綺月陣さんのレビュー一覧

背徳のマリア 下 小説

綺月陣  AZ Pt.(AZ Pt ) 

上巻同じく

上巻であまり乗り気のレビューを書いていない通り、下巻も同じく神評価レビューが並ぶ中にノリ悪いです。
皆さんはどこに良さを感じているのか知りたくて、レビューを拝見してきました。うーん……やっぱり好みの問題かなぁ。
地に足のついたリアルを感じる作品が好きで、彼らにリアルは感じられなかったというのが一番かもしれない。ラスト、狂気をなんとなく良い雰囲気のところに収めてるけれど、自己中心的な愛ばかりだな…

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背徳のマリア 上 小説

綺月陣  AZ Pt.(AZ Pt ) 

自分には合わなかった

自分は特殊な作品で、男性の妊娠描写がある、という程度の予備知識ではあったもののもっと知らない方がよかったな…でも知らなかったら興味を持ってないしな…あるいはもっと知ってても良かったのか?

まず、『人魚の声が聞こえる』から上下巻通して一つのお話で(まぁ一つのお話といえば一つのお話なんだけど)早坂が主人公だと思い込んだのが良くない。しかし誰を主人公と思えば良かったかというと、登場人物の誰にも惹か…

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子連れやくざのリモート・スロー・ライフ 小説

綺月陣 

BL初心者さんにもおすすめしたい♡

鮮やかな表紙が目を惹く本作。
見習わなければ……と思わせる節約・真面目・勤勉・ウブなまここ。
うちの旦那もこうならないかナーと自分のことを棚に上げてもそう思わずにはいられない、不器用だけど愛のあるイクメンパパと化した男前ヤクザ、遠藤。
まさかそうだったの?!の葡萄農家の米田夫妻。
はいはいはい~~2歳児ってそうだよね~~~と子育て経験者ならうなずかずにはいられない、ライ。
忘れちゃならな…

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背徳のマリア 下 小説

綺月陣  AZ Pt.(AZ Pt ) 

めちゃくちゃ面白かったです。これに尽きる(サムズアップしながら)

上下読み終え、ほかの方があらすじなど書かれていらっしゃるので、読了後の感想のみで。


衝撃作だということはずっと噂などから見知っていたのですが、まさか2つのカップリングのお話が収録されていて、それぞれがこういう結末を辿るとは予想もしていませんでした。


愛って本当に難しい。


狂気になったりするもし、淋しさを分け合う愛にもなったり、ひょんなことから変わってしまったり、ずっと…

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プラネタリウムの輝夜姫 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

読了後の多幸感半端ない1冊

私的大ヒット作品。
久しぶりに声出して笑いました。
え?!これおもしろ系?!って思うくらい。
現代にとまどう輝夜&宇佐吟の、真剣なゆえのおもしろ発言それに対する智登世の反応
ただその笑いの中に潜む切なさに胸がくぅーってなります
頭ポンポンで心がふにゃりとしちゃうウブな輝夜がとにかくかわいくてかわいくて、こんなんで無事コトができるのかー?!と思っていたのですが…そこは兎の輝夜くん
智登世…

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獅子王は熱砂の時空で愛を吠える 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

No Title

もふもふハッピー♡♡
最初から最後まで幸せな気分で読めました♡⃛
もちろんちょこちょこ悲しかったり事件だったりは起こるのですが、そこまで激しくないのでおだやかに一冊読みたい時におすすめです。
直前に読んだ「祈り」がなかなかハードだったので、綺月先生の振り幅にびっくりです…!
一点の曇りなく慧を愛する(好きじゃなくて愛)ハイダル様、ミルクプリンと言い間違えが萌えなミシュアル、あの方のお相手な…

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プラネタリウムの輝夜姫 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

ほっこり、くすりと笑える胸きゅんファンタジー

タイトルから何となく察せると思いますが、竹取物語の設定をベースに書かれたファンタジーのお話です。
現代の地球に、パラレルワールドの平安時代風の稚球から何らかの理由で飛ばされて来た輝夜。稚球の輝夜は兎の耳を持つ人型で男性でも子供を産める絶滅危惧種の最後の生き残りという設定。しかし、子供を産むには「互いに愛し合った人」と、睦合わなくては決して子は孕めないという。
子供を産めと言われても、なかなか相…

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昨日の敵は明日の恋人 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

東西対決♡

作者買い

コミカルで楽しい作品です♡
だいぶ前に読んだので今回新装版ということでSS読みたさに電子版も買い直しつつ読み返してきました(⁎˃ᴗ˂⁎)

東のデパートのマーケティング部の所属する受け様。
先輩の代打でお見合いパーティに行かされて運命の相手と恋に堕ちます。

ところがその男性とは…?????

罵り合い合戦なんですけど、言葉の応酬の中に愛がダダ漏れで笑える作品でした…

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背徳のマリア 下 小説

綺月陣  AZ Pt.(AZ Pt ) 

数十兆個からなる愛の果て

好みか好みではないか。評価が分かれる作品が好きです。
正直、上下巻共に萌えという言葉がこんなにも似合わない作品はあるのだろうかと思うのです。
人によってはいたるところに劇薬がごろごろと落ちているような、かなり人を選ぶ特殊設定と展開のオンパレード。
ディープ中のディープというか、2023年現在の商業BL小説の新刊としてはまず積極的には出版されない題材なのではないでしょうか。
設定も展開も狂気…

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背徳のマリア 上 小説

綺月陣  AZ Pt.(AZ Pt ) 

異色作

BL小説というジャンルの中に一石を投じた異色作でもあり、意欲作でもある1冊かなと思います。
人によっては大地雷があちこちに埋め込まれていそうな設定のオンパレードといったところですが、人間の狂気をも孕んだ執念と情念の描き方が濃厚で、非常に読み応えのある1冊でした。
話が面白ければなんでも来いな方はぜひ。面白いですよ。

まず、こちらの上巻でメインに描かれているのは表題作ではなく、主人公が異な…

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