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六青みつみ 葛西リカコ
muccu
代償シリーズ3作目。 護国軍准尉リグと主から愛情を注がれずに育てられた聖獣カイエのお話し。 繭卵の密売によって手に入れたカイエがインペリアルでなかったことに腹を立てた主から虐待をされて育ったカイエ。 いつも怯えて暮らしているカイエが可哀想でいたたまれなかったです。 そんなカイエを助け出したリグと新たな対の絆となりようやく幸せになれると思われましたが、邪魔者はたくさん出てくるものです…
代償シリーズ2作目。 1作目で登場したギルとリュセランのお話しです。 最高位の聖獣でありながら身体が弱いリュセラン。 対の絆であるギルの優しさに守られながらなんとか生活していたリュセランでしたが、自身の出生にまつわる秘密を知ってしまいギルとの信頼が揺らいでしまいます。 リュセランを愛しているのに上手く伝えられない不器用なギル。 そんなギルの振る舞いがかえって疑心につながってしまい…
代償シリーズ1作目。ファンタジー作品です。 人間界を襲撃する魔獣と戦うために、聖獣と協力する騎士。 聖獣が人間界で生きるために選ばれし騎士と聖獣は誓約をかわし一対の絆となります。 兄の策略で選定された繭卵を奪われてしまったヴァルクートでしたが、別の繭卵を見つけ誓約をかわします。 その聖獣キリハが本当に無邪気で可愛いです。 そして聖獣の位や自分の立場に捕らわれず、適正な選択ができる…
六青みつみ みずかねりょう
gamis
ネタバレ
泣くよね、絶対泣く。と買ったはいいが泣きたくない気分だったわたしはしばらく目の届く所にこの本を置いていたのですが。 ようやく泣きたい!という気分になり手に取りました。 はい、もう最初の短編で涙腺はバカになりました。 違う、違うんだよ!責めないであげて!うぅ…カイエーーン!とそらもう周囲に誰もいないことをいいことに声をあげて。 息絶える瞬間なんて歯を食い縛りながら読みました。 まさかのバッ…
六青みつみ カゼキショウ
snowblack
ある日突然、複雑なコンプレックスを抱くハルカの巻き添えで 異界に飛ばされた、高校生アキト。 そこでもまた、ハルカは神子としてかしずかれ、 自分は厄災として迫害されるという運命が待っていた。 唯一自分を庇ってくれる、4人の王候補の一人レンドルフ。 しかし、彼の元も離れなくてはならなくなり、 一人命の危険と隣り合わせの日々を生きる…… この物語の設定の面白いところは、全く言葉…
あーちゃん2016
輪廻の花が大好きで。 どうしてもこちらに載ってるというショートが読みたくて、御用達の古本屋にてようやく入手。 楽しみにしてたのようっっ ちなみに通常の新刊購入程度の金額。手にしたものは厚さ5ミリ程度の冊子・・・ くそう、足元見られてるー でもこのような流通ルートがなければ読むことは能わなかったので、 ぐっと堪える。ぐぬぬ。古本屋に売ってくださった方、ありがとう(涙) で、肝心のお…
六青みつみ 稲荷家房之介
かん衛門
不幸なソラは神来山へ人身御供に出されます。 神来山の主は神獣、白虎の珀焔と黒豹の黛嵐。 ソラは贄として、二人に交互に抱かれることになります。 最初は獣姿の珀焔と黛嵐に抱かれるソラ。 契を交わしてからは、人型にもなれるのですが、獣姦も可能なおいしい設定です。 全体的にエロが多めな作品です。複数も、獣姦も、無理矢理の輪姦もあります。 中でも珀焔と黛嵐以外の半獣・胡狼たち数十頭にソラが輪…
「黒曜の災厄は愛を導く」で、神子として召されて 秋人(アキト)と共に異界に飛ばされた春夏(ハルカ)視点の物語。 前作の裏側というか、分からなかった面が補足されて物語が膨らむ。 後半には、前作の攻めレンドルフ視点の 『黒曜に導かれて愛を見つけた男の話』が収録され 言葉が分からずにアキトには通じていなかった台詞が分かり なるほど、こうだったのね〜と分かる仕組みになっている。 がっ! …
六青みつみ 白砂順
近衛聖騎士のアーガイルは《貴人の塔》に住む男性に、一月に1回、計12回、閨の相手をするように、という不可解な命令を受けます。 侮辱されたと憤慨するアーガイルは、その男性・エリオンを手酷く抱くことで命令が撤回されるだろうと考えますが、その後も塔に呼ばれ続けます。 2回目、3回目と話もせずにアーガイルはエリオンを強引に抱き続けるのですが、エリオンの様子に命令との違和感を覚えます。 少しずつエリオ…
六青みつみ 高座朗
王の寵童だったキリアは、小姓趣味の王から見向きされなくなっても、一心に王を慕っていましたが、戦功を上げた将軍・ファリードに下賜されることになります。 王を慕うキリアはファリードを拒絶しますが、抵抗空しくキリアは抱かれ、ファリードのものにされてしまいます。 傷ついたキリアは自害まで試みて、ファリードに心を開こうとはしません。 ですが、実は、ファリードに下賜されなければキリアには酷い未来しかなか…