みずかねりょうさんのレビュー一覧

奇縁愛艶宿縁の 小説

今城けい  みずかねりょう 

題材は魅力的ですが……

某村落を代々統治する一族、紫尾家。
紫尾家の下男・隼人(攻め・17歳)は、若き当主・良香(受け・11歳)と惹かれ合いつつも上京。
9年後、会社を興し成功した隼人は新宿のゲイバーで働く良香と再会するが、「お前など知らぬ」と拒絶され……

あらすじから、身分差両片想いドラマ、又は平成の八墓村のような閉鎖社会サスペンスを期待しましたが、残念ながらどちらも期待外れでした;

隼人視点で進むのか…

6

輪廻の花 ~300年の片恋~ 小説

六青みつみ  みずかねりょう 

久々に泣かされました

初読み作家さんです
ファンタジーが好きで、みずかねりょうさんの表紙が麗しくて思わず手に取りました。

とにかく最初から最後まで涙が溢れてきます。
本当に久々に泣かされました。

輪廻転生がテーマで、話の流れ的なものは輪廻転生の言葉から、先が読めるような展開なのですが、世界観がしっかりと描かれていて、カタカナオンパレードでも全然気にならないぐらい先が読みたく、一息に(途中で待てが出来ない…

19

守護者がつむぐ輪廻の鎖 守護者がめざめる逢魔が時(3) 小説

神奈木智  みずかねりょう 

ここで続くんですか!?

今月4巻が発売されるので、1巻から再読しています。BL+ホラーで、夏にピッタリなシリーズの3巻になります。前作の2冊は、シリーズと言っても1冊ずつ完結してたのに、今回はとっても気になるところで終わっててヤキモキさせられます。
3巻は、新キャラが登場して清芽の『守護』の理由が少し見えてくる、先祖たちの因縁が絡む心霊事件です。

今回はホラーとしても怖かったけど、悪霊になってしまった女性の運命が…

2

守護者がささやく黄泉の刻 守護者がめざめる逢魔が時(2) 小説

神奈木智  みずかねりょう 

兄への特別な思い

今月4巻が発売されるので、1巻から再読しています。BL+ホラーで、夏にピッタリなシリーズの2巻になります。2巻では、凱斗のトラウマとなった過去に繋がる心霊事件と絡んで、明良の兄への想いが事態を悪化させる、かなりハラハラさせられる内容です。

小さい頃から優れた霊能力で、苦労してきた凱斗。5歳の清芽に出会って救われたんだけど、その時からこのコを守るのは自分だと決めていて。困ったことがあっても何で…

1

守護者がめざめる逢魔が時 小説

神奈木智  みずかねりょう 

BL<ホラー、だけど面白いです

今月4巻が発売されるので、1巻から再読しています。BL+ホラーで、夏にピッタリなシリーズです。1巻ではBL色が薄いけど、それでもホラーとしての設定が面白くて好きです。

由緒ある神社の息子として生まれた清芽。弟の方は、霊能力者としてもの凄い力を持っているのに、兄の清芽には何もなくて昔からコンプレックスを抱いてきました。
そんな清芽の前に現れた、正体不明な男。その男・凱斗に除霊の仕事に同行して…

2

Chara BIRTHDAY FAIR 2015 B キャラ創刊20周年記念バースデーフェア小冊子 グッズ

大人になっても…な、忍が可愛い。

フェア開催店で既刊本を買うとその場で1冊貰える小冊子です。
このフェアが始まってもうすぐ1ヵ月、
そろそろもう終ってしまっているお店もあるかな?
欲しいなぁ~と思いつつ、まだゲットできていない!という方は、
どうぞお早めに~~まだ間に合いますように!
(かく言うわたしもまだ貰えていないのが……汗)

8Pずつの番外編が載っている小冊子ですが、
神奈木智さんの『守護者がめざめる逢魔が…

5

シャッター 小説

浅見茉莉  みずかねりょう 

流れるような二人の物語

丸ごと1冊代表作です。
意味深な題名と美麗な表紙に惹かれて購入しました。

天根(受け)は、7年付き合った相手・大園が結婚するからと別れたものの、大園は今までどおりにしたいと家まで押しかけます。それを隣に住む青磁(攻め)が割って入り、恋人のふりをすることになったので、ストーカー男を撃退しながら偽りの恋人に悩む話かと思えば。

全体の半分も行かないところで、急展開。青磁が白血病と分かり、天…

3

B-PRINCE文庫創刊7周年 極上♡ブックレット グッズ

住職さま目当て

B-PRINCE文庫の創刊七周年ブックレットです。
すごいのはどの作家さんも四ページずつしっかり書かれていて、中身もきっちり。

ラインナップは、
『恋愛革命』青野ちなつさん
『朱雀が花嫁〜紅帝の寵愛〜』秋山みち花さん
『背伸びするからキスをして』さとむら緑さん
『吸血鬼たちの淫らな晩餐』田知花千夏さん
『王様の甘い謀』chi-coさん
『住職様のお気に入り』千島かさねさん
『…

2

輪廻の花 ~300年の片恋~ 小説

六青みつみ  みずかねりょう 

輪廻の末の

輪廻転生とか、恋のすれ違いとか、ファンタジーとか
ときめき要素いっぱいの今作。
受へのご無体も緩めの今作。
うっかり徹夜して読み上げました(´艸`*)クフフ
じつにかわいらしいお話でした。

冒頭はまず過去を語るシーンから始まるわけですが
カタカナの名前と複雑な設定が今一つ呑み込めない。
この苦行ののちにかわいいお話が待っているわけだけれども
人物が頭の中で一致しないために、今一…

13

愛こそすべて 小説

愁堂れな  みずかねりょう 

悲惨な過去持ちの受け

私が読んだのは2005年1月1日出版のリーフノベルズ(イラスト・有馬かつみ)です。なので「隅田川より愛をこめて」は未読状態でレビューします。なお、「リベンジ」は特典で既読、ノベルスには収録されていません。

「愛こそすべて」が本の大部分を占めています。
一郎目線で話は進みます。
一郎(受け)は帰国子女。外国暮らしが長かったので、英語は得意ですが日本語は不得手です。過去のトラウマから、外国人…

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