真夜中の部屋で

mayonaka no heya de

真夜中の部屋で
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×22
  • 萌4
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
3
得点
31
評価数
9
平均
3.6 / 5
神率
22.2%
著者
きたざわ尋子 

作家さんの新作発表
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イラスト
Lee 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
シリーズ
鍵のかたち
発売日
価格
¥855(税抜)  
ISBN
9784344806320

あらすじ

かつては祖父の秘書で、ずっと好きだった竹中と恋人同士となった久貴。
週末ごとに竹中と幸せな時間を過ごしていたが、久貴は一抹の不安を抱えていた。
竹中に対する想いは日々強くなっていくのに、彼は以前と変わらない冷めた態度で、久貴に接するのだ。
彼との想いの温度差に悩むある日、友人の翔太郎から、「恋愛は駆け引きだ」と助言される。
竹中の本心を知るため久貴は、竹中と距離をおこうとするが…。
『週末の部屋で』シリーズ第2弾。

表題作真夜中の部屋で

竹中一博 建築士・サウスクリエイト社長
安達久貴 インテリア関係専門学校生(23歳)

その他の収録作品

  • 秘密の部屋
  • あとがき

レビュー投稿数3

部屋シリーズの二巻

相変わらず、攻めの竹中さんが泣きそうな程かっこいい。年齢も年齢だからなんですけど、大人だし、受けに執着しているけど、それは表に出さず、意地悪も言ったりする。受けには始終敬語で、そこも好き。敬語攻めが好きですが、彼の言い回しとか使う言葉も良い。

攻めは人生経験豊富で、論理的に物事を考える。反対に、受けは恋愛関係含めて経験値が低く、その場の雰囲気で物事を考えてしまったりする。私も受けの子寄りの思考回路なので、受けの悩みや考え方に同感出来る。その為、攻めが受けを諭してくれたり、意見を言ったり、二人の関係の事で話してくれたりした時は、なるほど〜と納得しますし、頭のなかのモヤモヤが晴れていく感じがします。

一巻で結ばれた2人ですが、それぞれ悩む事がある。腹割って話せば良いけど、2人とも臆病でなかなか本人に直接言えない、聞けない。受けは見て取れる様に悩んでるが、攻めはポーカーフェイスで、心の内を隠せるので、それで受けは更に悩んだり。お付き合い中に湧いて出る悩みって共感できる…。

今回、受けは大変な目に遭いますが、勿論攻めが助けてくれます。受けも頑張ってます。王道ですが、攻めがかっこいいので、もう今後何回でも受けのピンチを救ってほしい。

0

『部屋』シリーズ2作目。

う~ん、やっぱりキャラクターがどちらも好みじゃないんですよ。

竹中(攻)は、少しはマシになったかなとはいえ相変わらず考えが読めずにわかりづらいし、久貴(受)はぐるぐるうじうじで、そういうのが苦手要素じゃない私でもちょっと鬱陶しい。ことあるごとに親友・信を頼るのもあまりにも甘え過ぎだと思えました。

今回、久貴がモテモテです。それもあんまりいい方向じゃなく。

竹中の甥・翔太朗に迫られるのは翔太朗が登場した時からなんとなく見えてたのでまあいいと言えばいいんですが、正直『・・・またかよ』という気にはなりました。

そして、前巻でも出てきたセクハラ助教授・大野に竹中との仲を盾にとって脅されて、結果的に襲われるんですが・・・
この大野は、また絵に描いたようなわかりやすい悪役でしたね。

それに絡んで、久貴の父親へのカミングアウト。
久貴の叔父・雅人(『鍵』シリーズの攻)の前例があるので、竹中は『雅人はよくて久貴はダメというのは通らない』と自分たちのことも認められるだろうという見解を示していますが、私はそれは違うんじゃないかなと思いましたね。

いえ、たとえ言いたいことが山ほどあっても、BLのカミングアウトにいちいち深く突っ込む気はないんですが、少なくともこのケースでは『30過ぎた弟(雅人)と、成人したとはいえ学生の息子(久貴)』では、久貴の父から見ればまったく別だと思ったんですよ。
これは『認める・認めない』そのものではなく、久貴と雅人は同列には語れないんじゃ?ってだけのことです。

まあ、カミングアウトもさら~っとクリアし、作中通して竹中の気持ちも(相変わらず外には出にくいけど)少しずつ露わになって来ています。

1

キスマーク描写って萌えません?笑

どっからレビューしていいのやらってことでとりあえず目の前にあったこの作品を…

さて、『週末の部屋』シリーズの第2弾だそうですが、1作目は読んでません!!すみません…そして続きも出てるみたいですがそちらも読んでません…

時間と機会があれば読んでみます

Leeさんのイラスト性のせいかはわかりませんが一貫して静かにストーリーが進んでいきます。

攻めの竹中さんが敬語使いだからでしょうか?

とても透明感のあるストーリーです。

あらすじは書いてありますので割愛しますが、こういう恋人同士になってからのお話は事件が起こってもちゃんと乗り越えてくれるので安心して読めて気持ちがほっこりします。

0

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