みずかねりょうさんのレビュー一覧

紳士家な恋人 小説

花川戸菖蒲  みずかねりょう 

紳士とは何か。上質とは何か。

へ〜……
イヤ驚いた、こういう話だったんだ。読後感は…悪い。はっきり言って。
と思ったら、皆さんのレビューも中立とかで。
やっぱそうだよね。

前半は、小悪魔的魅力のピアニスト・キリエと、資産家のちょい悪男性・四倉との煌びやかなデート。
その裏でお互いの認識がチグハグなんですよね。
そこがすごく斬新で、これどうなるんだろう?と楽しく読んでたんだけど。
この物語の本当の主題?のような…

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黒獅子パパの恋つがい 小説

成瀬かの  みずかねりょう 

なんとも言えない感じ

受けが卑屈すぎなのか?双子の兄が本当に嫌なヤツなのか?
そこが気になりモヤモヤ。

ま、この獣人達の元に来たのが、控えめな子だから受け入れられたのかもしれないよね?

えらく酷い人族の描かれ方に笑った。魔術師さんだけがまともな人なの?
イアちゃんを攫ってどうしたかったのかな?
いきなりお父さんが…って展開にショックだったわ。
楓は人族の国に着地しなくて良かった。

エロ獅子さん…

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王子は無垢な神官をこよなく愛す 小説

釘宮つかさ  みずかねりょう 

魅惑の乳首?

初読作家様でした。

レオンハルトが、最初はすごくカッコいい王子様かと思って読んでいたんです。
そしてナザリオに惹かれているのも、読む側としてはちゃんと伝わる態度でした。
ナザリオの窮地に駆けつけて、助け出すシーンもカッコ良かったです。ヒーローって感じで。

怪我を負ったナザリオを甲斐甲斐しく世話をして、好意を表しているのも微笑ましくて。
…と、こらっ 笑
いい大人がお医者さんごっ…

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鏡よ鏡、毒リンゴを食べたのは誰? 小説

小中大豆  みずかねりょう 

天才芸術家様に惚れてしまった苦しみ。

あらすじから、「ラプンツェル王子の通い妻」と同じ香りがするけれど、その割にはレビューで攻めザマァ!みたいなのが見当たらないので、きっとモヤモヤさせられるだろうな……と思い、発売当時から購入するのを見送っていたのですが、なんか読めそうな気がしてポチ。

あぁぁ、やっぱり天才芸術家様に惚れてしまった凡人の苦しみみたいなもんが、受け視点でこれでもかと伝わってきてなかなか苦しいものがありました。

1

羽化 悪食2(表題作「夢魔」) 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

妖精

先生買い。水琴ちゃんの透明度がますます上がったように感じて嬉しかったので、萌2より萌にしました。カプの馴れ初めやら受けさんの異能に関する説明はほぼないので、是非1巻からお読みください。雑誌掲載の表題作150P+別のお話230Pほど+あとがき。水琴ちゃんの異能の関係で、どうしても死者が絡んでくるのでちょっぴり悲しいエピがあるのを許容できる方向けかと思います。

恋人でありパトロンである泉里のギャ…

1

羽化 悪食2(表題作「夢魔」) 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

ボリューム満点!

宮緒先生があとがきで書かれていた通り
全編後編の2話で約400ページ、単行本2冊分相当のお話でもりもりのボリュームでした。

前回の悪食で晴れて恋人兼パトロンと画家のたまごの関係になった泉里と水琴。

今回は、衝撃的な作品を残して行方知らずになった画家の作品をめぐってのお話(前編)と、「SNSで話題の妖精作家は私」と名乗り出た偽者が現れてってお話(後編)

今回ホント泉里さんのモンペ…

3

悪役令息ですが魔王の標的になりました 小説

小中大豆  みずかねりょう 

ジョシュアが救われますように

悪役令◯もの?ってこういう感じの設定が王道なんですかね?つまり、本当は悪いことしてないのに仕立て上げられた系?
初めてだったので、勉強になりました。
異世界ものはよく読みますけど。

召喚ものもよくある話ですが、聖也もある意味、気の毒に思ってしまいました。

でも本物のジョシュアがかわいそうすぎた。彼がどうやらこちらの世界で馴染めそうではありましたのでひと安心。
入れ替わってしまった…

2

羽化 悪食2(表題作「夢魔」) 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

大切な人を守るために

今回はギャラリーオーナーと不思議な力を持つ画家の卵のお話です。

行方不明だった寡作な画家の殺人事件に関わる顛末と
妖精画家の偽物の出現により暴かれる誘拐事件の真相を収録。

受様は高祖母の美貌と不思議な力を引継いで生まれ
幼い頃から無念を抱える死者達が見たことから
母に疎まれ、父方の祖父の元で育ちます。

受様が描いた絵がSNSにアップされた事がきっかけで
画商である攻様に…

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羽化 悪食2(表題作「夢魔」) 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

「あなたは独りではない」と伝える水琴

前作は、恋人との出会いと祖父との別れ。
今作は、水琴が、社会の関わりの中で、自分が持つ能力の意味と意義に気づく巻だった。
他に粗筋があるので、印象に残った場面をメモ。

★「夢魔」
聴覚を失ったゴヤのスランプ。「我が子を食らうサトゥルヌス」を食堂に描いて蟄居したゴヤが、正気を取り戻し、活動を再開した逸話をなぞる展開。
「蒼い馬」の作家・桜庭は、妻子を失った「絶望と狂気」を描く作品で財を…

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策士と奥手の攻防戦 小説

海野幸  みずかねりょう 

こんな最高の男どこにいるんだってばよ!

もう読後の幸せ感たるや…!最高でした〜!!
海野先生の御本は初めて読ませていただきましたが、こういったの正統派ラブコメが多い作家さんのようですね。
間違いなく今後作家買いさせていただくことになるでしょう!

ゲイを公言する社長×同じ職場の秘書
受けは攻めに前から片想いしていて、玉砕覚悟で攻め行きつけのバーで一夜限りの関係を迫る…というところからお話はスタートします。
受けは攻めに対して…

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