サマミヤアカザさんのレビュー一覧

月満ちる第四皇子の婚礼 小説

安西リカ  サマミヤアカザ 

大国の皇子としての矜恃と劣勢感

今回はハドゥマサル王弟と
アスタイダルガの第四皇子のお話です。

受視点で攻様との婚姻で受様が変わり攻様の唯一となるまでと
攻視点で本編裏事情を含む夫夫となった2人の続編と
あとがき後にSSを収録。

受様は大国アスタイダルガの第4皇子ですが
兄達に比べ貧相な身体つきで顔貌も百人並みです。

アスタイダルガは北のソランガと緊張状態にあり
両国の緩衝地にあるハドゥマサラに金銭援…

5

無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です 5 小説

夜光花  サマミヤアカザ 

迷えるリドリー

神シリーズ5巻目。もう5巻か!頑張るリドリー、まだまだ決着つかず、4巻ほど「リドリーかっこよ!」と唸ったところが無かったので萌にしました。(カラー挿絵はめちゃんこカッコよい!)お話自体というかシリーズ通しては間違いなく神なのだし読みやすいし、小説読んだことない方、是非。めっちゃ面白いです、太鼓判100ぐらい押します。タイトルはリドリーが「このままでええんか・・」と悩む様子があったので。ええ訳ないや…

5

月満ちる第四皇子の婚礼 小説

安西リカ  サマミヤアカザ 

おだやか

先生買い。雑誌掲載時から面白いと思ってましたが、一冊になってもう一度読んでもやっぱり面白い。国の興亡戦なお話が好きな方でしたら是非是非。攻め受けとも苛烈の真逆なタイプに感じて、芯があって好き。ただ、ずっと覚えている自信が無かったので萌にしました。雑誌掲載分140Pほど+その続き110Pほど+あとがき。穏やかさんがお好きな方にもおススメしたいです。

歴史ある大国の第四皇子であるナランツェツェギ…

6

月満ちる第四皇子の婚礼 小説

安西リカ  サマミヤアカザ 

ほど良いむずがゆさ

意地っ張りと感じが悪いって紙一重だと思うのです。
本当はこんなことを言うつもりではなかったのに!と、その場にそぐわない発言をしては脳内反省会をするナランを読み手は見守っていられるものの、婚姻のお相手となるダムディ側の気持ちはわからないわけで。
人見知りで不器用なのはわかるけれど、はたしてこの皇子さまのことを好ましく思えるのだろうかと少々ハラハラしました。

ところがですよ。
作中でナラン…

6

『月満ちる第四皇子の婚礼』出版社特典ペーパー グッズ

朝の身支度、お団子をこしらえるナランと、誓いの日への思い

安西リカ先生「月満ちる第四皇子の婚礼」の購入特典ペーパーのこちら。

ナランの朝の身支度で目が覚めたダムディが、
今までのことを振り返りながらナランと会話を交わし…という、
ほのぼの心温まるお話でした(*´˘`*)

新たに”伴侶の誓い”をたてることになっている日の朝。

しゅ、しゅと髪を梳く音で目覚めたダムディ。
最愛の伴侶がせっせと朝の身支度をしているのをじっと見つめていると…

0

月満ちる第四皇子の婚礼 小説

安西リカ  サマミヤアカザ 

前半と後半の対比がさすが!

ナランー、ダムディー!

前半はナラン視点、後半はダムディ視点です。
お見事でした。
前半は大国の第四皇子のナランが隣国の小国の王弟ダムディと伴侶になるところから…。

もうナランの自己評価や口下手不器用プライドは高いなところが、読んでてなぜか泣けて泣けて。共感してしまって読むのに声が出そうでした。やめろーって。
お慕いしてるんでしょ?お話したいんでしょ?なのに口が喧嘩を売るようなこ…

5

月満ちる第四皇子の婚礼 小説

安西リカ  サマミヤアカザ 

政略結婚が政略結婚でなくなっていく甘みのある愛に酔いしれました

安西リカ先生の日常現代ものじゃない作品は、久しぶりな気がする(笑)
カテゴリ的には外国モノ。世界観としては、チベット辺りか、モンゴル、あるいはネパール辺りかなって感じでしょうか。
時代背景も中世から近世くらいで、前時代的な趣きを感じる雰囲気がしっとりと艶めかしくてとても良かったです。

同性同士の、カタチだけの政略結婚から始まるストーリーというのはまあまあ見かける設定ではありますが、ちょっ…

7

無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です 5 小説

夜光花  サマミヤアカザ 

終わって欲しくない!

今作も凄く面白かったです。寝る前にちょっとだけ読むつもりが、ページを捲る手が止まらずに気が付けば最後まで読んでました。やはり夜光花先生は天才ではないでしょうか?

あの親父(皇帝)とのバチバチも凄く面白かったですが、シュルツとマッドのリドリーを巡る争いもドキドキしながら読みました。段々と展開が早くなって来てるような気がします。

ベルナール皇太子の婚約者選びが思わぬ方向で決着してしまったの…

10

月満ちる第四皇子の婚礼 小説

安西リカ  サマミヤアカザ 

長髪同士のロマンチックシーンが最高。ドラマチックなファンタジー作品!

いやぁ、もう完璧に面白かったです!

大国の第四皇子ナランツェツェギと小国の王弟ダムディスレンの婚礼からお話は始まります。名前が難しい~と思う勿れ、基本はナラン様ダムディ様と呼び合いますので大丈夫!
(ちなみに閨では2人は呼び捨てになる。最高。)

ナランは自国でもあまり顧みられず過ごしてきた存在感の薄い第四皇子…とくれば健気受け?と思ったら、口から出る言葉は「大儀」「~しておらんわ」と…

8

月満ちる第四皇子の婚礼 小説

安西リカ  サマミヤアカザ 

お団子頭の意地っ張り皇子の、可愛らしい仏頂面。受けの魅力満載の歳の差オリエンタル・ラブ

ああああーーー…!!
萌えすぎて萌えすぎて、なんというかこう、たまらない気持ちです。。
個人的に★5つでは足りなくて、倍にしたいぐらい。
以下、ただただ萌えを叫ぶレビューとなります...

安西リカ先生の新刊。
つい先日センチネルバースの現代ものを拝読した気がしますが、
間を置かずに新刊が読める幸せを噛み締めました。

今回の物語は、オリエンタル(中華、ともまたちょっと違うような…

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