六青みつみさんのレビュー一覧

王様と幸福の青い鳥 小説

六青みつみ  花小蒔朔衣 

涙無くては読めません。

健気受けが好きだという訳ではないのですが、またまた六青みつみさんの書かれる健気な主人公に私の涙腺が緩みっ放しになってしまいました。

始めのうちは、イリリア(受)のあまりにも頭の緩い子供子供した様子が話を盛り下げて入り込めなかったのですが、
自分の命を助けてくれた王様の為だけに、自分の存在がただの利用価値がある為の演技による優しさだとしても
一途に自分の命に代えてレグリウス(攻)を守ろうと…

4

寄せては返す波のように 小説

六青みつみ  藤たまき 

最後の2行・・・

ヤラレました。
たった2行で、最後の2行で、評価を迷っていた私の気持ちを一気に「神」にまで、もっていきました!

正直、読んでいる最中、こちらのほうが評価いいみたいだけど、私は前作の「蒼い海に秘めた恋」の方が良かった・・・と思ってました。

物語の途中で主人公に辛いことがあって号泣したりすることは、他作品でもいくつかありましたが、最後の最後、一番最後の2行で一番胸にしみわたる感動を与えら…

6

輪廻の花 ~300年の片恋~ 小説

六青みつみ  みずかねりょう 

ありがたや

題名から期待していた感動をそのままもらえた。
間違いない良作。
ただ、もうちょっと、結ばれたあとのほのぼのなシーンが欲しかった…
続編出てないか探し回っちゃったよ。幸せな受けが見たい知りたい聞きたい。

3

黒曜の災厄は愛を導く 小説

六青みつみ  カゼキショウ 

ラブが少ないからか、攻めが地味なのか?

異世界トリップ物、ファンタジー大好きです。
六青さんの前回読んだ「輪廻の花」が私の萌ツボにドンピシャだったので今作もめちゃめちゃ楽しみにしていました。

設定は面白くてワクワク感があり、ストーリーも二段組みながらあっという間に読み終えてしまいます。

物語のキーポイントとして出てくるクロもめちゃくちゃ可愛くて癒しもあるのですが、レンドルフ(攻)に今ひとつ魅力が感じられないのが残念でした。…

5

楽園の囚われ人 小説

六青みつみ  高座朗 

厚いですけどあっという間です

2006年発行の本編に、書き下ろし後日談「虹」11ページが収録されています。

文庫340ページの厚さにちょっとおののいたのですが、読み始めるとあっという間でした。

そろそろ両思いに…と思った途端、次の試練が訪れるといった展開で、本当に終盤まで油断ができませんでした。

甘い生活までの道のりが長かったので、書き下ろしに大満足でした。

王宮ものや騎士の話が苦手な私も夢中になって読…

3

黒曜の災厄は愛を導く 小説

六青みつみ  カゼキショウ 

良質なファンタジーでもなければ、BLでもない

内容は他のレビューで詳しく書かれているので割愛しますが、とにかくまるまる1冊が前フリのような内容で読んでいてとても疲れました。

恐らく、物語全体に圧倒的に“会話”がない事が要因だと思います。

異世界トリップなので、現地の人と言葉が通じない。
一緒にトリップしたもう一人の主人公の少年は、少し頭が足りないので会話の内容が主人公の脳内で要約される。
唯一意思疎通できるのはトカゲですが、き…

6

蒼い海に秘めた恋 小説

六青みつみ  藤たまき 

まさに「せつない 痛い シリアス」

ちるちるさんのトーンに「せつない 痛い シリアス」
とありましたが、ま・さ・に、その通り!!

ドラマCD既読(聴)で、原作を探し回って、やっと手に入れた本作。
ストーリーはもちろんわかっているはずが、
受様の境遇に涙やら鼻水やら、もう、汁出まくりですよ。

タフタフの結婚式の結婚式の辺りからは
タオルとティッシュスタンバイ状態で、目が溶けるかと思ったわ。
泣きすぎて。

ス…

5

輪廻の花 ~300年の片恋~ 小説

六青みつみ  みずかねりょう 

泣ける輪廻転生もの

発売された当初、表紙絵と設定には惹かれたものの、未読の作家さんと(BLでは読み慣れない)ファンタジーという事で購入を見送った自分を責めたい!
こちらで皆様のレビューを拝読して、漸く購入。
レビューから涙腺が刺激されることは分かっていたはずなのに、我慢できずに電車の中で読んで、涙を堪えるのが本当にもう大変でした。是非、思いっきり泣ける環境で読んでいただきたい(笑)

300年前、酷い言葉で傷…

6

輪廻の花 ~300年の片恋~ 小説

六青みつみ  みずかねりょう 

開始早々号泣なにこれ(笑)

これこれ、これが読みたかったんですよー。
ファンタジーで不憫受書かせたら、六青さんの右に出る者はいないと勝手に思ってるんですが、もう絵に描いたような不憫健気で最高に滾りました。
シンデレラストーリーと水戸黄門展開大好き。
しかも輪廻転生とか大好物。

今回は、前編が前世編。
受が攻にこっぴどい言葉で傷つけられた挙げ句に、そのまま死んじゃうという、開始直後の死ネタに、ふぁっ!?
となり…

15

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かわいそう過ぎてもう…

『美しい彼』しか読めていないので、『かわいそうな彼』のレビューのみになってしまいますが。。

先ほど『美しい彼』のレビューでも書きましたが、どこまで行ってもぶれない平良がもうツボってツボって大変です!
大好き過ぎる清居と付き合うようになった後でも、残念過ぎる平良がむしろ愛しい(笑)
でもそんな平良のことが好きで好きでたまらない自分にムカついて仕方ない清居もある意味ぶれないね(笑)

『…

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