みずかねりょうさんのレビュー一覧

いじめっこの恋愛戦略 小説

神香うらら  みずかねりょう 

いじめたら嫌われるのに、どうしても意地悪してしまう男のサガについて

主役の二人は、子供の頃好きだった子をいじめて嫌われた青年と
子供の頃隣家のいじめっこが大嫌いでその兄が初恋のホテルマンです。

ルビーっぽい王道なお話でした。
いじめっ子が実は好きでついイジワルしてしまったことを後悔して、大人になって真面目に告白したら優しかった兄と勘違いされて受け入れてもらえたというもの。
かわいそうだけれど自業自得でですよね。
だけど子供の頃に優しくされたエピソード…

0

眠れる森の罪びと 小説

川琴ゆい華  みずかねりょう 

幼なじみの12年愛

中学校の時に事故で植物状態になった希生(攻め)。6年後、奇跡的に意識を取り戻した希生は、自分をずっと待ち続けてくれていた幼なじみ・遥史(受け)に強い執着を示す。3年にも及ぶリハビリが終了し、退院した希生は遥史に想いを告げるが、遥史はそれを刷り込みだと拒絶し…。


14歳のときに事故に遭い、それから6年間後に目覚めた攻め。フィクションではありがちな話ですが、目覚めて数ヶ月はまるで反応を示さな…

6

恋してる、生きていく 小説

夕映月子  みずかねりょう 

綺麗すぎて記憶に残らない

※辛口注意※
【天国に手が届く】がもの凄く良かったので期待していたのですが、ちょっと期待はずれだったというか、悪くはないけど特に印象に残らない話という感じでした。

攻は年下ワンコ攻。
受は生気に欠ける病弱受。
題材は【天国に手が届く】と同じ山男ものです。
ちょろっと小田切と佐和も出てきていたので、そこは非常に嬉しかった。寧ろそこだけ空気に色が付いたみたいで、他のほとんどのシーンは色の…

3

水神×炎神 小説

真崎ひかる  みずかねりょう 

派手さがなかった

火を司る炎神の末裔である螢(受け)は、感情が高ぶると高熱を発し、発火させてしまう体質を持っている。それによって幼なじみを火傷させてしまったトラウマから、人と親しく付き合うことは避けていたのだが、大学の准教授である水伯(攻め)にはペースを乱されてしまうことに気づく。しかし水伯の冷たい手は螢の発熱を抑える力があるようで…。


既刊『風神×雷神』と同じ世界観の話ですが、前作キャラが絡んでくるわけ…

2

輪廻の花 ~300年の片恋~ 小説

六青みつみ  みずかねりょう 

不憫すぎる受けに涙

タイトルでわかる通り輪廻転生ものです。
雑誌掲載された短編『片思いの鎮魂歌』と書き下ろし長編の表題作で構成されています。

『片思いの鎮魂歌』 ・・・ 前世編
幼い頃から厳しい教育を受け感情が無駄なものだと教えられてきたカイエン。
世界を『侵食』から守る『星持ち』としての責務を果たすため強くあらねばならないと、他者にも自分にも厳しい孤独な美貌の公爵家当主。
物語の始まりからして親に叩か…

10

恋してる、生きていく 小説

夕映月子  みずかねりょう 

山と生きる

本屋さんで何気なく手に取りました。
実はタイトルが何だか照れ臭い感じで、ちょっと躊躇。
(先生ごめんなさい☆)
でも裏のあらすじを見たら、山男の話とあり。
高所恐怖症の私には、羨ましい憧れの世界。
ぜひ読みたい!となりました。

夕映月子先生は初読み?と思っていたら。
BL小説初心者の頃、雑誌の方で他のお話を読んだ事あるみたいです。
記憶力悪くて申し訳ない…。
このお話は、先生…

4

結婚したいと言われても 小説

秀香穂里  みずかねりょう 

甘ーい言葉責めが(//∀//)b

結婚相談所の相談員・那波勇(ななみゆう)と、相談者である人気ミステリー作家・里見一彰(かずあき)の、結婚相談所を舞台にしたラブコメです。
恋愛に発展しそうにない出会いですが、帯にあるように”恋に落ちる相手は選べない”んですよね。
立場とか理屈を軽々乗り越えてしまうほどの2人の気持ちが甘くてキュンとしました。
設定が面白くて手にとった作品でしたが、メインの2人や相談者達が前向きで読んでいて良い…

6

眠れる森の罪びと 小説

川琴ゆい華  みずかねりょう 

よい話なのだが、微妙に退屈

川琴さんの作品の登場人物達は可愛い。
どこかおかしかったり変態だったりしても、
キラキラチャーミングというか、うん、可愛い。

そこが最大の魅力なんだと思うのだけれど、
この作品は正直今ひとつ頂けなかった。
登場人物はいつも通り可愛……くはあるのだが。

何が悪いという訳でもなく、良い話なのだと思う。
だけれど決定的に、欠片も萌えない、心も揺すぶられない。


舞台は奥多摩…

12

眠れる森の罪びと 小説

川琴ゆい華  みずかねりょう 

甘さもドラマ性も◎

あらすじ:
14歳のころ崖から転落し、以後6年間昏睡状態だった希生(攻め)。
幼馴染で、彼の事故に責任を感じる遥史(受け)は、彼が目覚めてからも甲斐甲斐しく見舞いに通う。
ある日、希生に想いを打ち明けられるが…

目覚めた希生(20歳)が、言葉を発するようになるまで約1年。
それから退院まで2年、
定時制高校で学び、就職するまで3年。
20歳から26歳まで、約6年間かけて「大人」に…

13

紳士家な恋人 小説

花川戸菖蒲  みずかねりょう 

画期的というか確信犯的というか…

レストランバーでピアノを演奏しているキリエ(受け)は、街で見かけたことのあるオープンカーに乗った紳士・四倉を恋の駆け引き相手に選ぶ。恋人・市来が出て行ってしまって色々鬱憤が溜まっていたのだが、四倉とデートを重ねることで楽しい時間を過ごしていた。しかし四倉は、どうもキリエのことを「かわいそうな子」だと勘違いしているようで…。


まだ情報登録されていなかったので先ほど登録させてもらったのですが…

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