霧笛丸
麗人21周年記念の付録小冊子ですが、
「新進気鋭の作家陣」の読みきり二篇がページ数の大半を占めており、既刊の番外編は各2〜4ページ。
色々と事情があるのかもしれませんが、読みきりは本誌でやれば良いものを何故小冊子にまで載せるのか、21周年記念企画の趣旨とズレているように思え、些か不満な内容でした。
■イイモ「アンチヒーローエゴイスト」34ページ
父親の借金返済に追われる主人公が、中学時…
本編の後日談。
攻め・渋谷の弟たち視点の話です。
渋谷(以下、守)と堀内が養子縁組をして、一緒に住むようになって間もない頃の話。
渋谷家の次男・智也は、末っ子の譲から長男・守のことで相談を受けます。
それは譲が、守と堀内の家にお泊りに行った夜のこと。
守に何やら許しを乞う堀内の声や、堀内を揶揄する守(アレが小さい〜等)の声を聞いてしまった譲は、兄が堀内をいじめていると勘違い。
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