加東セツコさんのレビュー一覧

溶ける コミック

加東セツコ 

目力強い

加東セツコ先生の作品は「目で語る」という印象が強いのですが、五十嵐(攻)はほんと目力が強いキャラでした。あと今まで読んだ中では、一番イケメンだと感じました。感情表現は5歳児ですけど(笑)

短編集のコミックスが多い中、この本は5話+番外編で1冊丸ごと表題作というだけあって、二人の関係をじっくり語ってくれています。短編だとどうしても駆け足気味になるので長く読めて嬉しい。五十嵐の吉野(受)をじっと…

6

よろこびは膝の上 コミック

加東セツコ 

白いニャンコが可愛い

実家暮らしだからか白い子猫が出てきます。裏表紙や扉絵にもいますが、ストーリーに絡むことはないのが残念です。

ラブからの方が長い作品です。
当初は読み切り予定だったのか、1話目で両想い→エッチになるのですが、もっとじっくり読んでみたかったです。ただ、それからお互いの兄弟が二人の恋愛の障壁(という程でもないのですが)になり、兄弟の立場から助言するというのは面白かったです。

受けが襲ってス…

1

よろこびは腕の中 コミック

加東セツコ 

働いていない男

「よろこびは膝の上」のスピンオフ作品ですが、私はこちらの方が好きです!

葵の、康毅(弟)を好きだと言いながら、相良に嫉妬がっつりなのが、なんとも可愛いです。

最初さっと読んだときは、相良は行き場のない葵に対して酷いなぁって思ったのですが、じっくり読んでみたら、抱いてる最中に弟の名前を呼ばれるとか、なかなか可哀想だと気が付いて評価を変えました。13年って健気すぎる…。

葵の厚い上唇…

2

オーバーテイク コミック

加東セツコ 

「ミミック」が好きで好きで

私は基本的に、加東先生の作品は長い方が好きなのですが、今回のコミックはちょっと違いました。表題作から3:2:1の長さだったのですが、一番最後の「ミミック」が自分のツボでした。萌2はすべてこの24ページへの評価です。

部下×上司なんですが、この部下のしたたかなこと!
残業をして近づくのを虎視眈々を狙うのはまだしも、自分と同い年22歳の息子がいると分かってからも、引くどころか息子の不在につけこ…

5

午後11時、きみとふたり コミック

加東セツコ 

裏表紙のあらすじが素敵

出版社には余りこだわりがないのですが、裏表紙のあらすじが素敵で、思わずどこのコミックなのかと確かめた記憶があります。「残業時間の魔法」という表現をそれくらい気に入りました。

短編集4作品です。
そのうち同じ職場でのサラリーマンCPが3作品、しかも部下×上司、同僚同士、先輩×後輩とバラエティに富んでいるので、そういう設定が好きな方にはオススメです。私は働く男が大好きなんで、格好良く働いている…

6

ここにしかいない二人 コミック

加東セツコ 

冬っぽいイメージ

二人の閉塞感や、意図的な登場人物の少なさや白い背景がなんとなく「冬」を思わせました。それと、見つめあったり表情で語る場面が、印象的な作品でした。

中程度の長さの2作品が収録されています。
登場人物や背景に共通点があるわけではないのですが、閉塞的な雰囲気が似ています。書き下ろし番外編をぎゅうぎゅうまで頑張ってくださったのか、作者のコメントもないので、作品の世界観に浸れる1冊となっています。

3

「溶ける」アニメイト限定ペーパー グッズ

愛玩してください

「溶ける」アニメイト限定ペーパーとなります。
大きさはハガキ大。固いカードのような紙質で、正に「ポストカード」のようです。

以下、内容となります。



↓↓↓↓ネタバレ↓↓↓↓



①声だけで。「かわいいですね」

②吉野「犬 飼われるんですか?」

③五十嵐「……」「いや……見てただけ 世話できないからな」
(「犬 いろいろ」という本を見ている)

④吉…

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溶ける コミック

加東セツコ 

絡みつくような

私が加東セツコ先生の作品に感じる「寸止め感」のようなものとどこか曖昧な空気、また抑えたエロスというものが本作でも感じられます。
本作のCPは、医師xMR。
医師の五十嵐は、わがままで横柄で、担当MRのなかでも有名。
そんな五十嵐を新たに担当する事になった吉野。吉野も送り迎えから昼食のお供、秘書の使い走り等忙しく立ち回るが、患者さんに慕われる五十嵐を見て素直に「五十嵐先生のために頑張ろう」と思…

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「ここにしかいない二人」特典ペーパー グッズ

存在を確かめ合う

「ここにしかいない二人」特典ペーパーです。
大きさはハガキ大のモノクロ印刷。
体裁は4コマのマンガです。

以下、内容となります。



↓↓↓↓ネタバレ↓↓↓↓


シチュエーションは、暗い寝室で並んで寝ている2人の会話で、顔のアップ画です。

①顕成「…なんか…」
槙緒「ん?」
顕成「すっかり和室で一緒に寝るのが定着しちゃいましたね」

②顕成のみの顔のアップ…

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ここにしかいない二人 コミック

加東セツコ 

世にも奇妙な…

2作品収録です。

「ここにしかいない二人」
ある日家に帰ると、同じ苗字、同じ住所に住む見知らぬ男がいたーーー
…という奇妙な、底知れない物語。
加東セツコ先生の世界観に驚きを持って読みました。

視点は「津久井槙緒」氏。
帰宅したら男性が出てきて、何かおかしいから一緒に確認したいと言う。2人で見てみると家のものはほぼ半分づつが自分のもので、訳がわからないながらも同居?しながらの出…

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