洸さんのレビュー一覧

副業でヒーローやってます! 小説

  麻々原絵里依 

「ヒーロー」のお仕事とは

今回は不動産会社の世話好きな先輩社員と
謎のヒーローとして活躍する後輩社員のお話です。

受様が秘密を知られた攻様とともに
ウィルスによる大量殺人を防ぐまでと
受様が距離を置いたはずの攻様とともに
広域爆破計画の最終段階到達を阻むまで。

受様は不動産会社の営業部に所属し
顧客にマンション販売等を手がけています。

受様はで同僚達とあまりしゃべらず
職場での人付き合いも悪く…

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副業でヒーローやってます! 小説

  麻々原絵里依 

アメコミのヒーローみたい

麻々原先生の挿絵狙いで購入。アベンジャーズの一員か!というようなスーツ着てるんだもの、超楽しみで。コミカル路線かなと思ったら、違いました。BLでコメディじゃないヒーローものって私は初読みな気がする・・。その他諸々やっぱりツッコミたくなってしまったので話的には中立ですが、恋心方面はせつなくてよかったのと、アメコミのようなヒーローものが好きなので萌にしました。「小説Chara掲載分140Pほど+その続…

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副業でヒーローやってます! 小説

  麻々原絵里依 

ヒーローの私生活は意外と寂しいものだったりするのです

私はアメコミヒーローの映画なんかが好きで、よく見るんですよね。
主人公が超人的な力を発揮して、素手で車のドアをバリッと剥がしたり、華麗な立ち回りで敵をバッタバタ倒してくのが、血湧き肉躍るみたいな。
今回、まさにそんなお話でした。
ヒーローの私生活が意外と寂しいものだったりする所まで一緒。
まぁ、個人的には過去に囚われて苦悩してる美人受けと言うのは大好物ですけどね(*´▽`*)


内…

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副業でヒーローやってます! 小説

  麻々原絵里依 

思いのほかシリアス

タイトルと麻々原さんの描かれた表紙につられ購入。タイトルからコミカル寄りなストーリーかなと思いつつ読み始めましたが、シリアスムード満載な作品でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。







主人公は三崎。
不動産会社に勤務するリーマン。
が、リーマンというのは表の顔。彼の正体は実は高性能なスーツを身にまとい、事故や災害が起きたときに人々を救出するヒーロー・「…

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常夏の島と英国紳士 小説

  みずかねりょう 

常夏の島でもジェントルマン

主人公のダン(受)はハワイの刑事。イギリスから来たマカリスター(攻)と一緒にフォスターという詐欺師を捕まえることになります。そこに殺人事件が起こり、ダンの元彼氏であるヤクザの吉宗が何か関係しているようで…という話です。

誰が犯人で、吉宗はどう関係していて、事件がどう落ち着くのかというのに並行して二人の恋愛感情が進行していくのですが、そのバランスが見事だったと思います。ちゃんと仕事しつつ気を抜…

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翻訳家は愛を知る 小説

  小路龍流 

気づいたら読み終わっていました

電子書籍で読了。挿絵、あとがき(洸さんだけでなく小路龍流さんのイラストあとがきもありました。これが可愛らしい!)あり。

自分で付けておいてこう言うのもなんですが、ちょっと評価が辛いかも。
辛くなってしまったのは、読み終わった後の『肩すかし感』が大きい様に感じちゃったんです。
好きな要素がいっぱい入ったお話だからなんだろうと思っているのですが。

「キラキラしい世界で仕事をしている仮面…

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深窓の王子の秘密 小説

  金ひかる 

キャラクターが受け入れられるかどうかに尽きる

設定や展開は置いておいて、主人公のキャラクターで評価が左右されるのではないかと思われます。
バックボーンの所為ももちろんあるとは思うのですが、それでも弱気で消極的な態度にウジウジ、イジイジしているタイプと受け取られても仕方ないのでは。一本筋が通った所もあるし、真面目で誠実で、良い面ももちろんあるんですけれど、それにしても。
意外に大胆な所はいいぞ!と思いますが、こんなに三点リーダー(…)を酷使…

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深窓の王子の秘密 小説

  金ひかる 

マイノリティの孤独

電子書籍で読了。挿絵、あとがきあり。

事前知識なしでタイトルに惹かれて読んだのですが、大変引き込まれました。
あらすじはオカルトっぽい感じですが『マイノリティの孤独』について描かれていると思います。

子供の頃に発熱したことをきっかけに、青葉は人のネガティブな感情が見える様になりました。その人の周りに黒い霧がかかっている様に見えるのです。母や友達に話しても信じて貰えず疎まれるばかり。人…

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深窓の王子の秘密 小説

  金ひかる 

見えてる

表紙が金ひかるさんなら無条件に買う主義なので、あらすじ等は全くノーチェックのまま購入。
主人公の青葉は周りの人間の負のオーラだけが見えるっていう設定だが、オカルトとかファンタジーという面で読むよりは、他人と関わることに臆病な青年が、恋愛を通して対人関係にしっかり向き合うようになっていく、そんな普遍的な成長物語として面白かったです。
誰もひどい目にあったりしないし、最後はすごく甘々のハッピーエン…

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深窓の王子の秘密 小説

  金ひかる 

何かと心配させられる二人

”黒い霧"といった形で人間の負の感情が見えるせいで常にビクビクしてしまい、引きこもり気味になってしまったフリーのプログラマー・青葉と、社会人になってからも仕事の面倒を見てくれる先輩・吉武。

二人が大学にて出逢ったという回想にて”競技プログラミング”なるものを初めて知ったが、「青葉の書くコードは俺好みだ」っていう吉武の口説きがマニアックではあっても変ではなかった。
何かと吉武の庇護を受け…

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