丸木文華さんのレビュー一覧

mother 小説

丸木文華  門地かおり 

流行りの言葉を使うならバブみ攻め

設定も展開も落ちも文句ないんですが、終盤真相が分かってから落ちに至るまでの受けの心情が理解できないというか、言葉だけのやり取りに終わらず何か説得力のあるイベントを差し挟んでほしかったかなと思います。同じ作者の「言いなり」にも同じような感想を持ちました。ヤンデレに同調しても共依存でも構わないんですが、いきなり読者目線のキャラが伏線も説得力もなしにあっさり向こう側へ行かれると期待を外されたようで困惑し…

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パペット 小説

丸木文華  みずかねりょう 

共に堕ちる関係

官能サスペンスとして面白く読めました。…面白くというとちょっと語弊があるかもしれませんけど…。

どこか歪んだ人たちが多く出演するサイコ・ミステリーです。ぽわんとして可愛らしい夢の世界に生きているような良い子の紡がなにかおかしい…ということは、まぁ割と序盤から分からないでもありません。そんな彼をいいように陵辱するのが編集者の桐谷ですが、ふたりの関係は「恋愛」と言えるようなものではなく、ある意味…

1

パペット 小説

丸木文華  みずかねりょう 

受けがちょっと可哀想になってくるお話です

丸木さんらしい、狂気を孕んだ人物がたくさん登場するお話です。実際、本当に良い人も最後の最後まで信じられない気持ちで読み進めてしまいました…。

バッドエンドではありませんが、ハッピーエンドでもないのでメリバ、といった感じの終わり方です。

前情報なく読んでいただいた方が確実に面白いお話なのですが、ある程度のあらすじを知っておきたい方もいらっしゃるかと思ったので、あえてネタバレさせてもらいま…

3

パペット 小説

丸木文華  みずかねりょう 

あまり怖くない?

先ほど読み終わりました。丸木先生の作品は何作か読んでますが、今回は思っていたよりも怖くなかったです。題名とあらすじからどれほど怖い展開なのかと読みながら考えていましたが、私の想像よりもおとなしめでした。
漫画家で受けの紡が編集者で攻めの桐谷に自分が書きたい漫画を全否定されてるところは可哀想でした。やはり自分の描きたいものを描きたいですよね。だけど紡の思いとは裏腹にヒットしてしまうのは複雑ですね。…

2

霧の楽園 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

2週目からがいいのかも


丸木文華先生の作品はお初読みです。
率直な感想はというと「2週目からが本当の意味で理解できる作品」とだけ言っておきます。
1週目と違った見方で受け様、攻め様を見てもらえると面白いかもしれないです。

かなり好きなお話だなと思って読み進めてました途中までは。
しかし途中からだんだんとこの作品の良し悪しがよく見えてきます。

作品の流れとしては面白くていいかなとは思います。お互いが共…

2

パペット 小説

丸木文華  みずかねりょう 

最後の章で驚愕


星野紡(受け)はデビューしてから次の掲載がなかなか決まらない新人漫画家です。雑誌で賞をとってからずっと担当してくれていた編集者が入院することになっ て、桐谷(攻め)という編集者に担当替えになります。
今まで、ずっと君の漫画が好きだと言ってくれる厳しくもやさしい担当者からダメ出しオンパレードの担当者に替わり戸惑う紡でしたが、なぜか逆らえず言われた通りに書いた読み切り漫画が評価され連載になりま…

4

モンスターフレンド 小説

丸木文華  乃一ミクロ 

コミコミの、

コミコミの特典小冊子を読むべし。印象変わります。

3

パペット 小説

丸木文華  みずかねりょう 

サイコパスな展開に引き込まれる。。

丸木先生らしいホラーでサイコパスなお話でした。
ところどころ気になる表現があって、嫌な予感を感じながらずっと読んでいたのですが、結果は想像以上でした。。
終わり方でタイトルに納得!!
なるほどそーいうことか。。
数々の伏線回収には脱帽です。
ただ、萌え要素がなくて、ただただ恐くて痛々しかったので好みとしては中立で。
BLにはやはり愛が欲しいです。。
丸木先生の作品、最近こーゆー作風が…

2

パペット 小説

丸木文華  みずかねりょう 

入り込んじゃう人にはオススメできないです

丸木先生の本4作目です。
あんまり得意な先生ではないので、どうしようかなあと思ったのですが、
どうにもこうにも気になって&みずかね先生ホイホイで、とうとうレジへ。
ほんと予備知識なしに読んだ方が面白いと思われますです。

みずかね先生挿絵の話なら、ネタバレにはなるまい(笑)
以下は挿絵話。

カラー口絵は両面。1枚目は二人でファミレスで討論中。
受けさんはなんと眼鏡さんでした!

6

パペット 小説

丸木文華  みずかねりょう 

文華節、炸裂。

丸木さんの新刊。タイトルにやや不穏なものを感じつつも、みずかねさんの優しく麗しい表紙にいつもの丸木さんらしいブラックさはなりを潜めてるのかな、と思いつつ読み始めました。

内容はすでに書いてくださっていますし、これはネタバレなしで読んでほしい!
ということで、いつもはネタバレ上等でレビューを書きますが今回はなるべくネタバレは抑えての感想です。




有能な編集者・桐谷×売れない漫…

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