國沢智さんのレビュー一覧

色彩の檻(ラヴァーズ文庫) 小説

西野花  國沢智 

鬼畜なはずの父親が切ない

以前他レーベルで出た分の再販とのこと。
初期の頃からさすがのエロパワーだったのねと思いつつ、今回はしんみりする面もあった。

長年続いている実の父親と息子の禁忌関係に第三の男がどう絡んでくるかってところに、じめっとせずに堂々と3Pに持っていく清々しさが何だか西野さんらしくて好きだ。
読む側としては3Pはちゃっかり楽しんだのだが(笑)、今回の話はどうも父親と息子の葛藤ぶりをもう少し読んでみた…

2

雨の下の君に捧ぐ 小説

千地イチ  國沢智 

美容師成長物語

裏原宿と銀座の客層じゃ、そりゃあまったく違うもんね。ただ26にもなって、自分でも何度も言ってるけども、あまりにもなんにも考えてなさすぎな二戸島が、アカンかったなあ私。社会人としてどうなの?と思うとこが多々あったし。すばるの気持ちも最後まで全然わからず、え~とてもそうとは思えなかったけどと信じがたかった。というわけで、こんなツンデレなかなかいないかもという点では面白かった。あと、タイトルは、なんかの…

1

シャッフル 小説

いおかいつき  國沢智 

吉見、がんば!

吉見君が可哀そうですwww
あきらめず頑張れ!w
ジュールカップルは必要なのかなぁー…(´Д`)

0

エスケープ 小説

いおかいつき  國沢智 

番外編?

番外編みたいな感じなのかな?
一馬が親戚の結婚式に参加することになって、それに神宮がついてくお話です。
エロが多く、そして濃くてうれしかったです(笑)
個人的には、第四ラウンド以降を読みたいですw

1

色彩の檻(ラヴァーズ文庫) 小説

西野花  國沢智 

買っちゃった

シャレード版を既読だったので本当は買うつもりなかったのですが、買ってしまいました。
… 國沢先生の表紙があまりに美麗すぎて!
書店で見て、ノックアウトされました。

内容は、ほぼ同じです。
本編はほんの細かい修正と、巻末にちょっと書き足しがあるくらいかと思われます。(シャレード版はもう手元にないので違ってたらすみません。)
私は國沢先生の挿絵が好きなので、既読のお話しでも大変楽しく萌え…

4

色彩の檻(ラヴァーズ文庫) 小説

西野花  國沢智 

思いの外マイルド?な愛憎ドラマ

駆け出しの日本画家・夏貴(受け)は
実の父で有名日本画家の敦之(攻め1)と
10代の頃から肉体関係にある。
ある日出会った画廊オーナーの霧島(攻め2)に
優しい言葉をかけられ、彼に惹かれるが……


表紙から3Pモノなのかと思いきや
3Pシーンが出てくるのは一度だけ。
父に囚われ画家としても伸び悩んでいるいたいけな青年が、優しい年上攻に助け出され、恋人とパトロンを同時に得、幸せを…

4

スクエア ― 四角関係 小説

愁堂れな  國沢智 

タイトルに偽りなし。

 えーっと、まずタイトルから、ちょっと手に取るのを躊躇うようなタイトルだったんですが、内容に偽りがなかったです←
 最終的に誰かとくっついてラブラブなんて個人的においしい展開にならないかしら? って思ったんですが、そんなこともなく、最後まで四角関係でした。
 とはいえ、四角関係って考えるほどどろどろのものではなく、攻める側のホストクラブ三兄弟は仲良しだったので、受けの気持ちさえ無視すれば、和気…

1

グロウバック 小説

いおかいつき  國沢智 

この頃の吉見はまだしっかりしていたのに…

懲りることなく神宮を押し倒そうと計画するもことごとく返り討ちにあう一馬。
そんな中で主導権について常日頃揉める事がラブラブっぷりの証明のような二人の周りに異変あり。
今回の事件に絡んで、およそ普段の一馬には縁のないキャリアが何人か登場。
そのうちの一人が神宮に興味を示して絡んでくるのを見て、ノンケな自分が男に惚れたってこだわりが強い一馬がやきもきしている様子が面白い。

表では飄々として…

1

トゥルース 小説

いおかいつき  國沢智 

神宮を巻き込んでの臨時SP編

既に1巻で主役の男前コンビのキャラクターが確立されているので、2巻からは刑事ドラマさながらに事件やゲストキャラをじっくり楽しむ事ができるのがこのシリーズの魅力かなと思う。
私の場合、脇役好きって萌えも重視したいので…

ノンケのはずの一馬が、神宮と恋人同士になってからは「女性と付き合うのに相手の好みに合わせたり、気遣いせずに気楽でいい」と言い切るだけにその割り切りっぷりはなかなかのもの。

2

リロード 小説

いおかいつき  國沢智 

男前同士が繰り広げていく刑事ドラマ

このシリーズは二時間ドラマばりのテンポのいい展開が気に入って、一気にシリーズ全巻揃えた程のお気に入り。

はっきりと女にモテると自覚している自信家で刑事としての勘が冴えている一馬と、ゲイであっても相手(当然男性)には不自由せず科捜研での仕事は速くて的確な神宮。
互いに正反対な性格かと思えば、速攻で意気投合して噛み合いの良さを見せてくれる。
まさに刑事ドラマのW主役みたいにどっちも颯爽として…

4
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