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4/9(合計:84件)
羅川真里茂
藻とカレー
ネタバレ
羅川先生初読みです。 絵や話の運びが年代を感じさせますが、引き込まれました。 評判がいいので手にとりましたが、事前情報は入れずに読みました。 冒頭が「運命の出会い」で、とんとん拍子にくっついたので、この先、どんな波乱がくるんだろうと心の準備をしましたが、盛りだくさんでしたね。 メルが、あんなピュアでかわいい子が、なぜにレイプなんて…と苦々しく思っていたら、それだけじゃなかった。 …
銀田
少女マンガを描いている作者さんだったので、軽い気持ちで買ってみたらアメリカでのゲイカップルの現実を見てる感覚で話が進んでいきます。カミングアウトやエイズなど重いテーマも、取り上げられていたりと考えさせられます。何と言ってもケインとメルの純愛には涙なしでは読めません。 BL 好きの方には是非読んでもらいたい名作です。
碧雲
ケインとメル BL恋愛ものでは珍しい、二人の人生の最後までを描いた作品 ・・と説明があったので、重そうな内容だろうと思って、結末の2巻だけ読みました。 キャラ設定=プロットが細かく構成がされていたことが伺える、「裏設定」が文字だけで掲載されていました。 --メルの過去の恋愛遍歴についてです。 そしてこの作品は、「花ゆめ」‥少女向け雑誌で連載されていた、と知ってビックリ。 2003…
あさだ2枚
読むたびに泣きます。 1巻と趣が少し変わり、サイコ・スリラー・サスペンスな1冊としてまとまっています。それでも面白さはそのままに。 案の定大号泣でした。特に好きなのがニューヨークを彼らが離れるシーン。 「ニューヨーク・ニューヨーク」というタイトルのこの作品で、憧れの地であり2人が出会った地であるニューヨークを「もう いいだろう」と、2人は出ることを決めるのです。 大きな喪失感もあり、ま…
ハードな作品ではあるものの、誰にも彼にも読んで欲しい名作中の名作です。BLというカテゴライズはある種合わない。 不幸に次ぐ不幸って作品はあまり好きではないのですが、これほど不幸を畳み掛けてくる作品もないってぐらい。それでもここまで愛してやまないのには沢山の理由があって。 とにかく漫画としてすこぶる面白い。さすがBLどころか漫画界の第一線で活躍される羅川先生、漫画力が画力もストーリー力も…
羅川真里茂 木原音瀬
ほわぽ
今作も面白かったです。 アルは吸血鬼という丈夫な存在のせいか、わりとすぐボコボコにされますね。趣味性を感じます。 わたしはそういうの好きな方ですが、コミックスの掲載誌的やターゲット的に抑えめな表現をしてるのかな…なんて思いつつ読ませていただきました。 4巻は1冊の中にいろんな出来事がたくさん起こっていて、誌面不足というか駆け足気味に感じました。1冊半くらいの内容を詰め込んでしまったと…
今作も面白かったです。 楽しいところは楽しく、メッセージが込められたシーンは地に足がついていて真っ直ぐ刺さってくる。エンタメと読みごたえを両立していて原作、漫画共に書き手の練度を感じます。プロの仕事~。 3、4巻のコミックスのオビが、やる気のあるBLというか恋愛展開を煽るような内容で、1、2巻で読んだ作品世界や雰囲気から乖離感があって「そんな展開になるの?」とちょっとびっくりしたのですが、…
ぴれーね
小説「吸血鬼と愉快な仲間たち」のコミカライズ版第4巻目です。 時系列では、原作の2巻のお話になります。 で、こちら、なりそこないの吸血鬼・アルと、無愛想なエンバーマー・暁の、楽しく愉快な日常を描いたラブコメになるんですね。 こう、素直で単純な吸血鬼アルが、毎回事件に巻き込まれたり騒動を起こす。 なりゆきでアルを居候させる事になった暁は、怒り狂いつつも面倒を見るうちに、アルの真っ直ぐな心…
まるごと
四巻とも実家に眠っていますので、文庫版を電子で買いなおしました。 改めて読んでも素晴らしい作品です。 丁寧に描かれていますし、デッサン狂いはほぼありません。 キャラクターの感情の動きも脇キャラの作り方も非常に上手いです。 一般作品を長期連載されていた漫画家さんなので、流石としか言えません。 途中、読者としてケインに愛想をつかしそうになったり、メルの健気さと不幸さに読むのが辛くなる時も…
20年程前に読ませて頂いてからの再読です。 贔屓目も含めまして完成度が凄い。 赤僕作者様だ~とうっかり手に取ったのがこの作品だったのですが、ハード・男性同士・強姦で、当時は新しい扉と言うよりショックの方が大きかった気がします。 車が揺れる意味が解らなかった時代と年齢でした。 20年前でこのような作品を商業で出せる作家様と出版社様はやばい(ありがとうございます)と思います。 世…