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3/8(合計:71件)
羅川真里茂
あさだ2枚
ネタバレ
読むたびに泣きます。 1巻と趣が少し変わり、サイコ・スリラー・サスペンスな1冊としてまとまっています。それでも面白さはそのままに。 案の定大号泣でした。特に好きなのがニューヨークを彼らが離れるシーン。 「ニューヨーク・ニューヨーク」というタイトルのこの作品で、憧れの地であり2人が出会った地であるニューヨークを「もう いいだろう」と、2人は出ることを決めるのです。 大きな喪失感もあり、ま…
ハードな作品ではあるものの、誰にも彼にも読んで欲しい名作中の名作です。BLというカテゴライズはある種合わない。 不幸に次ぐ不幸って作品はあまり好きではないのですが、これほど不幸を畳み掛けてくる作品もないってぐらい。それでもここまで愛してやまないのには沢山の理由があって。 とにかく漫画としてすこぶる面白い。さすがBLどころか漫画界の第一線で活躍される羅川先生、漫画力が画力もストーリー力も…
羅川真里茂 木原音瀬
ほわぽ
今作も面白かったです。 アルは吸血鬼という丈夫な存在のせいか、わりとすぐボコボコにされますね。趣味性を感じます。 わたしはそういうの好きな方ですが、コミックスの掲載誌的やターゲット的に抑えめな表現をしてるのかな…なんて思いつつ読ませていただきました。 4巻は1冊の中にいろんな出来事がたくさん起こっていて、誌面不足というか駆け足気味に感じました。1冊半くらいの内容を詰め込んでしまったと…
今作も面白かったです。 楽しいところは楽しく、メッセージが込められたシーンは地に足がついていて真っ直ぐ刺さってくる。エンタメと読みごたえを両立していて原作、漫画共に書き手の練度を感じます。プロの仕事~。 3、4巻のコミックスのオビが、やる気のあるBLというか恋愛展開を煽るような内容で、1、2巻で読んだ作品世界や雰囲気から乖離感があって「そんな展開になるの?」とちょっとびっくりしたのですが、…
ぴれーね
小説「吸血鬼と愉快な仲間たち」のコミカライズ版第4巻目です。 時系列では、原作の2巻のお話になります。 で、こちら、なりそこないの吸血鬼・アルと、無愛想なエンバーマー・暁の、楽しく愉快な日常を描いたラブコメになるんですね。 こう、素直で単純な吸血鬼アルが、毎回事件に巻き込まれたり騒動を起こす。 なりゆきでアルを居候させる事になった暁は、怒り狂いつつも面倒を見るうちに、アルの真っ直ぐな心…
まるごと
四巻とも実家に眠っていますので、文庫版を電子で買いなおしました。 改めて読んでも素晴らしい作品です。 丁寧に描かれていますし、デッサン狂いはほぼありません。 キャラクターの感情の動きも脇キャラの作り方も非常に上手いです。 一般作品を長期連載されていた漫画家さんなので、流石としか言えません。 途中、読者としてケインに愛想をつかしそうになったり、メルの健気さと不幸さに読むのが辛くなる時も…
20年程前に読ませて頂いてからの再読です。 贔屓目も含めまして完成度が凄い。 赤僕作者様だ~とうっかり手に取ったのがこの作品だったのですが、ハード・男性同士・強姦で、当時は新しい扉と言うよりショックの方が大きかった気がします。 車が揺れる意味が解らなかった時代と年齢でした。 20年前でこのような作品を商業で出せる作家様と出版社様はやばい(ありがとうございます)と思います。 世…
まぎぃ
ゲイである二人が、アメリカ社会でどう生きていくか、が焦点であった1巻。1巻はこれで物語としては完結しています。 2巻は、サスペンスを軸に、虐待と家族に焦点があたる巻です。 幸せだよ、とケインの職場に電話をよこした後、メルが行方不明になってしまう。仕事が手に着かなくなるケイン。しかし、生きているかも知れないというFBI捜査官のコンタクトでケインは希望を見いだし、捜査に乗り出す。 サ…
これは名作でした。 古い作品だし、花ゆめだけあって、基本的には少女漫画だと思います。どんなに愛し合っていてもリアル世界では色々ある、そこには目をつぶって、真実の愛はゆらがないという書き方。 しかし、漫画としてよく考えられているし面白いです。 警官としてクロゼットゲイのケイン。一方、不幸な生い立ちをしたメル。ゲイ世界で店員などをしながら生きている。 二人は出会い系のバーで出会う。 …
Sakura0904
1巻から一転して狂気の漂う世界観になっていました。メルの突然の失踪により、まったく落ち着けない日々を送ることになるケイン。失踪原因に心当たりのある女性FBI捜査官のルナが現れ、ケイン達はメルを攫ったとされる犯人へと繋がる手掛かりを地道に集めていきます。子供時代の虐待のせいとはいえ、監禁と猟奇殺人という重大で悪質な犯行を繰り返す犯人・ジョーイが出てくるシーンは、かなり痛ましいです。 それで…