六青みつみさんのレビュー一覧

鳴けない小鳥と贖いの王 ~彷徨編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

続きます。このお話は続編があります。

大事なことをタイトルにしました。
ええ。残り10ページ程になるまで私は気付いておりませんでした。
六青先生のお話なのでハッピーエンドを疑わずに読んでいたのですが、そこまで書かれてなかった!ショックです。
続きを待っておりますので、何卒よろしくお願いいたします。

〝癒しの民〟と呼ばれるルル。
人の姿を失い彷徨っていたルルは、クラウスという青年に助けられる。
このクラウスは、幼いルルが…

8

王様と幸福の青い鳥 小説

六青みつみ  花小蒔朔衣 

気になって仕方ない

健気で生まれたての雛みたいに無垢なイリリアが幸せになって良かった。

イリリアが世間知らずなのも仕方ないんだろうってのもわかります。何年地下牢にいたかわからない程だから、そこそこ年単位で人と関わって無い訳だし。
辛い、怖い、悲しいから救ってくれた王様に全てを捧げることも理解できます。

しかし、誰なの刺客は?どの勢力?捕まえないの?死人に口なしだから?
そして、イリリアかなりの深手を負…

0

輪廻の花 ~300年の片恋~ 小説

六青みつみ  みずかねりょう 

一本の素晴らしい映画を見た気分


ネタバレやレビューを見ずに購入した自分を褒めたい!

普段は安定した執着しか読まない私ですが、たまには別ジャンルも…と思って手を出しました。

物語はファンタジーで独特な世界観があり、名前なども横文字でしたが、情景も浮かびあがって映像を見ている感じでした。

キーワードはズバリ「輪廻転生」。
物語では主要な始まりと300年後しか描写されていませんが、それでも最高に面白い!!

4

忠誠の代償 ~聖なる絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

発刊順に読めばよかった、この巻が最初です。

発刊順に読んだほうが、シリーズ全体の関連が流れで理解できるので、面白さの深みが増します。
私は、表紙の絵が美しかったので、「聖約の代償」を先に読んでしまった。
それからこの「忠誠の代償」を読みました。
このシリーズの全部に登場する「軸になるペア」が主人公なので、これを後に回すべきじゃなかった。

当代の王命で「ギルレリウスの聖獣リュセラン」の卵が盗まれて、何も知らずにその卵をギルが育てて…

2

彷徨者たちの帰還 ~守護者の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

シリーズ内唯一の「騎士が受」

聖獣が登場する代償シリーズで、唯一受が騎士。
小柄の美貌騎士が受。聖獣が大柄で攻です。

納税義務から逃れた難民たちで作った村に、まぎれて育ったキースは、肌の色、目の色が違うよそ者。
キースは美人。男に襲われないように顔を汚して、独り暮し。
山で偶然拾った聖獣の卵を持ち帰ると、孵化した。
でも聖獣を知らないキースには、育て方がわからない。教わる人もいない。
手探りしながら育てたので、…

1

奪還の代償 ~約束の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

代償シリーズは面白い

電子版には、挿絵がないので、情景を思い描くために何度も表紙を確認しました。
挿絵を堪能したい方は、紙本で読書をお勧めします。
聖獣が孵化してすぐの間の挿絵は、とても可愛らしいので、紙本も揃えるつもりです。

どんなに羨ましくても、他人が大事にするものを奪ってはならない、というお話。

金の聖獣の卵が、騎士の道中襲撃されて盗まれる。
卵は、売買されて、買った貴族が出生届けを出したけど、…

0

鳴けない小鳥と贖いの王 ~彷徨編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

次巻で完結、まだ旅の途中

[彷徨編]シリーズ1巻目。
この巻は、非BLに近い内容。口づけ程度の淡い恋、です。中身は、タイトル通りの内容です。
美麗な表紙に惹かれました
・・シリーズものは、完結した後にまとめて一気に読んだほうが健康上よいと思う。待つって以外と負担です。
あとがきの予告通り、次巻で完結できるのか心配しながら続編を待っています

▶かつて、治癒力を持つ鳥の一族が地上の王を決定、平和に地上を統治してい…

4

鳴けない小鳥と贖いの王 ~彷徨編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

読み終わってから気づきました

六青先生の作品が大好きなので作家買いです。
今作も主人公が不憫で辛かった…ですが、ここからのハピエンが読みたくての作家買いですので次巻が待ち遠しくてなりません。

主人公が痛々しい程に苦しむ、というのは六青先生のお決まりですし、今回は続編で回収なのでセットで読まなければ読者にも幸せは訪れません。
とはいえ、相変わらず私の癖には刺さりまくりです。

悪者によって、せっかく再会できた運命の…

19

輪廻の花 ~300年の片恋~ 小説

六青みつみ  みずかねりょう 

泣く・・・確かに泣けるけど・・・

泣きました。ただただカイエンとカインの不憫さと健気さに。
不器用だけど本当はとても正直で、思いやり深い受けが涙を誘ってくれます。

ただし、スパダリ風味に描かれているレイランドに対しては、私は不信感しか持てないのですよ。

まず、前世でいくら自分が心を寄せた人が亡くなっても、直接手を下した相手でもない他者に向かって「お前が死ねばよかった」などと言える神経がわかりません。
27歳で12歳…

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鳴けない小鳥と贖いの王 ~彷徨編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

途中から拷問されている気分で拷問中のまま読了…

この展開で、伏線回収しないまま『つづく』に萌えられるのは、もはや真性Mかと。
受けが凄惨な目に遭うのは六青先生ファンタジーBLのお約束だけど、最初はほのぼの途中から惨すぎる展開になり、そのまま終わるとかまさに生殺し……
自分はとてつもなく忍耐力がある!と豪語する人にしかオススメ出来ない内容でした。マジキツいです 涙

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