小椋ムクさんのレビュー一覧

星屑コンフィズリー 小説

淡路水  小椋ムク 

泣いた

こちらのレビューを目にして気になっていたので、電子で購入して読んでみました。おおよその内容を知った上でした。なので内容は割愛させていただいて、感想のみを書きたいと思います。

まず深央が初めて奏吾の店のユヌ・エトワールを訪れた時の期待感や、奏吾を認識した時のなんとも言えない感情描写にとても引き込まれました。

奏吾の不思議な言動や態度が後に繋がって行くのですが、これからどう展開して行くのか…

2

手品師は口上で愛を囁く 小説

万里なお  小椋ムク 

私、この作家さんが好きかも……

以前から気になっていた作品なのですが、何故か読むのが後回しになっていた一冊。
やっとのこと読んで思ったのは「あら、好きなタイプのお話」。
万里さん「この後の作品は?」と思い検索してみたら『ファーザー・アロング』を書いた方だったのですね。もっと早くに読むべきだった……

何が好きかと言いますと『負けて来た人たちの話』であったことです。
おまけにこの話の主人公は2人は「もう、負けたままでいい…

2

星屑コンフィズリー 小説

淡路水  小椋ムク 

素直に読むと純愛。でも裏読みするとホラーじゃないかと……

今までレビューを書かれていた方が仰るように、このお話は『真夜中だけ開店する洋菓子店』の店主・奏吾と、そこの美味しい菓子と奏吾その人に惹かれて、週末2時間かけて店に通う深央の純愛物語です。
この2人には、お話の初めには明らかにされていない因縁というか、繋がりがあります。この部分がミステリ仕立てと言いますか、べらべらと人に喋っちゃいけない部分だと思うのですよ。実際、私は最初の見立てが外れまして、それ…

3

あいのはなし 小説

凪良ゆう  小椋ムク 

泣けました。

ラストで号泣…。
ファンタジー割合のさじ加減が絶妙でした。

波瑠は学生時代から裕也だけがずーっと好きで。裕也との関係は恋人ではなかったけれど、だからこそ別れる事もなく一番近くで過ごせて。

裕也と椢の波瑠に対する親子関係に萌ました。「二人で波瑠ちゃんを守る!」って親子共闘が萌です。

ラストで椢と伯父さん夫婦がどんな話し合いをしたのか気になります。
それも含めて続きがよみたいです…

6

悪い男には裏がある 小説

海野幸  小椋ムク 

裏の裏は裏?

海野先生、作風が多様らしいと知って、逆に購入もおっかなびっくりで読み進めてますがこれはとても好きでした。攻様の諏訪さんが大きくて濃くてとても素敵です。
オカンていうかオバちゃんな攻様。袋いっぱいの野菜と気に入ったワインのプレゼントの場面はちぐはぐなカッコよさに悶えます。
同時にお話が進むほど受の光成くんの状態の酷さがポロポロと現れてきて、光成くんがそこに無自覚なことがまた辛いっ!クズに慣らされ…

5

溺愛モラトリアム 小説

間之あまの  小椋ムク 

タイトル通り甘々


初恋の兄の友人と10年ぶりに再会、ルームシェアを経て恋仲になる話。


実家から通学範囲内とはいえちょっと遠い大学生に進学することになった満希(受け)は昔近所に住んでた初恋の人啓吾(攻め)とルームシェアすることになります。
10年ぶりにあう啓吾はやっぱりかっこよくて、好きな気持ちが再燃してしまいます。
満希は少しでも役に立とうと慣れない家事をがんばったり、週末には近所案内という口実の…

3

ペパーミント・ツアー 小説

伊郷ルウ  小椋ムク 

表紙イラストは神です

小椋ムク先生の表紙イラストがあまりにも可愛らしくて購入しました。
悪くはなかったのですが、何がしたいのかよく分からず戸惑ってばかりで読み終えてしまい、「え、これで終わり!?」と言うのが感想です。
初読みの作家さんです。
芸能人はなぜ出てきたのか全く分からない……。後からスピンオフなのかもと思いましたが、結局どうなのか不明です。別に知らなくても良いやと思いました。
バスガイドとしての仕事も興…

0

星屑コンフィズリー 書き下ろしSSカード グッズ

お菓子にこめた奏吾の誓い

本品はコラボカフェ「淡路水先生×CAFE801」のコラボメニュー注文時
の特典イラストカードの1枚で、表面が文庫本カバーのカラーイラスト、
裏面に番外SSが掲載されています。

本作は「星屑コンフィズリー」の本編幕間、2人が再び結ばれた翌朝の
お話になります。

いつもの朝とは違う甘い匂いがして、麻央ははっと目が覚めます。そし
て自分が一糸まとわぬ姿である事に慌ててしまいます。そし…

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悪い男には裏がある 小説

海野幸  小椋ムク 

悪くない

全然、悪い男ではありませんでした。
とてもいい人です。
BL的にありがちなキャラクター&人物なんですけど、そこは安心して読めました。

余談ですが・・・少し描写の密度が濃く、読みにくい文章だなと思いました。
必要ないところまで書かれているので、情報過多な感じがしました。
もう少しテンポよく読めたらもっと楽しめたと思います。(この作者さんの他の作品ではそう感じなかったので)

のんび…

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王と獣騎士の聖約 小説

かわい恋  小椋ムク 

勧善懲悪と純愛

かわいさんのご本はそれほど読んでいないのですけれども、読む度に「親切な文章を書く方だなぁ」と思います。
私はどちらかといえば『早読みの読み飛ばし』屋なので、バトルシーンとかの描写が解り辛いとイライラするのです。今作にも何度か出て来るのですけれど、非常に解りやすい。特に、ユリウスが鷲に酷似した魔物に襲われて反撃するシーンがあるのですけれども、これ、大鷲の足を剣で突き刺すという、ちょっと一般的ではな…

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