六青みつみさんのレビュー一覧

鳴けない小鳥と贖いの王 ~再逢編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

続きが読みたすぎて身悶えてる

「鳴けない小鳥と贖いの王 ~彷徨編~」に続くシリーズ二作目で「再逢編」になります。
ちなみに、今巻で完結予定だったのが延び、以下続刊となります。
作者さんは完結出来なかった事を謝罪されてましたが、先生、大丈夫ですよ!
六青ファンなら想定内です。
むしろ、今刊の内容に涙を流して感謝してる。

そう、こちら、壮大なファンタジーであり、運命の悪戯によりスレ違い続ける二人の切なすぎる物語になる…

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奪還の代償 ~約束の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

等身大のモフモフカプ

前作、前々作に引き続き楽しく読ませて頂きました!

それぞれ作中の主人公達が抱える辛さや幸せの形は多種多様で、あらすじは省きますが、それぞれお話が立っている代償シリーズ。


この2人、私の中では、シリーズ中の、ベストオブカップルです!
今回は、とにかくリグとカイエが2人で居るのが可愛くて可愛くて仕方ありませんでした。

なんていうか心が洗われるというか…全然説明になっていませんが…

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誓約の代償~贖罪の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

リュセの救済と思いきや、ギルを救済する物語


君たち!会話しようよ!!!!

読み進めながら何度も悶々として本を閉じ、ううううと唸ってしまうくらいには終盤までのすれ違いは本当に痛々しくて辛いものがありました。

だってどっちも悪くない。
私はどちらかというと、ギルの誰の愛情も与えられずに育った孤独や、言葉に出来なかった過去の出来事、心情に共感してしまって、リュセがギルを遠ざける度に辛くて辛くて仕方ありませんでした。

終盤真…

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奪還の代償 ~約束の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

慟哭が聞こえてきそうな絶望とあまあま

最っ高でした。
読み始めは、硬めに感じる文章と世界観のカタカナ用語に乗り切れるか不安でしたが、リグが森で竜の卵を見つけてからは夢中!で読みました!
自分の片割れと出会えたホクホクから一転、卵を奪われたリグの我を失う程の捜索、無情な隠蔽。
文武両道で信頼厚く、立派過ぎるほどのリグが、げっそり頬が痩け目が窪み髪が伸び人相変えるほどの絶望の慟哭。
一方孵化した竜の子カイエは他の人間と絆を結ばされ…

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鳴けない小鳥と贖いの王 ~彷徨編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

続きます。このお話は続編があります。

大事なことをタイトルにしました。
ええ。残り10ページ程になるまで私は気付いておりませんでした。
六青先生のお話なのでハッピーエンドを疑わずに読んでいたのですが、そこまで書かれてなかった!ショックです。
続きを待っておりますので、何卒よろしくお願いいたします。

〝癒しの民〟と呼ばれるルル。
人の姿を失い彷徨っていたルルは、クラウスという青年に助けられる。
このクラウスは、幼いルルが…

8

王様と幸福の青い鳥 小説

六青みつみ  花小蒔朔衣 

気になって仕方ない

健気で生まれたての雛みたいに無垢なイリリアが幸せになって良かった。

イリリアが世間知らずなのも仕方ないんだろうってのもわかります。何年地下牢にいたかわからない程だから、そこそこ年単位で人と関わって無い訳だし。
辛い、怖い、悲しいから救ってくれた王様に全てを捧げることも理解できます。

しかし、誰なの刺客は?どの勢力?捕まえないの?死人に口なしだから?
そして、イリリアかなりの深手を負…

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輪廻の花 ~300年の片恋~ 小説

六青みつみ  みずかねりょう 

一本の素晴らしい映画を見た気分


ネタバレやレビューを見ずに購入した自分を褒めたい!

普段は安定した執着しか読まない私ですが、たまには別ジャンルも…と思って手を出しました。

物語はファンタジーで独特な世界観があり、名前なども横文字でしたが、情景も浮かびあがって映像を見ている感じでした。

キーワードはズバリ「輪廻転生」。
物語では主要な始まりと300年後しか描写されていませんが、それでも最高に面白い!!

4

忠誠の代償 ~聖なる絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

発刊順に読めばよかった、この巻が最初です。

発刊順に読んだほうが、シリーズ全体の関連が流れで理解できるので、面白さの深みが増します。
私は、表紙の絵が美しかったので、「聖約の代償」を先に読んでしまった。
それからこの「忠誠の代償」を読みました。
このシリーズの全部に登場する「軸になるペア」が主人公なので、これを後に回すべきじゃなかった。

当代の王命で「ギルレリウスの聖獣リュセラン」の卵が盗まれて、何も知らずにその卵をギルが育てて…

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彷徨者たちの帰還 ~守護者の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

シリーズ内唯一の「騎士が受」

聖獣が登場する代償シリーズで、唯一受が騎士。
小柄の美貌騎士が受。聖獣が大柄で攻です。

納税義務から逃れた難民たちで作った村に、まぎれて育ったキースは、肌の色、目の色が違うよそ者。
キースは美人。男に襲われないように顔を汚して、独り暮し。
山で偶然拾った聖獣の卵を持ち帰ると、孵化した。
でも聖獣を知らないキースには、育て方がわからない。教わる人もいない。
手探りしながら育てたので、…

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奪還の代償 ~約束の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

代償シリーズは面白い

電子版には、挿絵がないので、情景を思い描くために何度も表紙を確認しました。
挿絵を堪能したい方は、紙本で読書をお勧めします。
聖獣が孵化してすぐの間の挿絵は、とても可愛らしいので、紙本も揃えるつもりです。

どんなに羨ましくても、他人が大事にするものを奪ってはならない、というお話。

金の聖獣の卵が、騎士の道中襲撃されて盗まれる。
卵は、売買されて、買った貴族が出生届けを出したけど、…

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