倫敦巴里子さんのレビュー一覧

日常クライマックス コミック

倫敦巴里子 

日常クライマックス

​大恋愛のその先にあるのは、ただの日常。その日常が実はとんでもなくドラマチックなことを再確認させていただきました。倫敦巴里子先生のお話が大好きで、これは何回読んでも最高です。本当に好き。受けちゃんの可愛さや攻めくんの愛情深さ、よし美さんの優しさとかどれをとってもいい。すごく心に沁みます。どんなに好きでも一緒にいる時間が長くなると見たくないところが出てくるもので、けれどそれを丸ごと愛してくれる攻めく…

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腹ペコ蜘蛛と長い階段 コミック

倫敦巴里子 

厄介で、魅力的な蜘蛛

表題作が1番好きなのですが、、、
この話はいつ読んでも面白い。

倫理観なんて言葉はいらないね。
母親のセフレとして、出会った千歳と孝生。
千歳は、貞操観念ゆるゆるで〜飽きたら相手を捨てる男なんだけど、なんでか読んでいて〜千歳をクズとは感じないんだよね。

千歳と孝生の共通点は、家族との関係が気薄な所よね。
千歳は、孝生と最初に会った時に〜いろいろ見出していたんだね。好みも含めww…

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或るミステリ作家とその担当編集にまつわる記録 コミック

倫敦巴里子 

2作品とも面白い!

表題作のタイトルとあらすじに惹かれて試し読み。
10ページでもう面白くて最高!
面白さは衰える事なく最後まで読み切りました。

まず、編集者の猪又さんの言動が面白い!
「イキのいいメス豚の1人や2人調達できる」とか「女が泣きながら酷い顔で平伏してからでないと本番にいかない」とか「バイの快楽主義者で男とならネコ」とか言っちゃうインテリドS編集者なんです。

ミステリー小説作家の波木先生…

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さあ、俺に恋をしろ コミック

倫敦巴里子 

自信の裏側

◆さあ、俺に恋をしろ(表題作)
 究極の憑依型俳優とでも言うべき零と、そんな彼を追いかけるアキラのやりとりが面白かったです。自分がなくて何にでも染まれる真っ白な零。逆に、どんな役をやっても自分色が出てしまうアキラ。一見前者の方が役者に向いてそうだなと思うのですが、役を自分なりに噛み砕いてさらにその魅力を引き上げる、というのも俳優としては大事な素質ですよね。あの人にこそ演じてもらいたい!と思わせる…

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日常クライマックス コミック

倫敦巴里子 

物語のその後から始まるストーリー


冒頭が15年後から始まる珍しさ!
出会った頃の学生の頃の話が度々出てきますが、基本的には現在の32歳をメインに進みます。

学生時代に親にカミングアウトして駆け落ちした二人。
それから15年後経った今でもずっと隣にいる。

だけど変わったこともある。
あの頃のように若くはないし、美少年と呼ばれていたのに今やオッサン。
その変化を受け入れられず、変わってしまった自分を攻めがこのま…

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アヒルの卵 コミック

倫敦巴里子 

冴えない教師、好物です

◆アヒルの卵(表題作)
 地味モブ顔のキャラが実は美形でした、という王道のストーリー展開ではあるのですが、一度開花させてそこから彼の人生ががらりと変わるというのではなく、一度開花した後再び地味な雰囲気に戻ってしまうところが面白いなぁと。美形であることを知っているのは自分だけでいい、という峰の正直な独占欲に好感が持てました。峰に見てもらえないなら小綺麗にしたって意味がないと、潔く以前の自分に戻る板…

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LoverS The 25th Anniversary Chara Label Anthology グッズ

贅沢ハッピー(*´∀`)♪

通販でゲット(^^)d
ありがたいですわ〜(´∇`)


コミックの方は申し訳ないのですけど、ほぼ初めましてでございまして(^_^;)

小説目当てで購入です。
大好きなお話の恋人たちの続きが読めるのは嬉しい〜ヽ( ̄▽ ̄)ノ
特に好きだな〜と思ったお話のみ萌えきゅんレビューさせて頂きます。


尾上与一先生「花降る王子の婚礼」番外編
『花降る王妃ときらめきの花』
イル・ジ…

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兄弟ですが、他人です。 コミック

倫敦巴里子 

想像よりもずっとシリアス

◆兄弟ですが、他人です。(表題作)
 冒頭ではギャグ要素満載のほのぼの義兄弟物語といった雰囲気だったんですが、中盤以降、兄弟共に互いに抱える薄暗い想い、歩んできた人生が描き出され、シリアスな場面が多くなっていきます。のほほんとした愛されキャラの兄・巧弥が、母親のことでここまで鬱屈した一面を持っているのには驚きました。人は本当に見かけによらないですね。自分が春輔に道を誤らせたのではないかと不安に思…

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アヒルの卵 コミック

倫敦巴里子 

うーん…

イマイチ腑に落ちない、何か消化不良のような感じが全話通してありました。本人達はそれぞれ思うところあるのでしょうけど、それを読み手側も「なるほどね!」となれるとこまでは明かされていなくて、最後は「え、結局君達はそれで良かったの?」と少し拍子抜けするような感じがしました。でも二人の関係性や話の設定は好きです。

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日常クライマックス コミック

倫敦巴里子 

ややこしく拗れた恋人を包容する御厨君が素敵

あとがきを読んで(*_*; この作品は編集さんと「耽美な作品」でプロットを組んだのだそう。

始まりは、悲しみの余韻を醸すやや耽美風。
でも日下くんの義父と御厨くんが約束した「笑わせて優を幸せにしてやってほしい」の場面の後、すっかりギャグになっている。
駆け落ちした二人と親、色々な人との15年分の交流録。駆け落ち後は、大家さんが親代わり。良い人間関係に恵まれた二人の32才までの回顧録。

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