椹野道流さんのレビュー一覧

右手にメス、左手に花束(6) 頬にそよ風、髪に木洩れ日 小説

椹野道流  鳴海ゆき 

6巻 サッカー少年

メモ 
江南と篤臣の活動で、教授に就任した土田先生の今後の構想。
江南が担当したサッカー少年 事件性を帯びた怪我
篤臣が法医学医として、江南が担当する少年の傷を分析
篤臣の不調と入院

今巻も賑やか。

0

右手にメス、左手に花束(3) 耳にメロディー、唇にキス 小説

椹野道流  唯月一 

篤臣の父死去 一時帰国 結婚の報告

挿画担当が変わる。似ていて違う雰囲気。

篤臣の父が、職場の仮眠室で突然死。死因は脳出血。
葬儀が終わってから、母を訪ねる篤臣は、同性婚について母に切り出せない。

数日後、江南が訪問、
江南が篤臣の母に結婚の報告をすると、母は怒り、篤臣を平手打ち。
篤臣は知恵熱を出し、母は家を飛び出していく。

篤臣の母は、同性婚を受け入れようと努力しだす。
一方、江南は前日父親に結婚を報告…

0

右手にメス、左手に花束(2) 君の体温、僕の心音 小説

椹野道流  加地佳鹿 

江南の留学先で結婚式

二巻目
江南:29才 消化器外科の研修医 
篤臣:28才 法医学大学院の院生
出会って10年、二人はテスト同居中 同居といっても、江南は当直で不在がち。
自然に、定刻勤務の法医学の篤臣が家事担当を担う=篤臣は嫁役が不服。

江南は、シアトルの医大へ研究生として留学内定。帰国は数年後。
同窓会。篤臣は江南を妬む大西の計略に嵌る、
仮眠室で江南に看護師が絡む所を篤臣は見せられる
不審…

0

ときにはひとりで、やっぱりふたりで ~メス花歳時記~ 小説

椹野道流  鳴海ゆき 

13巻目は 分冊版「春夏秋冬の短編」の合本 

挿画担当:鳴海ゆき 
イラストのタッチが違うので、表紙で気付けなかった。あとがきを先に読んで気づいた。
2021年から2022年にかけて分冊版で出たSPメス花 春夏秋冬の短編の合本に書き下ろしを追加。
・・全く同じじゃないけど、今から買うなら、この本。
意図して「コロナ禍」は盛り込まなかったそう。

春夏秋冬の行事に因んだ短編と料理。二人は、ずっと仲良し。
篤臣は江南の好みをしっかり…

0

右手にメス、左手に花束 小説

椹野道流  加地佳鹿 

実存モデルの要望で生まれた作品 萌え萌え 面白かった  

挿画担当:加地佳鹿
法医学の医師でもあるフシノ先生、「才女が書くBL」って知的で堅苦しそう・・と勝手に敬遠して今頃読んだけど・・面白かった
・・なぜなら【この小説は「実存モデル」が居て、「御当人の強い要望」で誕生】したものと知ると、俄然興味が湧いて猛読。

最初のこの巻と最新刊。「ときにはひとりで、やっぱりふたりで~メス花歳時記~」の二冊を、面白かったら全部揃えようとテスト読みのつもりで…

1

シャレード文庫25周年記念小冊子 グッズ

らごらごが好きすぎる

シャレード文庫さん25周年記念に出された小冊子。
総勢17名の先生方が、ご自身の作品の後日談等を6Pぐらいずつ書かれているものになります。以下コメント。
3と17が好き!17、神!!!!!!

1.葵居ゆゆ先生 運命のベータはアルファの溺愛に咲く
 アレクシスが明希の羽づくろいをしてあげるお話

2.稲月しん先生 ヤクザから貞操をしつこく狙われています
 柏木の誕生日をヒロが祝おう…

0

離れていても、隣にいても ~右手にメス、左手に花束12~ 小説

椹野道流  鳴海ゆき 

バカップルなふたり

バカップル、ていうと悪いけど、普段の彼らはまんまそんな感じです。
が、要所要所で単なるバカップルではなく、お互いが信頼しながら、とても大切に思い合ってる事がわかるようなやり取りをしています。
いうべき事、伝えるべきことは、篤臣も江南も、得意じゃなくてもちゃんと話をするんですよね。

ほんと、パートナーとは、こういうのが理想じゃない?って感じの二人。
そして二人とも人徳があるからか、周囲の…

1

ときにはひとりで、やっぱりふたりで ~メス花歳時記~ 小説

椹野道流  鳴海ゆき 

安定の2人

もう、ほんとにパートナーというか、同性婚が認められてたら、安定の二人です。

なんのことは無い日常を過ごしつつ、ちょっとした出来事やハプニング、春夏秋冬を過ごす二人が羨ましい(苦笑)

篤臣、江南以外にも、サイドストーリーでは楢崎や京橋も同性CPとして活躍?しているのですが、K医大は素晴らしく働きやすい職場なんじゃないだろうか。

シリーズ最初からすると随分と変わってきたな、と思います…

1

右手にメス、左手に花束(4) 夜空に月、我等にツキ 小説

椹野道流  唯月一 

メス花シリーズ4作目

江南親子の問題も一区切り。篤臣は気になってたんだろうな〜江南が好きだから仲直りしてほしいし、蟠りを無くしたい。
最初は篤臣1人奮闘してて江南にイラッとしたけど、篤臣ママの助言もあって素直になれて良かった。篤臣の存在の大きさ、江南には感謝してほしい。篤臣が男前でかっこよかった。
親目線でみても、しみじみと良かったなぁと感動でした。新たな親子関係も上手くいきそうで何より。

2人のクリスマスは…

0

右手にメス、左手に花束(11) 乱入者に情、配偶者に愛 小説

椹野道流  鳴海ゆき 

疑似子育て

今回は、入院して手術する患者のたった一人?の家族になろうとしていた文鳥の雛を預かる、という珍事件から、篤臣がまたしても怪我をしてしまって江南があたふたする、という小ネタ回。

まぁ、今までのお話の中でも、ペットを飼ったら嫉妬すると豪語していた江南ですが、自分で厄介ごとを持ち込むとは(笑)
文鳥の雛の餌やりやお世話を篤臣がすることになるんですが、小動物にかける優しさや愛情は、江南に向けるそれと…

0
PAGE TOP