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野原滋 サマミヤアカザ
てんてん
ネタバレ
本シリーズは妾腹ながら勇猛果敢な武将と 双子の姉の身代わりで攻様の嫁となった青年のお話です。 攻様の父の指揮する戦で受様が初陣を果たし、 攻様が戦の功績で領主となった日向埼の領民達に受け入れられるまでと 攻様の弟達が日向先を訪ねて来る後日談を収録。 男女の双子として生まれた受様は不吉な忌子として虐げられて育ちます。 その上、攻様との婚儀を嫌がった姉の身代わりとして、男ながらも…
はるのさくら
続編が出るだなんて(≧▽≦) 前作で、祝言を挙げて、内外に向けて空良を妻としてお披露目をし、固い絆で結ばれた2人。 これ以上何が?と思っていたのですが、なるほどなぁ。 空良の成長ぶりに感動です。 出陣中の空良の義父である時貞から、援軍要請の手紙が届く。 攻めあぐねている状況に、その土地の風土や天気を読み取れる空良にも来て欲しいともあって。 これに激怒で、聞く耳持たない…
水無月さらら サマミヤアカザ
kurinn
良く名前を見かける作家様なのに、読んだのは3作目だと思います。(大昔の作品は記憶に残ってないだけかもです) 「いたいけな弟子と魔導師さま」がクスッと笑えてとても大好きな作品だったのですが、それに比べると硬派な印象の作品でした。 それでも萌は確かにあって、ローレンスとデイヴィッドのビジュアルが物凄く素敵でした。 そしてストイックなはずのローレンスが、デイヴィッドだけに欲望を覚えると…
鳥舟あや サマミヤアカザ
ハウスキーパー
前作の続きとの事ですが未読なので、今作が初です。前作を読んでいなくても充分楽しめました。 獣人と人間、それから人外までも混在する今作の世界。ただファンタジーに寄せ過ぎている気配もないのでファンタジー不得意でもわりとサラッと読めるのではないかな?という印象です。 2人の関係性や距離感が絶妙なバランスで描かれているので、ジリジリとしつつ嫌な感じではない。話の構成も読みやすく、万人ウケしそうなBLで…
はるつき
今作は新キャラ「菊七」をむかえ、空良の初陣があり、そして高虎が城持ちになるという内容です。 大きな変化の中で、またひとつ成長を遂げる空良と、高虎の心のやわらかい部分を垣間見れました。 あらすじを読んで空良が出陣すると知った時、正直に言うと嫌だなぁ…と思ったんです。 どんなに責められてもなじられても、憎むことや恨むことを知らずに生きてきた無垢な空良に、争いの一端を担わせるのかと。 で…
タテ
なんと3作目! なんでかわたしの使っている電子書籍では続編通知がきておらず、たまたま見てたら新作が!というわけで迷いなくポチりました。 もうみなさんが既に思いの丈を先に書いていただいてるので、感想だけ。 自己評価がやたら低い謙遜を通り越した空良でしたが、今作は周囲の評価をしっかりと自分で認識して自信のようなものができてました。 一作目の鳥、オオルリと二作目の鳥、フクロウのふく、はいます…
momo5
またこの2人に会えるとは♪( ´▽`)歓喜! 本篇「そらの誉れは旦那さま」と、ショートで魁傑視点でのお話「雪にて候」が入っております。 本篇も実質2つのお話が入っている感じ。 1つ目が、空良の初陣。…といっても空良が前線に立ち刀振るうわけでは無いです。戦略に空良の才能が必要と考えた時貞(お館様)により戦場へと招ばれるお話。 2つ目が、高虎が新たな領地を与えられ一国一城の主となるお話。 …
fandesu
前作『いとしい旦那さま』の読後感は「哀しい」だったんですね。 『いらない子』として育ってきたそらは類まれな能力を持ちながら、自分の価値を低いものとしか思えない。愛されていることは解っていても、それが自信につながらない。 これがひじょーに哀れだったんですよ。 「こんなんが続くのはヤバいだろう」とも思いましたよ。 今回のお話ではそらがもう一歩踏み出します。 信頼する人たちに応えるため、勇…
327
レビュー書き慣れないのですがなんだかめちゃめちゃ良くて胸がいっぱいになったので…。 献身的で健気な主人公にはやっぱり自己肯定感を持ってほしいので、そらの能力が正しく評価されて本人も自信と覚悟を持っていく過程がとてもうれしかった。 物語の中盤で2人が置かれた状況が大きく変わる流れがあるんですが、読んでるこちらとしても「みんな今幸せなのに…どうしてこんな酷なことを…」(不幸な事件ではないんです…
ポッチ
作家買い。 『そらのだいじな旦那さま』→『そらのいとしい旦那さま』に続くシリーズ3冊目です。序盤にさっくりと前2巻の説明があるので未読でも理解できないことはないかと思いますが、1冊目にあたる『そらのだいじな旦那さま』だけでも読んでから今作品を読まれるとより一層この作品の持つ世界観に入り込めるかなと思います。 ということでレビューを。 3巻目にしてこの萌え。素晴らしい。 個人的に…