小椋ムクさんのレビュー一覧

もういいかい、まだだよ 小説

栗城偲  小椋ムク 

切ない!

”てのなるほうへ”で、さりげない優しさが素敵♪と思っていたろくろ首の春宵さんのスピンオフということで、わりと洒脱な印象のキャラだったので、楽しいお話を期待していたら、めっちゃ切なかったです。んでも、こちらのほうが好きでした。

人間と仲良くしたい妖怪という哀愁の漂う存在に、すでに他レビュアー様のご指摘のように、古の名作(〇ーの一族)を思い起こさずにはいられないのですが、もうちょっと浮世に近い距…

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ハンサムは嫌い。 榎田尤利作品集 小説

榎田尤利  小椋ムク 

まあ、幸せなんだから

仕事にプライドを持つ売れっ子美容師の由比と、親の七光りで適当に店長をこなしているハンサム、の二人。
後者の攻めにあまり魅力がないのが難点ですが、文章力で最後まで読ませました。

攻め、真壁の成長物語ともいえるでしょうか。美人の姉に彼女を取られてきた真壁は恋愛にトラウマがあるようで、適当に遊んでばかりいる。仕事もまじめじゃない。この辺が今一つで、ハンサム以外に取り柄がない。

一方由比は、…

1

みづいろとぴんく、それからだいだい。 コミック

小椋ムク 

その思いはとにかく淡い

探りながら伺うように誰かを好きになって それでも今の関係を壊したくない でももう少し近づきたい って 胸に抱く淡い恋心って性別関係なくこういうもんだよなって

のっけから切なくなる


自分をよく見せることも 周りに合わせることも 馴染むことも出来ず苦しんだ
言いたいこと 言わなきゃいけないことも言えず理解もされない そんな中で放った一言


こらえたぜ
込み上げるものぐっとこ…

1

恋にいちばん近い島 小説

川琴ゆい華  小椋ムク 

表紙のとおりのほんわか優しいお話

大好きな川琴ゆい華先生の作品で、なおかつ小椋ムク先生の幸せいっぱいであたたかい雰囲気の2人に惹かれて購入。
幼なじみの攻めのムギと受けの翠が大人になって再開。
最初はよそよそしい2人が、だんだんとお互いの気持ちが通じ合うのが良かったなぁ。
島の研究所にいる仲間にバレないように、隠れてイチャイチャしているのが、2人の世界は幸せでたまらない…!
翠の過去の行動から、彼はちょっと頼りないような、…

1

ウサ耳オメガは素直になれない 小説

海野幸  小椋ムク 

良い!

嫌な登場人物がいないのがすごく良かった。

こんな職場羨ましいぜ!って感じ。

登場人物達の仕事に対する姿勢は描かれているけど、仕事内容は深く掘り下げていないので入り込みやすかったです。
仕事に対する姿勢をオメガバースに練り込んでるというか、こう他人に対する姿勢みたいな?
現実にも当てはまるところもあったりするのかもしれない?

汐見がステキな攻めでした。包容力攻めでした。それ以上…

5

キャッスルマンゴー 2 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

ヤバい尽くしでごめんなさい

本の厚みに指が耐えられず ヤバい親指が死にそうですw


花火大会を断った日から十亀の態度がおかしい

始まりは嘘でもだんだんすきになってた 目まぐるしく変わる自分の感情に自分の感情に追いつけないまま十亀のつれない態度にとりつく島もなく 不安な気持ちに追い討ちをかけるように母が倒れる


親の都合や家庭の事情でゲイビに手を出すとかよくあるシチュなのに安易に手を出したものの拒否反応や…

2

キャッスルマンゴー 1 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

つまみ食いのくせにね

新規開拓の綱渡り中に同じ本を買った人が他にお買上げした作品の中で発見

無類の活字好きってわけでもないし 文字より視覚に頼る派
なので普通なら手を出さない小説のコミカライズや原作つきは絵に苦手がなかったりすると見つけざまついついつまんでしまう



父の形見に残されたラブホテル 母子3人が暮らすラブホテルは昔ながらの様相で客足も疎らに

アダルトビデオの撮影で知り合った いけすか…

1

ウサ耳オメガは素直になれない 小説

海野幸  小椋ムク 

真っ直ぐで、静かに揺れるタチアオイのような

ここ数年間で一気に増えた、オメガバース作品。
オメガバースに限らず「〜バース」とつくものの最大の魅力といえば、3つの性別+2つの性別があるところなのかなと思いつつ…
個人的には、ある程度の大枠や決まりごとはあれど、書き(描き)手によって自由に解釈をして独自の設定が作れることだと思うのです。
書き手の味付け次第でどうにでも調理が出来るところが私はとても良いなと感じていて。
ただ、オメガバース…

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「ウサ耳オメガは素直になれない」初回限定特別SSペーパー「駆け付けたいから呼ばれたい」 グッズ

駆け付けるから待っていて(*´∇`*)

ラブラブになったカップルの攻め様視点が好きです。
受け様の事をかわいい、好きだ〜と思っている様子を読むのが大好きなんです。

本編では終始受け様である理人視点だったので、こちらは攻め様である汐見視点だったのがとっても嬉しかったです。

外回りから戻って、初めて理人が有給で休んでいるのを知った汐見。
イライラしながら終業を待ち、定時とともにダッシュで理人の家へ。

走りながら理人に電…

5

ウサ耳オメガは素直になれない 小説

海野幸  小椋ムク 

目やら鼻の奥がつーんとしちゃう。

海野幸先生のオメガバースにケモ耳がプラス(≧▽≦)
読まない訳にはいきませんね。

小椋さんのかわいい表紙を見て、素直になれない受け様の切なかわいいお話なのかな、と思ったんですけど、違いました。
さすがは海野先生だなぁ。
途中から目やら鼻の奥らへんがずっとツーンとしっぱなしでやられましたよ(つд;*)


オメガには、ヒートやフェロモンの他に、生まれながらに多種多様な獣の耳がついて…

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