和泉桂さんのレビュー一覧

暁天の彼方に降る光 上 小説

和泉桂  円陣闇丸 

たった1ページで不快感MAXに

なんだかとても悲しくなったのでここに書きます。

メインの国貴編と和貴編を読んだまでは良かったのです。
どちらのカプも通常営業で可愛いなー。
どちらも事件が起きたところで終わっていてとても気になるし、
下巻が楽しみだなー。
のんきにそう思ってました。

その後、時間ができたので冬貴編を読みました。
それが数日前なのですが、
あまりにショックでそれから心が死んでました。

冬…

10

主人の本分 小説

和泉桂  松本テマリ 

従×主カップリング

「しゅみじゃない」評価が100%の作品って今のところコレしか読んだことがありません。和泉桂さんの作品は別に苦手意識はないのですが、この作品は私もハマりませんでした。

主従関係が逆転した従×主のカップリングは王道BLの一つだとは思うものの、如何せんこの二人は主従それぞれの立場・お互いの立場を履き違えている(受に関しては単純に稚拙ゆえに理解していない)ように思えてかなり苛々してしまいました。二人…

0

暁天の彼方に降る光 上 小説

和泉桂  円陣闇丸 

すべては下巻に続く……

上下巻での刊行が予定されている、シリーズ完結編。
近頃は文庫化もされている、
円陣さんの挿絵も麗しい壮大な一族絵巻だが、
その最後にふさわしい二段組みで分厚い上巻です。


最初は、冬貴の結婚式の前夜、成人の儀を描いた短編『雪月夜』。※
(ちなみに、冬貴の誕生日は本書の発売日2/29です。)
その後、国貴編と和貴編両方がそれぞれ下巻に続くとなり、
最後に明るく糖分補充担当の道貴の…

20

七つの海より遠く 特製イラストカード グッズ

日本文化が似合うのは?

本品はふゆRuTiLeフェアinアニメイトでもらえる
『七つの海より遠く』の特製イラストカードです♪

特製カードは
表面が文庫カバーを使ったカラーイラスト、
裏面にショートコミックかコメント入りイラストとなりますが

本品は表面「七つの海より遠く」カバーイラスト、
裏面も同作のショートコミックスで
女装中の珪がフリソデ(振袖)をすすめられるお話です♪

訳があって女装で旅す…

0

罪の褥も濡れる夜 小説

和泉桂  円陣闇丸 

思いがけず、純愛でした

先日ちるちるさんのBL Newsの「淫乱受けBLCD 5選」でこちらの作品のCDが紹介されているのを拝見して、面白そうだな、と。個人的にBLCDってあまり聞かないので、原作のこちらを手に取ってみました。

「清澗寺家シリーズ」の4作目のようですが、前作は未読です。ですが、この作品単品でも普通に読めました。

親の使いで清澗寺家を訪れた伏見。そこで出会った見目麗しい少女。
ずっと彼女のこと…

3

情熱の甘い棘 小説

和泉桂  蓮川愛 

それなりの大人なのに戸惑う様が良い

1冊丸ごと表題作です。
明宏(受け)、河合(攻め)両方の目線でストーリーは進んでいきます。

明宏はエレベーターで乗り合わせた男・河合に口説かれ、すげなく断る。ところが会社で取引相手として再会して…という話です。

それなりに過去のある大人同士の恋愛模様です。
明宏は警戒していたのに、強引で自信家、しかし優しさも見せる河合に惹かれてしまう。
河合は初めはゲーム感覚で明宏に手を出したの…

0

PROMISED LOVE プロミスト ラブ 小説

和泉桂  駒城ミチヲ 

王子様は大変

コミックス連動作品と言うことで、こちらは攻め視点の小説版。
2段組でびっしりの大ボリュームに、この小説サイドの方は後回しにしていたんだけど、やっぱり、コミックス編と小説編、両方読んだ方がいい。
政変的な過去や駆け引きみたいな物は、コミックでも結局は文章で説明しないとわかりにくいし、
それよりレオンハルトの、スーパースペックの攻めが恋に迷う姿をたっぷり描いた作品って、意外とありそうでないって言…

1

この罪深き夜に 小説

和泉桂  円陣闇丸 

シリーズ続編も気になる

大正ロマンものやそれに近い…現代すぎないものを探していた時にオススメされていたので購入。
海外へ駆け落ちするという結末はロマンがあって憧れもあって大好きです。
家族や体制にとらわれない二人だけの世界で幸せになってほしいですね。
こういう場合は駆け落ちしました!というところで終わってしまうものも多いですが、その後どんな風に新しい生活を始めたのかが少し描かれていたのが良かったです。
ほんの少し…

3

ガッシュ文庫10周年記念アニバーサリーBOOK グッズ

とってもライトな番外編集

12作の番外編と、各作品の絵師さんによる1ページ漫画を収録した全サ小冊子。

番外編のほとんどは、5〜7ページと短め(和泉桂さんが9ページ、綺月陣さんが11ページとやや長め)。
全体的にエロ薄で、他愛ない日常を描いた作品が多い印象でした。

■宮緒葵『華は褥に咲き狂う』番外編
戯れに、いつもとは逆の服装をしてみる純皓と光彬。
男装(?)した純皓は凛々しく男前で、
「優しくする……始…

3

騎士と無垢な罪人 小説

和泉桂  yoco 

展開が読めてしまうが、健気受けに萌える作品

本の裏表紙に書いてあるあらすじだけで、
大体の作品の内容がよめてしまうというファンタジー作品でした。
でも、王道作品が好きな私。
こんな作品、嫌いじゃないです。
「泣くまい!」と思っていたシーンも、
ものの見事に泣かされました(笑)
あーあ、展開分かっていたのに……くっそぉ><

久々のファンタジー作品ということで、楽しく読ませてもらいました。

   ◆◆   ◆…

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