の積ん読消化中。
これは、まさに典型的な月村テンプレ、月村節炸裂、あきれるほどいつもの月村作品。
人気芸能人攻め、後ろ向きネガティブ受け、トラウマ持ち、過去男からの粘着、どれもこれも一度や二度、出てきた設定ではないし、組み合わせ自体も初めてではないような? それでも書くところが月村作品、そしてあきれているくせに、そこそこ楽しく読んでしまう月村オタの自分・・・・・・この月村節が読みたくて、…

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嫌よ嫌よも好きのうち? 小説

月村奎  小椋ムク 

イマイチ。

久しぶりに月村萌えが戻ってきたような気がしたので、買ったままで積んであった本を消化中。
これは気が弱いマイペースな受け、言葉が足りない攻め、好きな子をいじめるというよりも暴言を投げつける攻め、それに懲りない受け、このあたりが月村定番のテンプレ。
おもしろいか、といえば、イマイチ好みじゃない。
読めたし、悪くないと思うけど、自分の萌えはなかった。
受けに都合よすぎに思えるし、そもそも、この受…

3

毎日カノン、日日カノン 小説

砂原糖子  小椋ムク 

甘くて可愛いく見えるけれど、それだけじゃない

電子書籍で読了。挿絵有り。ムクさんのイラストはこのお話にぴったり。

砂原さんはお名前の印象ほど甘くないと思っているのですが、このお話は激甘。「すれ違いというよりは勘違いだよなー、それも甚だしい勘違い。可音ちゃん、いくらなんでも天然すぎない?」と思いつつ、このままクスッとさせながら大団円を迎えるんだろうと読み進めていたら、表題作の後半にさしかかる部分で……

あら?そうなの?
可音ちゃん…

2

恋にいちばん近い島 協力書店共通書き下ろしペーパー グッズ

恋人自慢ができる幸せ

本品は『恋にいちばん近い島』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

本編後、2人がムギのマンションで
暮らし始めてからの後日談になります。

翠がムギのマンションで
一緒に暮らし始めてから
早くも1ケ月が過ぎました。

今日は出張から帰るムギと落ち合って
翠が働き始めたレストランで
一緒に食事をする約束をしています。

待ち合わせまで時間があった翠は
後見人である春…

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是 -ZE- ファンブック コミック

志水ゆき  新也美樹  北沢きょう  橋本あおい  未槻直  雨隠ギド  カキネ  三池ろむこ  立野真琴  木下けい子  ねぎしきょうこ  阿部あかね  小椋ムク  津守時生  門地かおり  夏目イサク  南野ましろ  麻生海  二宮悦巳  草間さかえ  北上れん  小鳩めばる  藤川桐子  金ひかる  木原音瀬  栗城偲  一穂ミチ  久我有加  榎田尤利 

楽しかった~!

完結を迎えた昔の作品ですが、2017年の雑誌のDear+で限定復活していたので興味が出て本編、かみのほん、ファンブックと一気に読んでハマりました。

描き下ろしは、隆成に執着する守夜が見れてすごく満足。玄間が氷見をお姫様だっこするカットにはしばらく釘付けになりました。

他の作家さんのファンブックも大好きなのですが、ファンブックが好きかどうかはゲストの作家さんのファンかどうかも割と関係して…

1

あいのはなし 小説

凪良ゆう  小椋ムク 

境界がぼける。

夏の海を核にした愛の物語……なのに、はじけるような明るさと太陽の匂いではなく、夕暮れより後の暗くなりかけた浜辺の少し滞った磯の匂いと、テトラポットの太陽の当たらない面の気配に満ちた作品でした。

ファンタジーかもしれない、でも現実かもしれない……という少しあやふやなところを残した空気感に、描かれている事実(ストーリー上の、ですけどね)の厳しさ、切なさ、痛さもぼんやりと曖昧になってきます。

2

センチメンタルガーデンラバー コミック

小椋ムク 

癒しの一冊

何度も読み返しぼろぼろですが、まだまだ手放すことのできない一冊です。

ノラ猫が人に恋をする。
乱暴な恋人から出来ることなら守りたい。
そんなどうしようもない感情を叶えた夜の魔法。
真っ裸だったり人の言葉が話せなかったり、思い描くような理想的な出来事ではないけれど、なのに比呂だけ。
なんとなくで分かってしまう不思議。
都合の良さにシラケてしまうかと思えば、そんなこともなく。
メルヘ…

4

はつ恋の義兄 小説

愁堂れな  小椋ムク 

2時間ドラマの最初の15分と終わりの15分を見たバランスの悪さ

電子書籍版を購入。
丸ごと本作が収録されています。
あとがきあり、挿し絵あり。

愁堂れな先生は、作家買いしている作家様で、その流れで本作を購入しました。
とにかく、小椋ムク先生の挿し絵がキュートでした。
さて、内容ですが……ちょっと私の好みとはあいませんでした。
なんだろう?
愁堂れな先生らしからぬ、バランスの悪さを感じました。
タイトルとあらすじからは、もっとラブ要素が高…

1

恋にいちばん近い島 小説

川琴ゆい華  小椋ムク 

受けが可愛すぎ…!

個人的に、攻めも受けも非常〜に好感がもてるキャラでした。
特に受けの翠、過去に辛い事があったにもかかわらず頑張り屋さんで純粋。
攻めのムギに向かって「大好き!」と素直に言うのなんて本当に可愛い。
そして「Hしたーい」とストレートなところも良いです(笑)
ムギも一途で優しいし、寡黙ながらちゃんと「好き」と言える良い男です。

中学の時に付き合ってたが距離の問題など諸事情により自然消滅した…

3

てのなるほうへ 小説

栗城偲  小椋ムク 

誰かに受け入れてもらえるってそれだけで幸せですよね

あまりBL小説って読まないんですが、表紙に惹かれて購入しました。
ファンタジーものも普段あまり読まなくて、どうかな?〜と思っていたんですが、現代が舞台だし割りと人間の生活に溶け込んだ妖怪たちばかりで、本格的なファンタジー!!ではなく、いい意味で緩いファンタジーなので気構えずまったり読めてよかったです。

受けの巽が眼が見えない(わずかに明暗が認識できる程度)の障害を持っているんですが、デリケ…

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