みずかねりょうさんのレビュー一覧

輪廻の花 ~300年の片恋~ 小説

六青みつみ  みずかねりょう 

はよ気付け、レイランド…

300年前、好きだった人に勘違いから殴られ
「お前が死ねばよかったのに」
と、まで言われたカイエン。
その後、深く傷ついた彼は本当に死んでしまい、300年もの長い間転生を拒み続けた。

一方、カイエンの想い人であると同時に、亡くなる原因ともなったレイランドは、彼が書いた遺書により己の考えが間違っていたと、酷く悔いる。
何度生まれ変わっても、レイランドはカイエンを探し続ける。

30…

7

恋してる、生きていく 小説

夕映月子  みずかねりょう 

命ある限り

『天国に手が届く』を“動”とするなら、こちらは“静”といった感じでしょうか。

どちらも好きですが、純愛モノに弱い私は、今作の方がより胸を締め付けられました。

心臓の病気を抱える梓は、穂高の想いを受け止めることができず自分の人生をどこか諦めていた。それと同時に、穂高と恋人同士になってしまえば、自分を失ったときに傷付くだろうことまで考えて、一歩を踏み出せない。
穂高の方はといえば、告白を…

5

結婚したいと言われても 書き下ろしペーパー グッズ

里見っぷり全開・・・

この作品に出てくる攻め様である里見は、私の中で理想の攻め様です!!!
ハイスペックで、すっごく天然で、純で、ロマンチストで、上品で、何よりも受け様を一途に誠実に溺愛してくれる・・・本当に素敵で、那波の事が羨ましくなってしまうぐらい最高の攻め様です。

このおまけペーパーでもそんな里見っぷり全開でした。

仕事中の那波を急に呼び出して、「話がある・・・言いにくい事なんだが・・・」と切り出す…

1

水神×炎神 小説

真崎ひかる  みずかねりょう 

あっさりしています

水神×炎神ときて、みずかねりょうさんのイラストときたら、もう読むしかないでしょ(笑)と意気込んで読みました。

しかも勝手な雰囲気からしたら、炎神が攻めで激しめ?(笑)
水神はクールな受け?(笑)
とか勝手に思っていましたが、全く正反対で…

とにかくあっさり感が半端ない感じで物足りない。
設定はメッチャ好みなのに、炎神の力を持つ螢(受)は小さい頃から力を制御する為に感情的にならない…

1

結婚したいと言われても 書き下ろしショートストーリー小冊子 グッズ

お買い物に行っても・・・

小冊子の書き下ろしでも、里見の那波に対する執着一途愛全開です!!!

さんざん愛し合った翌日のお買い物中にまで、お互いに欲しくなってしまうなんて、ちょっと盛り過ぎ・・・・とも思わなくもないのですが(苦笑)、里見のハイスペック天然大型ワンコキャラの効力からか、そんな2人の様子も思わず微笑ましく見守ってしまいます。
でも、ちょっと残念だったのは、本編は結構リュクスな感じなのに(里見の私服や居酒屋…

0

結婚したいと言われても 小説

秀香穂里  みずかねりょう 

理想的な攻め様・・・

秀先生の作品は「くちびるに銀の弾丸」で知って以来、他の作品も少しずつ読んでいます。

今回の作品は、攻め様が私の中での理想の攻め様でした!!!
天然でずれているけれども、上品で見目も良くて、ハイスペックで、でも凄く純で、そして受け様にとっても一途で・・・
受け様を溺愛する姿、たまりませんでした。
「くちびる・・・」では、ドS言葉攻めに萌えました(笑)が、今回は物凄く甘い言葉攻め・・・で、…

2

Chara創刊20周年記念展 図録 Chara EXHIBITION 2016 ART COLLECTION コミック

  楢崎壮太  二宮悦巳  日高ショーコ  秀良子  穂波ゆきね  円之屋穂積  三島一彦  みずかねりょう  水名瀬雅良  山田ユギ  やまねあやの  雪舟薫  TONO  高階佑  今市子  円陣闇丸  エンゾウ  笠井あゆみ  葛西リカコ  禾田みちる  夏乃あゆみ  木下けい子  草間さかえ  左京亜也  高城リョウ  高久尚子  yoco 

美しすぎる

諸事情により原画展には行くことができなかったのですが、通販でこちらが販売されていたのを見つけ購入してみました。

もうね、表紙というか、装丁もとても素敵。
白い、ちょっとニュアンスのある紙に、メタリック調のシルバーの文字で『Chara EXHIBITION 2016 ART COLLECTION 』の文字。
そして、深紅の幅の広い帯。
なんかちょっとエロティックな感じを受けました。
人…

1

白薔薇は純潔を捧ぐ 小説

雪代鞠絵  みずかねりょう 

身分差の恋

時代はちょっと古く、妾の子供で不遇な扱いを受ける悠里は、薬を盛られて強姦されそうになったところを、華族の冬馬に助けられ、しばらく恋人として一緒に暮らすことになります。
「恋人のふりをする」という設定なんですが、最初から冬馬は悠里に甘く大事にしていますので、ほとんど本当に恋人という感じですね。

お話は甘いお屋敷での日々がメインなので、冒頭に一悶着あるものの、甘やかされたことのなかった不遇な少…

0

眠れる森の罪びと 小説

川琴ゆい華  みずかねりょう 

眠れる森の罪びとって結局誰?

シチュエーションとかは私好みです。過去のこだわり、同級生、職人、純愛、初恋、そしてDT同士!!
惜しむらくは、起承転結の“転”の部分の印象が薄いことですかね。もう少し捻って欲しかったです。あまりにもスムーズに事が運び過ぎて、ご都合主義に感じてしまいました。6年経って目覚め、お互いの事が好きだった。までは良いとしても、二人の関係を阻むものが何もないのに違和感を感じました。希生の両親の反対や友人の反…

4

恋色ミュージアム 小説

鳥谷しず  みずかねりょう 

腹黒攻め様とかわいそうなぐらいある意味真面目な受け様・・・

鳥谷先生の書かれるハイスペックな攻め様が大好きです。
しかも美人なのに童貞処女で、色々不遇な受け様が、ハイスペックな攻め様に愛され、執着され、ハッピーエンド!!!!!というシンデレラストーリーがとても大好きです。
今作は、まさに攻め様がハイスペック、受け様が童貞処女の不遇美人。
鳥谷先生作品は攻め様が変態・・・という事が多いのですが(ちなみに、鳥谷先生の書かれる変態さんは、変態というか、見た…

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