みずかねりょうさんのレビュー一覧

夜神×夢神 小説

真崎ひかる  みずかねりょう 

言われたい♡

神神シリーズ7作目。過去作のカプは出てこないし、特殊設定つながりもないので、これ単独で無問題。攻めが好きなタイプだったので萌2にしました。本編200ページほど+サブキャラ視点の後日談7ページ+あとがき。読みやすい王道です。いじめっ子傾向ある攻めがお好きな方におススメしたいです。

母が亡くなり独りぼっちになった啓夢(ひろむ)。東京に出てきて占いで収入を得、ネカフェなどを転々とする日々を送ってい…

2

悪食 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

特殊な能力を発揮した事件簿

とても面白かったです。
あらすじだけでは分かりませんが、死者を描く青年と、
彼を愛する画商が活躍する事件簿みたいな作品です。


学校へも行かず田舎で絵を描く青年・水琴は、
死者の姿を描き出す事ができます。
その水琴の絵に魅了されて足繁く口説きにくるのは、
東京の画商・泉里です。

水琴は、人に憑く影も見ることができ、
その影は泉里の側にも……
交流を深め、二人はお互いに惹…

7

悪食 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

宮緒さん、ちょっと変わった?

あら?
宮緒さんの言葉廻しがちょっと変わった気が……
時代がかった言葉があちこちに散りばめられています。気の所為かもしれませんが。これが『この世の者ではない人を描く』という物語の雰囲気にマッチしていて、私は好きです。

不思議な手触りのするお話です。
『この世の者ではない人が見える』という登場人物が出て来るお話は結構沢山あると思うのですが、今作の主人公は『目に映るその人(?)を描いてしま…

3

悪食 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

絵を描く

宮緒先生だしみずかね先生だしマストバイ。静謐な印象の不思議テイストなお話がお好きな方には良いのではと思います。雑誌に掲載されたお話160P超+その続き170P超+あとがき。攻めはスパダリ系、受けは不思議ちゃんと感じ、お話は王道かなと思ったので、萌にしました。

祖父と二人で秘境と言われるほどの田舎で暮らす水琴(みこと)の下に、東京から画商の奥槻が訪ねてきます。彼はSNSで水琴の絵に目をとめ、絵…

5

パペット 小説

丸木文華  みずかねりょう 

まっさらな気持ちで読みたいBL

あらすじとは表紙を読んで気になった方へ一言。

とにかく感想やネタバレは見ずに読みはじめて下さい。
読み終わったらまた読み直して下さい。
その方が楽しんで読めます。

3

悪食 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

独特な世界観に引き込まれる

作家買い。

宮緒作品と言えば、ワンコを通り越したオオカミ攻め、のイメージが強いですが、今作品の攻めさんは程よいワンコ攻めさん。いつもの宮緒作品の執着攻めを期待して手に取ると、もしかしたら若干肩透かしをくう作品かもしれません。

『悪食』というタイトルにもしかしたら痛いお話かな?と思いつつ読破しましたが、『悪食』は、作中にも、そして宮緒さんが書かれたあとがきでも書かれていますが、「黄泉戸喫…

6

悪食 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

受けが光属性じゃなかったら、果てしなく闇堕ちしてたと思います

強烈なタイトルに死者の姿を視る主人公と、闇が深めの作品に見えそうですが。
実際は、包容力がある溺愛攻めに純真で真っ直ぐな主人公と、そこまでダークじゃないです。
後半の書き下ろしに至っては、かなり甘めで可愛く仕上がってたりします。

宮緒作品の凄まじい執着攻めも好きなんですけど、個人的には今作くらいのマイルドな「執着ぶり」が一番好みなんですよね。
とても良い執着溺愛攻めだと思います。
い…

12

あにだん in USA(表題作「ミーアンドマイパンダ」) 小説

浅見茉莉  みずかねりょう 

気軽に読めちゃう特殊設定BLといえば「あにだん」

もっふもふアニマルBLがとうとうUSA編に突入。
といっても内容はいつも通りほがらかーな短編集です。
さくさくさくっと進むのが心地よい、リラックスして読みたい一冊です。

今回の登場アニマルはUSAパンダとクーガー。

USAパンダ進化種のルークさんは、パンダ姿の時は動物園のアイドル、人間姿の時はクラブのDJ兼インフルエンサーというカリスマ。ちょっと上から目線でかっこつけ。
だけど、…

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「運命よりも大切なきみへ ~義兄弟オメガバース~」Amazon限定ペーパー グッズ

出会えた事が運命

本品は『運命よりも大切なきみへ 』のアマゾン限定特典
ペーパーです。

本編幕間、鷹人と番になった修司の様子が語られています。

源一が養子の修司とともに営む喫茶店プリマヴェーラは駅か
ら徒歩15分以上かかる上に、入り組んだ路地にあります。

源一のコーヒーを目当てにやってくる客が多いみせでしたが、
修司がバリスタチャンピオンシップで優勝してからは客足が
格段に増えました。

1

運命よりも大切なきみへ ~義兄弟オメガバース~ 小説

なつめ由寿子  みずかねりょう 

誤解とすれ違いをよぶ独占欲と執着

今回は俳優予備軍の義弟とバリスタの義兄のお話です。

義兄弟として育った2人が過去のすれ違いを払拭して番となるまで。

受様と攻様は両親の再婚で兄弟となります。イギリスの血を引く攻様
はふわふわの栗色の髪とエメラルドの瞳をもつ愛らしい子供でしたが、
繊細で臆病な質からなかなか父と受様に心を開きませんでした。

ある日受様に怪我をさせた事がきっかけで2人はどこに行くのも緒な
ほど…

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