丸木文華さんのレビュー一覧

ヤクザに惚れられました ―フェロモン探偵つくづく受難の日々― 小説

丸木文華  相葉キョウコ 

いまいち全てが中途半端?

シリーズ五作目で、今回は雪也さんのお家騒動なわけなのですが、
タイトルからして、きっと今回も暁さんが、
またフェロモンでやらかしてしまうのか?と思ったら、
相変わらず男たらしでしたが、そう濃くもなく。

ヤクザに惚れられ?
光?西原?日永?それとも龍二が本格的に攻めてくる⁈と、
どきどきしつつ読み進めても、
一向にそういうエピソードは出て来ず。
結局最後の最後に唐突に付け足すみた…

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あんたとお前と俺。 小説

丸木文華 

究極のマザコンが複雑化させる

複雑な義兄弟関係ですね。
そして奏祐のマザコンぶり。母一人子一人で自分が母を!という気持ちは理解できるのですが、どんどん明後日の方向へマザコンが暴走し出して…。

義理の兄弟ものはたくさん読みましたがこの作品はなぜかあんまり萌えられず。

親の再婚というよくあるパターンですが、まず兄の陽一がいきなり奏祐に手を出したり、弟の栄次が最初は誤解してチャラ男と敵意剥き出しで、そうかと思えば誤解が…

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蜜華の檻 ~堕ちた麗人~ 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

主人公に共感できず

戦争、没落華族、生活に困窮し家を売るしかない美貌で中性的な主人公と彼に執着するかつての同級生、しかも男ぶりがよく事業を成功させ。失礼ですがありがちな設定ですね。

主人公千秋の空回りにこちらもぐったりです。
本人は姉の為にと奔走し自己犠牲というほど心を砕いてますが、姉はそんなことは望んでおらず千秋に自分の幸せを求めて欲しい。

姉を思う故にこんがらかっていく千秋。姉は千秋が思う以上に聡明…

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mother 小説

丸木文華  門地かおり 

最後の最後で合わなかった

執着ヤンデレが好きな私は、丸木文華先生の作品がぴったりと友人に勧められ、評価の高いこちらの作品を購入。

純粋で可愛いタイプが苦手な私にこの受けは、うーん中身(性格)綺麗すぎてちょっとなぁってなりました。この性格だから攻めを受け入れられるんですけどね(苦笑)
逆に攻めは最高。優しく面倒見の良い攻めかと思いきや、終盤でヤンデレな部分が見えはじめ、今までが攻めの計画的犯行だったことを悟った時は、…

3

パペット 小説

丸木文華  みずかねりょう 

タイトル通りのお話しです

あらすじを読んで、想像していたお話しとまるで違う展開でした。
始めは若くて純粋な受けが、強引だけどカッコいいミステリアスな攻めに、愛され導かれて成長していくお話しかと思っていました。

そしたら受けは病んでて、攻めはサイコパスで読んでてダークで痛いお話しでした。

二人とも病んでてお似合いで、ハッピーエンド?でしたが、受けは現実逃避は変わらず救われた訳ではないし(攻めに依存しきって余計悪…

2

「警戒セヨ」ヤクザに惚れられました 初回限定特典書き下ろしSSペーパー グッズ

見えない「何か」に警戒するも…

本品は『ヤクザに惚れられました』の
初回特典ペーパーです。

映の護衛に着いた光視点で
映との関りが語られるSSです。

三浦光は
白松組の若頭の直属の部下です。

馬鹿正直で
あまり頭もよくありませんが
若頭に心酔しています。

光は苦手レベルを超えて
ホモが大嫌いなため
光の前ではそういう話題は
避けられていました。

しかし、
生粋の女好きな若頭が

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ヤクザに惚れられました ―フェロモン探偵つくづく受難の日々― 小説

丸木文華  相葉キョウコ 

受様のフェロモンは効かない相手はいない!?

本シリーズは作爆体質で実業家兼探偵助と
トラブル体質の探偵事務所所長のお話です。

攻様の弟の襲撃事件で表面化する
白松組の内部争いが決着をみるまで。

受様は日本画の大家を父に
琴の名手を母に持ち
それぞれの才を受け継ぎますが
実家を出て探偵事務所を設立します。

しかしながら
探偵業の才はからっきしで
探偵事務所は閑古鳥が鳴いています。

そんな受様が偶然出会った…

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ネコの華麗な生活「恋人の秘密探ってみました~フェロモン探偵またもや受難の日々~」番外編 グッズ

お互いに犬派というけれど

本品は『龍恋人の秘密探ってみました』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子です。

雪也が知り合いから猫を預かるお話です。

秋の穏やかな陽光の中でも
閑古鳥な鳴く夏川探偵事務所では
所長の映もうとうと昼寝中♪

そんな映の胸に
綺麗な毛並みの黒猫が
飛び乗って頬ずりし始め
映は驚いて飛び起きます。

その猫は雪也の知り合いが
数日預かって欲しいと連れてきた猫で
映…

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かつての君は「恋人の秘密探ってみました~フェロモン探偵またもや受難の日々~」番外編 グッズ

子供の頃は可愛かったのに…的なお話です

本品は『恋人の秘密探ってみました』の
初回特典ペーパーです。

めずらしく雪也が
友人達と飲み会に行った際の
後日談的な小話になります。

雪也が映の側を離れる機会は
滅多にありません。

しかし今夜の飲み会は
大学時代の同期の集まりだからと
気乗りのしない様子ながらも
出来かけ行きます。

日付が変わって少ししたくらいで
雪也から明日帰る事になったと連絡が入り

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ふたご 緋牡丹と白百合 小説

丸木文華 

ふたご

禁忌感の薄い双子もの。
薄いから悪いというのではないですが・・・。
個人的な趣味として近親、しかも双子と言う事で、こう、もっとなんというか、痛ましい背徳感が欲しかったな~と。
でも、今まで読んだことなくて、試しにちょっと読んでみようかな~という近親入門としては、良いかも。
ラブ度も高いですしっ!

お話自体はちょっとしたミステリー小説風味もあり、読み物としても面白く、謎が気になりながら…

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