honobono
ラッキースケベ的展開を散りばめながら、テンポも良くストーリーの起伏もあるバランスの良い作品でした。下着の穿き心地にこだわるあまり、メンズのエッチなパンツをコレクションしている渋谷。女性でもなかなか持っていないであろう苺パンツまで揃えている、真の愛好家ぶりには恐れ入りました。彼自身の性癖とはまったく関係なく、あくまで穿き心地のためという健全な理由で、スーツやスウェットの下にこんなパンツを穿いている…
◆幸せになってみませんか?(表題作)
堅物な年上の黒岩がなかなか憎めないキャラで面白かったです。結婚指輪を用意したその日に彼女に振られた彼。一見彼女の方が酷いように見えるのだけど、彼女の言い分を聞き黒岩の性格も見えてくると、確かに彼にもいろいろ至らないところがあるなぁと納得できる。彼の常に相手より優位に立っていたいという気持ちはきっと無意識なんだろうけれど、敏感な人には伝わってしまうもの。それ…
◆誤解の先
先輩と後輩の関係性が、学生の頃と社会人になってからで逆転しているのに萌えました。学生時代は後輩の川端のが背もちっちゃくて初心で可愛らしく、先輩の西島は大人びた風貌だったのに、再会後は川端の方が体も大きくなって、西島が川端の挙動に戸惑うことも増えていて。もっと落ち着いてクールなキャラに見えた西島が、本当はいろいろ悩みを抱えていてちょっと面倒臭い性格だったところも、意外なギャップで可愛…