Leeさんのレビュー一覧

大富豪捜査官 小説

Lee  笹原亜美 

想像と違った

クラッカーのメイが恋人に裏切られ、仕方なくFBIのジョンに捜査協力するお話。

金にものを言わせて事件を解決する話ではありません。

メインキャラは二人とも金持ち設定。
タイトルの『大富豪捜査官』はおそらくFBIのジョンのことだと思いますが、金持ち描写は豪邸住みで高級ブランドを買いまくる程度(しかもブランド物は経費で落としている)。小説やドラマ版『富豪刑事』のような犯人逮捕の為なら金に糸…

0

真夜中の部屋で 小説

きたざわ尋子  Lee 

部屋シリーズの二巻

相変わらず、攻めの竹中さんが泣きそうな程かっこいい。年齢も年齢だからなんですけど、大人だし、受けに執着しているけど、それは表に出さず、意地悪も言ったりする。受けには始終敬語で、そこも好き。敬語攻めが好きですが、彼の言い回しとか使う言葉も良い。

攻めは人生経験豊富で、論理的に物事を考える。反対に、受けは恋愛関係含めて経験値が低く、その場の雰囲気で物事を考えてしまったりする。私も受けの子寄りの思…

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週末の部屋で 小説

きたざわ尋子  Lee 

ほのぼの年の差カップル

シリーズになっていて、4巻あります。
タイトルがそれぞれ微妙に違っていて、Vol1, Vol2...と記されていないので、どの順で読めばいいのか分かりにくかったです。

ネタばれあります。

この作者様のスタイルなのか、ドラマッチクな出来事も無く、全体的にほのぼのです。一番スリルのあった出来事は、受けが教授にナイフで押しかけられた場面だと思います。それ以外は、シリーズを通して受けの心情が…

0

視線のジレンマ 小説

水無月さらら  Lee 

百貨店を舞台にした年下攻め

ザ・BLという雰囲気の作品でした。
出会いから結ばれて同居して、ライバルが出てきて・・・など一通りのイベント(?)をこなしているのであたり障りのない構成になってるなあという感じなのですが、年下攻めが好きな方には楽しる作品だと思いました。

私は強気でしっかりした男前な年下が好みなんですが、この田之倉は少々へたれ気味。お金持ちなのでどっしり構えてはいるのですが、三枝の前ではちょっと情けなかった…

1

13年目のライバル 小説

岩本薫  Lee 

楽しかったです

面白かったです。
高校時代からの知り合いで、今は同じ会社に勤める阿久津と夏目のお話。
出会いは掴み合いの喧嘩から始まり、親友の時代もあったけれど、一度阿久津に強引にせまられ…という出来事から、疎遠になり、とにかく今では、夏目は阿久津が嫌で嫌でしょうがない。女にモテる阿久津に女の代用品として遊ばれたと思ってるから。
そんな阿久津は今や会社の運命を握る程のスーパー営業マンで、しかも夏目がリーダー…

1

週末の部屋で 小説

きたざわ尋子  Lee 

ズルい男

鍵シリーズ「鍵のかたち」「鍵のありか」のスピンオフ作品。
この本が1冊目で「真夜中の部屋で」「部屋の明かりを消して」「部屋は夜明けに眠る」とシリーズ化されていきます。

表題作と、短めの「週末じゃなくても」が収録されています。

表題作は、久貴(受け)の目線で進んでいきます。
久貴がずっと好きな山中(攻め)に身体だけの付き合いでも構わないと飛び込み、山中と恋人同士になる話です。

2

月の光 星の道 コミック

Lee 

化け物と呼ばれた男の話

1冊丸々、一つの切ないファンタジーのお話です。王子と教育係との、種族を超えたラブストーリーにキュンとなりました。

教育係としてやって来たのは、紅い髪を持つ年を取らない不思議な男のイリヤです。その容姿ゆえに人々から避けられてきたイリヤでしたが、王子のアルテフェルデは綺麗な髪だと懐いてきて。
そして、その日から特別な主従関係を築いてきた6年後、アルテフェルデの命が義母に狙われる事件が起きます。…

1

水に眠る月 黄昏の章 3 小説

ごとうしのぶ  Lee 

想い

やや進んだもののレエナがまだ少年なので止まったふたりに対し、
バイスとパロットの恋はかなり進展しました。
情が厚いからこそ口の悪い学者のバイスに、
懐深く優しい武人のパロットはなかなかお似合い。

パロットが賊に倒されそうになった事がきっかけに、
互いの想いを通じ合わせたバイスとパロット。
こちらはオトナ同士の恋なんですがその割すんなり進んだような。
憎まれ口をきく様子までバイスっ…

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水に眠る月 霧雨の章  2 小説

ごとうしのぶ  Lee 

策略

可愛らしい子供だったレエナはも成長し、
タスティスと互いに想う気持ちも成長していく。
そんな二人をさり気なく見守るバイスとクラルテ。
と言ってもクラルテはさり気無さ過ぎてわかりにくいし、
バイスは皮肉屋憎まれ口混じりの優しさなので、
これもまたわかりにくいですが(笑)

夢を見ない月の王の筈のタスティスが、
レエナの影響を受けた時だけ夢見をできる。
でも、アタッシュという補佐のタ…

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水に眠る月 夢見の章 小説

ごとうしのぶ  Lee 

出会い

かなりファンタジー路線な内容です。
BLと言うよりファンタジーとして読んだ方がいいかも。
レーベルもコバルト文庫辺りで出しても違和感ないかも。
なので濃いエロが苦手な人にはいいと思いますし、
BL知らない人にシレっと貸す(笑)のもいい本だと思います。

この巻は世界観と登場人物の人間関係の説明な感じです。
でもレエナとタスティスの出会いからトモダチへの流れ、
複雑な人間関係を説明し…

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